CPU / 制作・動画編集
制作向けCPUおすすめ10選|並列処理の性能順と、写真・動画で変わる選び方
CPUレンダリングや圧縮など、複数コアを使う処理を主軸に10候補を並べます。写真の操作、動画素材の再生、GPUによる書き出しではボトルネックが変わるため、ソフト別の選び方も分けて確認しましょう。
ランキング早見表
順位の対象はCPUで行う並列処理。写真・動画制作のすべてを一つの速さとは扱いません。メモリー不足やGPU処理が主因なら、CPUだけの上位化では解決しません。
| 順位 | 商品 | こんな人に | ソケット | コア / スレッド | 対応メモリー | 内蔵GPU | 電力の公称条件 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | AMD | キャッシュを使う重い制作・開発 | AM5 | 16コア / 32スレッド | DDR5 | AMD Radeon Graphics | TDP 200W |
| 2 | AMD | 制作とゲームを一台で兼用 | AM5 | 16コア / 32スレッド | DDR5 | AMD Radeon Graphics | TDP 170W |
| 3 | AMD | CPUレンダリングや並列処理 | AM5 | 16コア / 32スレッド | DDR5 | AMD Radeon Graphics | TDP 170W |
| 4 | Intel | 動画編集と複数作業を重視 | LGA 1851 | 24コア / 24スレッド | Up To DDR5 7200 MT/s | Intel Graphics | PBP 125W / MTP 250W |
| 5 | Intel | 既存LGA1851や販売条件が合う | LGA 1851 | 24コア / 24スレッド | Up to DDR5 6400 MT/s | Intel Graphics | PBP 125W / MTP 250W |
| 6 | AMD | ゲームとの兼用を12コアで | AM5 | 12コア / 24スレッド | DDR5 | AMD Radeon Graphics | TDP 120W |
| 7 | AMD | 12コアで構成全体を整える | AM5 | 12コア / 24スレッド | DDR5 | AMD Radeon Graphics | TDP 120W |
| 8 | Intel | 編集を始める構成を組む | LGA 1851 | 18コア / 18スレッド | Up To DDR5 7200 MT/s | Intel Graphics | PBP 125W / MTP 159W |
| 9 | AMD | 写真・短い編集・日常兼用 | AM5 | 8コア / 16スレッド | DDR5 | AMD Radeon Graphics | TDP 65W |
| 10 | AMD | 小規模制作から始める | AM5 | 6コア / 12スレッド | DDR5 | AMD Radeon Graphics | TDP 65W |
商品名は固定表示。各仕様を同じ列で見比べられます。商品名を押すと紹介欄へ移動します。
この中から、自分ならどれを選ぶ?
いつもの使い方を思い浮かべながら、必要な機能を絞ってみましょう。
制作向けの1位なら動画編集も一番速い?
CPUの順位が上なら、どの編集ソフトでも速いと思っていた。
この順位はCPU並列処理の比較だよ。動画編集には圧縮された素材を読み解くデコード、画面を加工するエフェクト、最後に圧縮する書き出しがある。どこをCPU・内蔵GPU・専用GPUが受け持つかで順位が変わる。
ソフト別にはどう選び直す?
Pugetの試験では270K PlusがLightroomや複数の動画工程で強く、BlenderのCPUレンダリングでは9950X3Dが前に出る。ゲームのfps、単一のレンダリング得点、写真の操作感を混ぜず、同じソフト・素材・処理方式の結果を読むと選びやすい。
グラボを付けるならCPUの内蔵GPUは不要?
F付きが安ければそちらでいいかな。
編集ソフトと素材によって内蔵GPUのメディア機能を利用できることがある。IntelでもF/KFはその条件が変わるので、ゲーム用と同じ感覚で省かないほうがいい。コーデックとソフトの対応を確認してね。
9950X3D2のキャッシュが大きいなら制作も一択?
