いい買い物に、根拠を。

CPUの選び方

CPUの選び方|ゲーム・制作・グラボなし、PC全体の予算から決める

CPUだけを最上位にしても、使うゲームやソフト、グラフィックボードとの組み合わせ次第で良さを使い切れません。新しく一台組むのか、今のPCを更新するのかを決め、用途から必要な土台と性能を絞りましょう。

リサちゃんとピクくんと整理しよう

とりあえずRyzen 9やCore Ultra 9なら安心?

リサちゃん

数字が大きいものを選べば、長く使えるかな。

ピクくん

最初に、待たされている処理を考えよう。ゲームの高fps、動画の書き出し、ブラウザーと事務作業では重視する部分が違う。コア数が多くても、ゲームだけなら使い切らないことがあるよ。

リサちゃん

何から決めるといい?

ピクくん

ゲームならGPUと解像度、制作なら使うソフトと素材、事務ならグラボを載せる必要があるか。この三つの入口から選ぶと、CPU以外の予算を残しやすいね。

CPUを下げてグラボを上げるのはあり?

リサちゃん

4Kで遊ぶ構成を考えているんだ。

ピクくん

ありだよ。GPU側の負荷が大きい条件では、CPUだけ上げてもfpsが伸びにくいことがある。反対に低解像度で高いfpsを狙うとCPU差が出やすい。レビューを見るときもGPUと画質設定を合わせたいね。

同じ予算なら、CPUの値段だけで比べていい?

リサちゃん

マザーボードは今のものを使いたいな。

ピクくん

新規構成と交換では話が違う。AM5はDDR5、AM4はDDR4。Intel Core Ultra 200S系はLGA1851と800系が土台で、LGA1700へ差し込めない。CPU・ボード・メモリー・冷却の合計で考えよう。

内蔵GPUがあればゲーム用グラボはいらない?

リサちゃん

画面が映るなら、全部できそうだけど。

ピクくん

表示用の小規模なGPUと、8700GのRadeon 780Mのように内蔵GPUでの操作を重視した構成は違う。軽いゲームか、画質を下げてよいかを考え、遊びたいタイトルの実測を見たいね。重い3Dゲームまで一律に快適とは言えないよ。

同じCPUなのにBOXとバルクがあるのは?

リサちゃん

安い方にしても性能は同じなのかな。

ピクくん

同じCPU型番なら別の性能順位にはしないよ。ただしクーラーの付属、販売店保証、メーカーへの保証受付は販売形態で変わる。新品の型番と付属品、問い合わせ先まで照合して買おう。

性能を選ぶ段階と、予算を合わせる段階

リサちゃん

上位CPUは高いから、最初から下の順位を見ればいい?

ピクくん

最初は、遊ぶゲームのfpsか、制作で待つ処理時間かを決めよう。ゲーム用とCPU並列処理のランキングは別の問いに答える。必要性能を満たす帯が分かったら、その中でボード・メモリー・クーラーを含めた総額を比べる。

リサちゃん

予算に収まらないときは?

ピクくん

目標の画質や待ち時間、使える既存部品のどれを調整するか決める。同じ速さだと思って安い機種を選ぶのではなく、受け入れる性能差を理解して選ぶと、GPUや画面に回す金額にも理由が付く。

サーバーや業務用も、制作CPUの上位を選べばよい?

リサちゃん

同時に多くの処理を走らせるなら、制作ランキングの1位で足りる?

ピクくん

必要なソフトの認定、大容量メモリーの方式、拡張カード数、止められる時間を先に整理しよう。一般向けCPUで足りる作業もあるけれど、ECCやRDIMM、複数CPU、専用管理が指定されるシステムを同じランキングでは選べない。

リサちゃん

CPU単体から選ばない場合は、どこへ進む?

ピクくん

CADや設計はワークステーションの認証と保守の解説へ。サーバーはCPUメーカーの対応システム一覧と導入先に、必要ソフト、利用人数、メモリー量、冗長化と保守条件を伝えて構成を確認する。EPYCという名前のCPUを買えば一般AM5ボードへ付く、という判断はしないことだね。

使い方が決まったら、候補を選ぼう

気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。

今回出てきた商品

本文の違いを説明するための実例です。掲載順はおすすめ順位ではありません。

AMD · 本文で比較した構成例

AMD Ryzen 5 5600GT

対応する土台と用途を確かめるための実例です。必要な性能が決まったら用途別の候補で比較してください。

AMD · 本文で比較した構成例

AMD Ryzen 5 9600

対応する土台と用途を確かめるための実例です。必要な性能が決まったら用途別の候補で比較してください。

Intel · 本文で比較した構成例

Intel Core Ultra 5 250K Plus

対応する土台と用途を確かめるための実例です。必要な性能が決まったら用途別の候補で比較してください。

選ぶ前の確認メモ

  • CPUの型番・ソケット・必要BIOSを照合する。
  • メモリー・電源・冷却を含む構成全体の費用を比べる。
  • BOX/トレイ、クーラー付属、国内保証の販売条件を確認する。

参考資料

  1. ※1AMD Ryzen 5 5600GT 公式製品ページ ↗
  2. ※2AMD Ryzen 5 9600 公式製品ページ ↗
  3. ※3Intel Core Ultra 5 250K Plus 仕様 ↗
  4. ※4AMD:現行デスクトップRyzenと測定条件 ↗
  5. ※5Intel:Core Ultra 200S系のコア・電力・ソケット ↗
  6. ※6Intel:200S Plusの発売・800系互換性 ↗
  7. ※7AMD:9950X3D2 Dual Edition発売と対象処理 ↗
  8. ※8AMD:2026年発売Ryzen 7 7700X3D ↗
  9. ※9PC Gamer:270K Plus実測と同一GPU条件 ↗
  10. ※10Puget Systems:制作ソフト別200S Plus比較・測定環境 ↗
  11. ※11AMD:Ryzen AI 7 450Gの公式仕様 ↗
  12. ※12AMD Ryzen 7 9850X3D 公式製品ページ ↗
  13. ※13AMD Ryzen 7 8700G 公式製品ページ ↗
  14. ※14AMD:EPYCのサーバープラットフォームと導入先 ↗