デスクトップPCの選び方
制作向けデスクトップPC10機種を比較|GPU処理・素材再生・写真作業を分ける
同じ4K編集でも、素材を読み込む処理とGPU効果では必要な部品が違います。まず使うソフトと重い工程を決め、GPU処理の大きい構成、動画と汎用編集、写真中心の構成から10候補を比較します。
条件をそろえて候補を比べる
| 商品 | CPU | GPU | メモリー | SSD | 本体の形 |
|---|---|---|---|---|---|
| 動画・汎用GPU処理を比較 | |||||
| Core Ultra 7 265 | GeForce RTX 5060 Ti (16GB) | 32GB | 1TB | タワー | |
| Core Ultra 7 270K Plus | GeForce RTX 5070 Ti | 32GB | 1TB | タワー | |
| Core Ultra 7 265 | RTX 5060 Ti 8GB | 32GB(32GB×1) | 1TB | タワー | |
| Ryzen 7 9800X3D | RTX 5060 Ti 16GB | 32GB(16GB×2) | 1TB | タワー | |
| 大きなGPU処理とメモリーを使う | |||||
| Core Ultra 7 270K Plus | GeForce RTX 5090 | 64GB | 2TB | タワー | |
| Ryzen 9 9950X | GeForce RTX 5080 | 32GB | 1TB | タワー | |
| Core Ultra 7 265K | RTX 5080 16GB | 32GB(16GB×2) | 1TB | タワー | |
| Ryzen 7 9800X3D | RTX 5080 16GB | 64GB(32GB×2) | 4TB | タワー | |
| 写真・軽い効果とCPU作業 | |||||
| Core Ultra 7 270K Plus | RTX 5050 8GB | 32GB(16GB×2) | 1TB | タワー | |
| Radeon対応の工程に絞る | |||||
| Ryzen7 9800X3D | Radeon RX 9070 XT 16G White | 32GB | 1TB | タワー | |
リサちゃんとピクくんと整理しよう
高性能GPUを選ぶ前に、遅い工程を見分ける
プレビューが重いから5090にすれば解決?
まず、素材を再生するだけでも重いのか、色補正やノイズ除去を載せたときに重いのかを分けよう。前者はコーデックのハードウェア支援やCPU、後者はGPUに負荷がかかる場合がある。GPUを交換する理由が違うんだ。
GPU処理が原因だと分かったら?
RTX 5090のDAIVを、大きなGPU処理の候補として先に比較できる。RTX 5080機も含め、使う機能がGPUとソフトの版に対応し、VRAMに素材が収まることを確認する。写真中心なら同じ順にせず、CPUの反応やメモリー、画面へ条件を移そう。
4Kなら32GBでずっと足りる?
おすすめに32GBってあるから固定でいい?
出発点として見る数字だよ。複数アプリ、重い合成、長い素材では64GB以上を検討することもある。今の使用量とソフトの推奨条件を確認し、増設時に既存メモリーを交換するのかも考えて選ぼう。
CPUやGPUの新しさだけでは選べない?
同じ4Kでも重さが変わるの?
コーデック、色深度、フレームレート、ソフトの版でハードウェア支援の条件が変わる。対応しない素材はプロキシを使う方法もあるよ。ゲームのfpsや一般的なCPU点数から、手元の素材の編集速度を断定しないことが大切。
SSDを4TBにすれば安心?
全部本体に置けたら便利そう。
作業用と保管用、バックアップを分けて考えよう。同じ本体に一つだけ保存していると、故障や誤削除への備えにはならない。外付けSSDやNASへ回す予算も残し、素材をつなぐUSB端子の速度も確認したいね。
CADもついでに使っていい?
制作向けならCADも保証されている?
ソフトの必要条件を満たすことと、認証・サポート対象であることは別。仕事で認証が指定されるなら、ワークステーションの記事へ進もう。ゲーム用GPUで動くからという理由だけで業務要件を省かないようにね。
CUDA必須という条件なら何が変わる?
Radeon機にも大きなGPUがあるけれど代わりになる?
使う機能がCUDAを必須にしているなら、Radeonを同じ候補として選べない。まずソフトの対応GPUと版を確かめよう。GPUのゲーム順位が高いことは、この互換条件の代わりにはならない。
NVIDIA Studio認定なら全部の作業が速い?