新しい最上位が気になるな。
キャッシュが効く処理では候補になるけれど、すべての制作作業へ同じ効果は出ない。9950Xとの総額差をGPUやメモリーへ使うほうが良い場合もある。メーカー公表の試験と、あなたのソフトの処理を分けて考えよう。
気になった一台を、もう少し詳しく
選定理由と気になる点を確認し、候補を比較に追加してみてください。
両方のチップレットに3D V-Cache。
公開のCPU並列処理集計で先頭に来る16コア候補。キャッシュを使う処理も含めてCPU性能を優先する人向けです。200W TDPの冷却条件は、通常の9950Xと同じ感覚で省略できません。
- ソケット
- AM5
- コア / スレッド
- 16コア / 32スレッド
- 対応メモリー
- DDR5
- 内蔵GPU
- AMD Radeon Graphics
- 電力の公称条件
- TDP 200W
確認しておきたい点TDP 200Wで冷却費も増えます。メーカーの向上率を全ソフトへ当てはめず、9950Xとの費用差を確認してください。
16コアにゲーム用の選択理由も。
CPU並列処理とゲームを兼ねる上位候補。制作だけなら無条件に通常9950Xより得とはせず、使う処理でキャッシュの効果を確認します。
- ソケット
- AM5
- コア / スレッド
- 16コア / 32スレッド
- 対応メモリー
- DDR5
- 内蔵GPU
- AMD Radeon Graphics
- 電力の公称条件
- TDP 170W
確認しておきたい点後継のX3D2を確認済み。CPUレンダリングだけなら通常9950Xも必ず比較してください。
16コア32スレッドを処理に使う。
16コアを使うレンダリングや圧縮を重視する候補。X3D系との集計差が小さく、個別処理では逆転もあるため、ゲームをしない人は実際のソフトと冷却を合わせて比較できます。
- ソケット
- AM5
- コア / スレッド
- 16コア / 32スレッド
- 対応メモリー
- DDR5
- 内蔵GPU
- AMD Radeon Graphics
- 電力の公称条件
- TDP 170W
確認しておきたい点GPUレンダリングやGPUエフェクトが中心ならCPUだけを上げても解決しない場合があります。
現行24コアPlusを制作の入口に。
並列処理の上位帯に入る24コア候補。Pugetの写真・動画テストでは首位になる工程もあり、CPU並列処理の総合順より上に選ぶ合理的な場面があります。
- ソケット
- LGA 1851
- コア / スレッド
- 24コア / 24スレッド
- 対応メモリー
- Up To DDR5 7200 MT/s
- 内蔵GPU
- Intel Graphics
- 電力の公称条件
- PBP 125W / MTP 250W
確認しておきたい点すべてのコーデックやソフトで同じ順位ではありません。最大ターボ電力と長時間負荷に合う冷却を確保してください。
Ultra 9という名前だけで選ばない。
同じ24コアでも270K Plusとはメモリー条件や処理性能が異なります。製品名の9という数字で上位にせず、使う処理と購入するLGA1851構成で比較します。
- ソケット
- LGA 1851
- コア / スレッド
- 24コア / 24スレッド
- 対応メモリー
- Up to DDR5 6400 MT/s
- 内蔵GPU
- Intel Graphics
- 電力の公称条件
- PBP 125W / MTP 250W
確認しておきたい点新型270K Plusより常に高速とは限りません。グレード名や発売時定価を根拠に順位を決めないでください。
仕事後のゲームも含めて選ぶ。
12コアの並列処理とゲーム用キャッシュを使う候補。通常9900Xと集計が近いため、ゲームを兼ねるか、対象処理でキャッシュを使うかを判断材料にします。
- ソケット
- AM5
- コア / スレッド
- 12コア / 24スレッド
- 対応メモリー
- DDR5
- 内蔵GPU
- AMD Radeon Graphics
- 電力の公称条件
- TDP 120W
確認しておきたい点制作だけのためにX3Dを選ぶ理由はソフト次第。キャッシュ量だけで編集速度を保証しません。
CPU以外の制作パーツにも予算を。
並列処理を行う12コア候補。16コアより作業完了を待つ時間は長くなり得ますが、GPU主体の編集でCPU側を使い切らないなら用途に合う構成になります。
