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スイッチングハブの選び方

PoEハブの選び方|カメラとアクセスポイントに必要な電力を数える

LANケーブル一本で通信と給電をまとめるPoE。対応の有無だけでなく、機器一台あたりの規格、ポート数、ハブ全体の給電枠を合わせましょう。

リサちゃんとピクくんと整理しよう

PoE対応と書いてあれば給電できる?

リサちゃん

どちらの機器にもPoEと書いてあるよ。

ピクくん

送る側のPSEと受ける側のPDを確認しよう。PoE受電で本体が動くハブと、カメラへ給電するハブは役割が違う。中継給電する製品も、受電条件で送れる量が変わるよ。

af・at・btは何が違う?

リサちゃん

PoE+なら普通のPoEより余裕があるのかな。

ピクくん

IEEE 802.3af、at、btで対応する電力が変わる。atの給電側最大30Wと機器へ届く電力は同じではないので、受電機器が指定する規格を合わせよう。btも60W・90Wなど製品で条件が違うよ。

30Wの口が八つなら240W?

リサちゃん

八台なら全部に30W送れると思っていた。

ピクくん

一口の上限と本体全体の給電枠は別。GS108PPなら全体123W。例えば複数の機器が同時に動く最大消費と余裕を足し、給電枠に収まるか確認する必要がある。

高出力の一台をつなぐと他は?

リサちゃん

60W対応ポートがあると便利そう。

ピクくん

TL-SG1006PPはPoE++が最大60Wでも、本体全体は64W。その一台が大きく電力を使うと、ほかのPoE+用の余裕が小さくなる。何台つなぐかと一緒に選ぼう。

遠くのカメラもそのまま?

リサちゃん

延長モードで遠くまで届く機種を選びたい。

ピクくん

長距離モードは通信速度などの条件が変わる場合がある。通常のLAN配線上限と混ぜず、必要な映像通信量、ケーブル、屋外配線の施工条件を確認してね。Passive PoEもIEEEのPoEと無条件には互換ではないよ。

普通のPCもPoEポートにつなげる?

リサちゃん

PoEではないPCを混ぜてもよい?

ピクくん

IEEE準拠の製品は給電する相手を確認して動作するけれど、機器説明書の対応に従おう。そもそも給電機器が一台もないなら、非PoEハブで十分。必要のない電力容量に予算を使わなくていいんだ。

使い方が決まったら、候補を選ぼう

気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。

今回出てきた商品

本文の違いを説明するための実例です。掲載順はおすすめ順位ではありません。

GS108PP-100AJS

NETGEAR · 給電機器を増やす

GS108PP-100AJS

GS108PPは8口のPoE+と合計123Wの給電枠を持つモデル。小規模なAP・カメラの台数を増やす場合の比較例です。

選ぶ前の確認メモ

  • 端末とルーターへの接続を合わせて必要ポート数を数える。
  • 機器両端・途中の配線・スイッチの通信速度をそろえる。
  • PoEと管理機能は必要な機器・設定がある場合に選ぶ。

参考資料

  1. ※1TP-Link TL-SG1005P:製品情報・対象型番の仕様 ↗
  2. ※2NETGEAR GS108PP-100AJS:製品情報・対象型番の仕様 ↗
  3. ※3TP-Link TL-SG1006PP:製品情報・対象型番の仕様 ↗