CPUの選び方
グラボなしで組むCPU10機種を比較|軽いゲーム・事務・既存PC更新を分ける
内蔵GPUでゲームも遊ぶのか、画面表示とCPU処理ができればよいのかを先に分けます。AM4からAM5への移行費も異なるため、異なる目的を一つの総合順位にはせず、10候補を役割別に比較します。
条件をそろえて候補を比べる
| 商品 | ソケット | コア / スレッド | 対応メモリー | 内蔵GPU | 電力の公称条件 |
|---|---|---|---|---|---|
| 内蔵GPUで軽い3Dゲームも遊ぶ | |||||
| AM5 | 8コア / 16スレッド | DDR5 | AMD Radeon 780M | TDP 65W | |
| AM5 | 6コア / 12スレッド | DDR5 | AMD Radeon 760M | TDP 65W | |
| AM5で表示・事務処理を行う | |||||
| AM5 | 6コア / 12スレッド | DDR5 | AMD Radeon 740M | TDP 65W | |
| AM5 | 6コア / 12スレッド | DDR5 | AMD Radeon Graphics | TDP 65W | |
| AM5 | 8コア / 16スレッド | DDR5 | AMD Radeon Graphics | TDP 65W | |
| AM5 | 6コア / 12スレッド | DDR5 | AMD Radeon Graphics | TDP 65W | |
| LGA1851で表示・CPU処理を行う | |||||
| LGA 1851 | 10コア / 10スレッド | Up to DDR5 6400 MT/s | Intel Graphics | 基準電力と最大ターボ電力を別確認 | |
| LGA 1851 | 20コア / 20スレッド | Up to DDR5 6400 MT/s | Intel Graphics | 基準電力と最大ターボ電力を別確認 | |
| LGA 1851 | 18コア / 18スレッド | Up To DDR5 7200 MT/s | Intel Graphics | PBP 125W / MTP 159W | |
| 既存AM4をグラボなしで更新 | |||||
| AM4 | 6コア / 12スレッド | DDR4 | Radeon Graphics | TDP 65W | |
リサちゃんとピクくんと整理しよう
内蔵GPU付き同士なら、ゲームも似たようなもの?
9600と8700G、番号は9600のほうが大きいね。
番号だけでは比べられない。8700GはRadeon 780M、8600Gは760Mを搭載する一方、通常のRyzenにある小規模GPUは表示やトラブル切り分けにも使う構成。CPU側の新しさと内蔵GPUの規模を分けて見よう。
CPUにGPUがあれば、モニターは何枚でもつなげる?
マザーボードにHDMIが一つあるよ。
実際に使える端子、解像度、リフレッシュレート、同時出力数をボード側でも確認してね。CPUが対応する理論上の出力と、ボードに実装された端子は同じではない。
グラボなしならメモリーは少なくていい?
節約できるところを探したい。
内蔵GPUはメインメモリーを共有するため、容量だけでなく対応する2枚構成や速度も影響する。CPUとボードが対応するキットを使い、同じゲーム・同じ設定の測定を参考にしよう。増やせば必ず高速になるという意味ではないよ。
Ryzen AI 400という新しいデスクトップCPUもあるよ。
8700Gの代わりに買えばいいのかな。
450Gなどの公式仕様は出ているけれど、完成品向けと単体販売の入手・保証条件を分けて確認する必要がある。新しいシリーズ名だけで、単体BOXとして買えると決めないでね。今回の買い物でも型番と販売形態を照合しよう。
軽いゲームも遊ぶなら、どの2機種から?
10候補のうち、ゲーム用の出発点を知りたい。
グラボなしで3Dゲームを試すなら、まず8700Gと8600G。公開の同条件iGPU試験では8700Gが前に出る。ただし低画質の結果を高画質や新しいゲームへ持ち込まず、二枚メモリーと解像度を合わせて確認しよう。
事務用には上の2機種が必須?
