キーボードの選び方
分割・エルゴノミクスキーボードの選び方|配置と操作が違う3機種を比較
左右の手の間隔を変えたい、テンキーを残してキーの角度を変えたい、マウスへ手を移す回数を減らしたい。どれを変えたいかで、必要な形は違います。一体型・左右独立型・ポインター内蔵の3機種を、机への置き方と毎日の操作から比べましょう。
置き方と操作で選び分ける
| 商品 | サイズ | キー方式 | 接続 | 掲載する配列 |
|---|---|---|---|---|
| 一体型のまま角度を変え、テンキーも残す | ||||
| テンキーあり/幅456 mm | パンタグラフ | Bluetooth / Unifying | 日本語・左右に角度のある配列 | |
| 左右の間隔と向きを自分で決める | ||||
| 左右分離・75% | メカニカル | Bluetooth / 2.4 GHz / USB-C | ANSI(掲載モデル) | |
| ポインター操作をキーボードへ寄せる | ||||
| コンパクト・日本語69キー | 静音メカニカル | Bluetooth / USB-C有線 | 日本語(PD-ID120B) | |
リサちゃんとピクくんと整理しよう
左右を離したいのか、角度を変えたいのか
普通のキーボードだと手の置き場がしっくりこないの。分割と書いてあれば、左右を好きな位置に置ける?
一体型のまま左右のキーへ角度を付けたものもあるよ。ERGO K860は一つの本体にテンキーとパームレストまで収まる構成。Q11 Ultra 8Kは左右を別々に置けるから、間隔や向きを自分で決めたいときの候補になる。
左右を少し離して、真ん中にメモを置きたい。それなら一体型ではできないね。
その目的なら左右独立型から見よう。Q11 Ultra 8Kは左右間も無線で、Fキー列も残る。ただ、分ける分の場所は必要だよ。左右の本体だけでなく、メモとマウスまで机に置いた形を考えたいね。
逆に数字入力が多くて、位置を動かすつもりがなければ?
テンキーを残すK860を比べられるね。曲面だから誰にでも楽と決めず、幅456mm・奥行233mmの本体と手の支えが自分の机と打ち方に合うかを見よう。
形を変えても、普段の入力は残せる?
左右を分けられることに気を取られていたけど、Q11はキーの並びも違うんだね。
掲載しているQ11 Ultra 8KはANSI配列。K860の掲載機は日本語配列だよ。形だけで決めず、毎日打つ記号や修飾キー、テンキーがどこにあるかを合わせて見たい。
キー割当を変えれば、どちらも同じようにできる?
割当を変えることと、キーの数や物理的な並びは別なんだ。Q11 Ultra 8Kは対応ツールで役割を変更できるけれど、必要なキーをどう押すことになるかは残る。仕事で繰り返す操作をいくつか挙げて、その配列で行う場面を考えよう。
数字入力と記号入力は外せないから、置き方を変えた分だけ操作が増えないかも見ることにする。
手を離す回数を減らしたいなら、別の選択になる
私が気になるのは、入力のたびにマウスへ手を動かすことかもしれない。そこも分割型で解決する?
本体を分けても、ポインターの操作方法まで変わるわけではないよ。HHKB Studioは左右分離ではなく、ポインティングスティックとマウスキーをキーボードに備えた選択肢なんだ。
それなら入力して、少しカーソルを動かして、また入力する作業に使えそう。でもキーの並びは小さいね。
日本語69キーのコンパクト配列なので、普段使うキーの押し方も確認したいね。手元に操作を集めることが目的なら比べられるけれど、左右の間隔を変えることが目的ならQ11とは置き換えにならない。まず変えたい動作を一つ決めよう。
条件に合う候補を選ぶ
必要な条件が決まったら、対応する記事で候補を比較しましょう。
目的別に3機種を詳しく比べる
一体型のまま角度を変え、テンキーも残す
左右の本体を別々に動かす必要はなく、曲面のキー配置と手の支えを使いたい場合。パームレスト込みの占有面積で選びます。
テンキーを残して、左右のキーへ角度を付ける。
数字入力が多く、左右の本体を独立させるより一体型の曲面とパームレストを使いたい人の候補です。日本語配列と3台の端末切替を残せます。左右の間隔を自由に変えることが目的ならQ11 Ultra 8Kと選び分けます。
- サイズ
- テンキーあり/幅456 mm
- 配列
- 日本語・左右に角度のある配列
- キー方式
- パンタグラフ
- 接続
- Bluetooth / Unifying
- 左右に角度を付けたキー配置とパームレスト
- テンキーを備え、3台の端末切替にも対応
確認しておきたい点左右の本体が分離する製品ではありません。幅456 mm・奥行233 mmの設置場所が必要です。受信機はUnifyingで、Boltとは互換性がありません。
左右の間隔と向きを自分で決める
左右を独立して配置したい場合。分けた間に何を置くか、Fキーを使うかまで考えると、机での姿が見えてきます。
Fキーを残し、左右を別々に配置する。
左右の間隔や向きを自分で決めたい人へ。左右間も無線の75%配列なので、一体型ではできない配置を組めます。掲載機はANSI配列で、日本語配列やテンキーを優先する場合とは条件が変わります。
- サイズ
- 左右分離・75%
- 配列
- ANSI(掲載モデル)
- キー方式
- メカニカル
- 接続
- Bluetooth / 2.4 GHz / USB-C
- 左右間の接続ケーブルが不要
- 2.4 GHz・有線は最大8,000 Hz
確認しておきたい点掲載モデルは英語配列の完成品です。左右を離すための卓上スペースを確保してください。8,000 HzはBluetooth接続時には使えません。
ポインター操作をキーボードへ寄せる
左右分離とは別に、マウスへ持ち替える操作を見直す場合。小型配列とポインティングスティックを一緒に使う構成です。
マウスへ持ち替える操作を手元へ集める。
文章入力の途中でポインターを動かす機会が多く、手元へ操作を集めたい人の候補です。左右分離の代わりではなく、ポインティングスティックとマウスキーを使う目的で選びます。
- サイズ
- コンパクト・日本語69キー
- 配列
- 日本語(PD-ID120B)
- キー方式
- 静音メカニカル
- 接続
- Bluetooth / USB-C有線
- キー割当とジェスチャーを設定
- MX互換スイッチの交換に対応
確認しておきたい点本体約830 g(電池を除く)。Type-Sとは構造も用途も違います。独特の配列とポインター操作の相性を確かめたい製品です。
選ぶ前の確認メモ
- 左右を別々に置くこと、キーに角度を付けること、手元でポインターを動かすことのどれが目的か決める
- 必要なテンキー・Fキー・日本語配列が残るかを確認する
- 左右に離す幅とマウスの場所まで含めて、机に置く形を考える
- 姿勢や負担への効果を形の名前だけで決めず、自分の手と作業に合うか確かめる
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