認定やドライバーの対象と、処理の速さは別に見る。CUDA対応を満たす候補に絞った後、同じ素材と処理の実測を比べ、RAM・保存・端子・保証で購入構成を決めるんだ。
候補ごとの使いどころと注意点
動画・汎用GPU処理を比較
Ultra 7・5060 Ti 16GBのDAIV
32GB・1TBに16GB VRAMを合わせ、写真と動画の両方へ使いたい人向け。最上位GPUへ上げる前に、素材・エフェクトの必要条件と照合したい候補です。
- CPU
- Core Ultra 7 265
- GPU
- GeForce RTX 5060 Ti (16GB)
- メモリー
- 32GB
- SSD
- 1TB
- 本体の形
- タワー
- 掲載構成のOS
- Windows 11 Home
- 保証の確認点
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
確認しておきたい点大規模な合成や長尺高解像度素材では32GB・1TBが足りない場合があります。保存とバックアップは別途計画を。
270K Plus・5070 Ti 16GB
CPUとGPUを両方使う制作向け。5060 TiからGPU側の余裕を検討し、Studio系環境でゲームも兼ねたい場合に比較できます。
- CPU
- Core Ultra 7 270K Plus
- GPU
- GeForce RTX 5070 Ti
- メモリー
- 32GB
- SSD
- 1TB
- 本体の形
- タワー
- 掲載構成のOS
- Windows 11 Home
- 保証の確認点
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
確認しておきたい点Studioという名称だけで全アプリの動作を保証しません。使うソフト・プラグイン・ドライバーの条件を確認。
Dellのオンサイト付き構成
必要な作業が5060 Ti 8GBの範囲で済み、送付修理を減らしたい人向け。選択済みのサービス条件が採用理由です。
- CPU
- Core Ultra 7 265
- GPU
- RTX 5060 Ti 8GB
- メモリー
- 32GB(32GB×1)
- SSD
- 1TB
- 本体の形
- タワー
- 掲載構成のOS
- Windows 11 Home
- 保証の確認点
- 12か月・リモート診断後オンサイト(選択構成)
確認しておきたい点VRAMは8GB、システムメモリーは32GB×1。GPU負荷の重い制作では16GB版候補と比較してください。
9800X3D・5060 Ti 16GB
ゲームを優先しつつ配信素材や動画を編集する入口。制作専用の上位CPUにする前に、使うアプリへ十分か確認する候補です。
- CPU
- Ryzen 7 9800X3D
- GPU
- RTX 5060 Ti 16GB
- メモリー
- 32GB(16GB×2)
- SSD
- 1TB
- 本体の形
- タワー
- 掲載構成のOS
- Windows 11 Home
- 保証の確認点
- 1年・持込修理
確認しておきたい点制作が主目的ならCPU処理や端子を重視した機種も比較。商品番号20965とWi-Fiの有無を確認。
大きなGPU処理とメモリーを使う
5090搭載・64GBのDAIV
GPU処理や大きなデータで上位GPUが必要と分かっている人向け。用途が決まった上で費用をかける候補として掲載しています。
- CPU
- Core Ultra 7 270K Plus
- GPU
- GeForce RTX 5090
- メモリー
- 64GB
- SSD
- 2TB
- 本体の形
- タワー
- 掲載構成のOS
- Windows 11 Home
- 保証の確認点
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
確認しておきたい点通常の写真編集や軽い動画だけには過剰な場合があります。VRAMだけで性能・ソフト互換・認証を判断しないでください。
Ryzen 9 9950X・5080のDAIV
ゲーム用X3Dに限定せず、CPU負荷が重い処理を想定して選ぶ構成。GPUの性能も必要な複合用途へ合わせやすい候補です。
- CPU
- Ryzen 9 9950X
- GPU
- GeForce RTX 5080
- メモリー
- 32GB
- SSD
- 1TB
- 本体の形
- タワー
- 掲載構成のOS
- Windows 11 Home
- 保証の確認点
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
確認しておきたい点最新のX3D2機とは狙いが違います。CPU名だけで動画書き出し時間を決めず、素材と処理方式を揃えてください。
MSIの5080・Z890構成