必須ではないよ。事務はCPUの処理と必要な画面出力が優先。9600や225も候補になる。画面の端子数・解像度・Hzをマザーボード側まで確認し、軽いゲームの優劣とは分けて決めよう。
候補ごとの使いどころと注意点
内蔵GPUで軽い3Dゲームも遊ぶ
画質とメモリー構成をそろえ、8700Gと8600Gを先に比較。
Radeon 780Mと8コアをまとめる。
グラボなしでもゲームを試し、CPU側の同時作業にも余裕を持たせたい人の候補。AM5・DDR5で構成を作る前提です。
- ソケット
- AM5
- コア / スレッド
- 8コア / 16スレッド
- 対応メモリー
- DDR5
- 内蔵GPU
- AMD Radeon 780M
- 電力の公称条件
- TDP 65W
確認しておきたい点重い3Dゲームの高画質を保証しません。将来のGPU増設ではPCIe構成を通常Ryzenと比較してください。
Radeon 760Mで必要なゲームを絞る。
6コアと内蔵GPUで、軽いゲームと日常作業を両立したい人へ。8700Gとの差額と遊ぶタイトルの要求を比べて選びます。
- ソケット
- AM5
- コア / スレッド
- 6コア / 12スレッド
- 対応メモリー
- DDR5
- 内蔵GPU
- AMD Radeon 760M
- 電力の公称条件
- TDP 65W
確認しておきたい点8700Gと同じGPU規模ではありません。ゲーム設定やメモリー条件の違うfpsは比較しないでください。
AM5で表示・事務処理を行う
8500Gの小規模GPUと通常Ryzenの表示用途を区別。
8500G固有の構成を理解して選ぶ。
内蔵GPUを持つAM5機として、主に日常作業を行う人の比較候補。上位G系ほどのGPU性能を必要としない場合に販売条件で選びます。
- ソケット
- AM5
- コア / スレッド
- 6コア / 12スレッド
- 対応メモリー
- DDR5
- 内蔵GPU
- AMD Radeon 740M
- 電力の公称条件
- TDP 65W
確認しておきたい点8600GとCPU/PCIe構成まで同じではありません。将来の拡張を重視する場合は公式仕様を照合してください。
表示とCPU処理を分けて選ぶ。
ゲーム用GPUを必要としない事務用途で、6コアのCPU性能とAM5を選ぶ候補。表示機能があれば足りる人に向きます。
- ソケット
- AM5
- コア / スレッド
- 6コア / 12スレッド
- 対応メモリー
- DDR5
- 内蔵GPU
- AMD Radeon Graphics
- 電力の公称条件
- TDP 65W
確認しておきたい点8700Gのような内蔵GPUゲーム目的とは別。必要な映像端子はボード側でも確認してください。
グラボを省いて8コアを使う。
複数作業を行い、ゲーム用GPUは不要な人の候補。CPU側を強化する理由と、画面表示だけでよい条件がそろう場合に。
- ソケット
- AM5
- コア / スレッド
- 8コア / 16スレッド
- 対応メモリー
- DDR5
- 内蔵GPU
- AMD Radeon Graphics
- 電力の公称条件
- TDP 65W
確認しておきたい点GPU負荷の高いアプリ向けの性能保証ではありません。メモリー容量不足はCPUだけでは解決しません。
表示付きの6コア旧世代候補。
AM5を使い、内蔵GPUは画面表示でよい人が9600系との販売価格差を比較する型番です。
- ソケット
- AM5
- コア / スレッド
- 6コア / 12スレッド
- 対応メモリー
- DDR5
- 内蔵GPU
- AMD Radeon Graphics
- 電力の公称条件
- TDP 65W
確認しておきたい点新型より常に割安とは限りません。内蔵GPUで重いゲームをするための候補ではありません。
LGA1851で表示・CPU処理を行う
F/KFではない内蔵GPU付き型番を選ぶ。
Fなし型番を選んで画面表示。
内蔵GPUのある225を選び、事務・ブラウザー中心のPCを組む人へ。CPUだけでなくB860等の端子と構成費で比較します。
- ソケット
- LGA 1851
- コア / スレッド
- 10コア / 10スレッド
- 対応メモリー
- Up to DDR5 6400 MT/s
- 内蔵GPU
- Intel Graphics
- 電力の公称条件
- 基準電力と最大ターボ電力を別確認
確認しておきたい点225Fは内蔵GPU条件が違います。似た商品名の販売ページを購入前に確認してください。