- ソケット
- AM5
- コア / スレッド
- 12コア / 24スレッド
- 対応メモリー
- DDR5
- 内蔵GPU
- AMD Radeon Graphics
- 電力の公称条件
- TDP 120W
確認しておきたい点長いCPUレンダリングを頻繁に行うなら16コア機の時間短縮と総額を比較してください。
6P+12Eと内蔵GPUを活用。
18コア構成の並列処理に加え、対応するメディア処理を使う候補。動画の素材・ソフトによってはこのCPU集計順より優先度が上がるので、Core Ultra 5という名前だけで軽作業専用にしません。
- ソケット
- LGA 1851
- コア / スレッド
- 18コア / 18スレッド
- 対応メモリー
- Up To DDR5 7200 MT/s
- 内蔵GPU
- Intel Graphics
- 電力の公称条件
- PBP 125W / MTP 159W
確認しておきたい点ソフト対応と素材条件を確認。安価であるとは固定せず、購入時の土台込み総額で比べてください。
8コアから必要な処理量を見積もる。
8コアの標準65W条件で使う候補。写真の操作や軽い編集と、全コアを使う長時間処理を分け、必要ならメモリーやGPU側へ予算を配分します。
- ソケット
- AM5
- コア / スレッド
- 8コア / 16スレッド
- 対応メモリー
- DDR5
- 内蔵GPU
- AMD Radeon Graphics
- 電力の公称条件
- TDP 65W
確認しておきたい点大規模なCPUレンダリングや長時間の多重処理には12/16コアも比較してください。
6コアと他パーツの釣り合いを。
短い動画や写真の軽い作業を行う6コア候補。CPU並列処理の速さを最優先する人には上位群を先に勧め、短い待ち時間を許容できる構成で比較します。
- ソケット
- AM5
- コア / スレッド
- 6コア / 12スレッド
- 対応メモリー
- DDR5
- 内蔵GPU
- AMD Radeon Graphics
- 電力の公称条件
- TDP 65W
確認しておきたい点重い編集が毎日の主目的なら上位コア構成へ。安いCPUを選んだ分だけ全処理が快適になるという意味ではありません。
迷ったら、何を優先するかで選ぼう
CPU処理を長く回すなら上位Ryzen 9を先に比較。Premiere・Resolveの素材処理やLightroomでは270K Plusも有力です。今の作業の待ち時間がCPU・GPU・メモリー・保存のどこにあるかで、この順位から選び直してください。
参考資料
- ※1Intel Core Ultra 7 270K Plus 仕様 ↗
- ※2AMD Ryzen 9 9950X 公式製品ページ ↗
- ※3AMD Ryzen 9 9950X3D2 Dual Edition 公式製品ページ ↗
- ※4AMD Ryzen 9 9950X3D 公式製品ページ ↗
- ※5AMD Ryzen 9 9900X 公式製品ページ ↗
- ※6Intel Core Ultra 5 250K Plus 仕様 ↗
- ※7インテル Core Ultra 9 プロセッサー 285K(36M キャッシュ、最大 5.70GHz) 仕様 ↗
- ※8AMD Ryzen 7 9700X 公式製品ページ ↗
- ※9AMD Ryzen 9 9900X3D 公式製品ページ ↗
- ※10AMD Ryzen 5 9600X 公式製品ページ ↗
- ※11AMD:現行デスクトップRyzenと測定条件 ↗
- ※12Intel:Core Ultra 200S系のコア・電力・ソケット ↗
- ※13Intel:200S Plusの発売・800系互換性 ↗
- ※14AMD:9950X3D2 Dual Edition発売と対象処理 ↗
- ※15AMD:2026年発売Ryzen 7 7700X3D ↗
- ※16PC Gamer:270K Plus実測と同一GPU条件 ↗
- ※17Puget Systems:制作ソフト別200S Plus比較・測定環境 ↗
- ※18AMD:Ryzen AI 7 450Gの公式仕様 ↗
- ※19Tom’s Hardware:同条件のゲーム・CPU並列処理テスト(2026年版) ↗
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