Windows 11 Proを必要とし、ゲームやGPU処理も使う人向け。国内2年保証と固定構成をセットで比較できます。
- CPU
- Core Ultra 7 265K
- GPU
- RTX 5080 16GB
- メモリー
- 32GB(16GB×2)
- SSD
- 1TB
- 本体の形
- タワー
- 掲載構成のOS
- Windows 11 Pro
- 保証の確認点
- 国内2年
確認しておきたい点USB-C経由の高速ストレージや映像は端子仕様を確認。Thunderboltが使える前提で選ばないでください。
64GB・4TBのOMEN MAX 45L
大きな素材を扱い、ゲームも楽しむ人向け。32GB・1TB機に必要な増設を足した総額と比較すると役割が分かりやすい構成です。
- CPU
- Ryzen 7 9800X3D
- GPU
- RTX 5080 16GB
- メモリー
- 64GB(32GB×2)
- SSD
- 4TB
- 本体の形
- タワー
- 掲載構成のOS
- Windows 11 Pro
- 保証の確認点
- 1年・引き取り修理
確認しておきたい点容量が大きくてもバックアップにはなりません。ゲーム寄りCPUが自分の制作処理に合うか、納期も確認。
写真・軽い効果とCPU作業
ProArt Z890搭載のクリエイターPC
270K Plusと32GB・1TBを軸に、CPU処理や周辺機器接続を重視する候補。標準GPUはRTX 5050 8GBとして比較しています。
- CPU
- Core Ultra 7 270K Plus
- GPU
- RTX 5050 8GB
- メモリー
- 32GB(16GB×2)
- SSD
- 1TB
- 本体の形
- タワー
- 掲載構成のOS
- Windows 11 Home
- 保証の確認点
- 標準1年(延長は有償)
確認しておきたい点選択オプションの5060 Ti 16GBを標準仕様へ含めないこと。重いGPUエフェクトや3Dには上位GPUを検討。
Radeon対応の工程に絞る
9070 XT 16GBのSTORM
使用ソフトや処理がRadeonへ対応している場合の候補。CUDAを必要としない用途なら、GeForceだけに限定せず検討できます。
- CPU
- Ryzen7 9800X3D
- GPU
- Radeon RX 9070 XT 16G White
- メモリー
- 32GB
- SSD
- 1TB
- 本体の形
- タワー
- 掲載構成のOS
- Windows(版は販売構成を確認)
- 保証の確認点
- 期間・修理方式を購入時に確認
確認しておきたい点CUDA専用機能やNVIDIA指定プラグインを使う人には向きません。購入前にアプリの対応を確認すること。
選ぶ前の確認メモ
- 同じ4K編集でも、素材を読み込む処理とGPU効果では必要な部品が違います。まず使うソフトと重い工程を決め、GPU処理の大きい構成、動画と汎用編集、写真中心の構成から10候補を比較します。
- 気になる候補を比較へ追加し、同じ構成・OS・保証で新品の総額を確認しましょう。画面や入力機器が別売なら、その予算も残して選んでください。
- 購入先では型番・構成・付属品・国内保証をそろえ、Amazon・楽天・Yahooの検索結果を照合する。
参考資料
- ※1DAIV:DAIV KM-I7G6T(NVIDIA Studio 認定PC)の購入構成 ↗
- ※2DAIV:DAIV FX-I7G7T(NVIDIA Studio 認定PC)の購入構成 ↗
- ※3DAIV:DAIV FM-A9G80 [FMA9G80B8AFDW102DEC]の購入構成 ↗
- ※4TSUKUMO:クリエイターPC WA7J-E261/ZBの国内構成 ↗
- ※5TSUKUMO:保証・送料・返品条件 ↗
- ※6MSI:MPG Infinite X3 AI 2NVV7-039JPの国内構成 ↗
- ※7Dell:Dell タワー Plus EBT2250(sebt225012301monojp)の国内構成 ↗
- ※8HP:OMEN MAX 45L GT23 プリエミネント(9800X3D/64GB/4TB)の国内構成 ↗
- ※9ドスパラ:GALLERIA FDR7M-R56T16G-B(20965)の国内構成 ↗
- ※10storm:STORM FK-PSK98X3DB97XTの購入構成 ↗
- ※11DAIV:DAIV FX-I7G90(NVIDIA Studio 認定PC)の購入構成 ↗
- ※12Adobe Premiere:素材別の動作環境 ↗
- ※13SOLIDWORKS:本体・OS・GPU・ドライバー別の認証一覧 ↗
- ※14マウスコンピューター:標準保証と延長保証の条件 ↗
- ※15TSUKUMO:保証・送料・返品の案内 ↗
- ※16Puget Systems:写真・動画・CPU処理の工程別実測 ↗
リサちゃん
ピクくん
ピクくん
リサちゃん