無印265と内蔵GPUを選ぶ。
複数アプリやメディア機能を使い、グラボを追加せずにCPU側の処理を重視したい人へ。K型番とは電力条件も分けて比較します。
- ソケット
- LGA 1851
- コア / スレッド
- 20コア / 20スレッド
- 対応メモリー
- Up to DDR5 6400 MT/s
- 内蔵GPU
- Intel Graphics
- 電力の公称条件
- 基準電力と最大ターボ電力を別確認
確認しておきたい点265F/265Kとは別の型番。最大ターボ電力を含めた冷却とボードの対応を確認してください。
内蔵GPUを残す現行Plus。
内蔵GPUで使い始め、後から制作やGPU追加へ広げる場合の候補。KとKFを区別して、メディア機能も残したい人に。
- ソケット
- LGA 1851
- コア / スレッド
- 18コア / 18スレッド
- 対応メモリー
- Up To DDR5 7200 MT/s
- 内蔵GPU
- Intel Graphics
- 電力の公称条件
- PBP 125W / MTP 159W
確認しておきたい点事務作業だけなら過剰な構成になる場合があります。クーラーなどを含めた総額を確認してください。
既存AM4をグラボなしで更新
ボードのCPU対応表とBIOSが前提。
土台を残す目的がある人向け。
既存AM4ボードが対応し、グラボなしの事務PCを新品CPUで更新したい場合の候補。土台一式の費用を増やさない選択肢です。
- ソケット
- AM4
- コア / スレッド
- 6コア / 12スレッド
- 対応メモリー
- DDR4
- 内蔵GPU
- Radeon Graphics
- 電力の公称条件
- TDP 65W
確認しておきたい点AM5には装着できません。CPU対応表とBIOSを確認し、新規構成ならAM5一式とも総額を比較してください。
選ぶ前の確認メモ
- 内蔵GPUでゲームも遊ぶのか、画面表示とCPU処理ができればよいのかを先に分けます。AM4からAM5への移行費も異なるため、異なる目的を一つの総合順位にはせず、10候補を役割別に比較します。
- 内蔵GPUで軽いゲームも狙うなら8700Gか8600G。事務中心なら9600や225などを必要なボード端子と合わせて比較。将来グラボを足すならG系のPCIe構成も確認し、AM4更新なら5600GTの適合を先に確かめましょう。
- 購入先では型番・構成・付属品・国内保証をそろえ、Amazon・楽天・Yahooの検索結果を照合する。
参考資料
- ※1AMD Ryzen 7 8700G 公式製品ページ ↗
- ※2AMD Ryzen 5 8600G 公式製品ページ ↗
- ※3AMD Ryzen 5 8500G 公式製品ページ ↗
- ※4AMD Ryzen 5 9600 公式製品ページ ↗
- ※5インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225(20M キャッシュ、最大 4.90GHz) 仕様 ↗
- ※6AMD Ryzen 7 9700X 公式製品ページ ↗
- ※7インテル Core Ultra 7 プロセッサー 265(30M キャッシュ、最大 5.30GHz) 仕様 ↗
- ※8Intel Core Ultra 5 250K Plus 仕様 ↗
- ※9AMD Ryzen 5 7600 公式製品ページ ↗
- ※10AMD Ryzen 5 5600GT 公式製品ページ ↗
- ※11AMD:現行デスクトップRyzenと測定条件 ↗
- ※12Intel:Core Ultra 200S系のコア・電力・ソケット ↗
- ※13Intel:200S Plusの発売・800系互換性 ↗
- ※14AMD:9950X3D2 Dual Edition発売と対象処理 ↗
- ※15AMD:2026年発売Ryzen 7 7700X3D ↗
- ※16PC Gamer:270K Plus実測と同一GPU条件 ↗
- ※17Puget Systems:制作ソフト別200S Plus比較・測定環境 ↗
- ※18AMD:Ryzen AI 7 450Gの公式仕様 ↗
- ※19Tom’s Hardware:同条件のゲーム・CPU並列処理テスト(2026年版) ↗
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