いい買い物に、根拠を。

CPUの選び方

CPUの消費電力と冷却|TDPだけで電源やクーラーを選ばない

65W・120W・250Wという数字は、同じ測り方の消費電力とは限りません。AMDのTDPとIntelの基準電力・最大ターボ電力を区別し、長く続く負荷とPC全体の構成で冷却を決めましょう。

リサちゃんとピクくんと整理しよう

TDP 65WのCPUなら、電源も65W分あればいい?

リサちゃん

クーラーの対応TDPとも比べればよさそう。

ピクくん

TDPはコンセントで測ったPC全体の消費電力ではない。IntelもPBPとMTPを別に示しているよ。GPU、ボード、ストレージなども使うから、CPU一つの数字を電源容量にしないでね。

ゲームで静かなら、動画を書き出しても同じ?

リサちゃん

毎回長くエンコードしたいんだ。

ピクくん

全コア負荷が続く処理とゲームでは発熱や騒音が変わる。処理を続けても冷やせるケースとクーラーを選び、メーカーの対応ソケットと冷却条件を確認しよう。レビューの負荷内容も同じかを見る必要があるよ。

BOXならクーラーも付くんだよね?

リサちゃん

追加費用を見落としそう。

ピクくん

付かない製品も多いよ。9850X3Dの公式仕様はクーラーなし。販売型番の付属品を読み、CPUに使う費用とは別に冷却代とケース内の高さ・ラジエーター設置場所を確保しよう。

電力上限を外せば、もっと速くなる?

リサちゃん

ボードの自動設定に任せていいかな。

ピクくん

標準設定か、メーカー独自の拡張設定かで測定条件が変わる。まずCPUメーカーの標準条件で使い、必要性がある場合だけ冷却と保証条件を確認して調整しよう。記事の順位を、上限無制限の動作保証としては扱わないでね。

使い方が決まったら、候補を選ぼう

気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。

今回出てきた商品

本文の違いを説明するための実例です。掲載順はおすすめ順位ではありません。

AMD · 本文で比較した構成例

AMD Ryzen 7 9700X

対応する土台と用途を確かめるための実例です。必要な性能が決まったら用途別の候補で比較してください。

AMD · 本文で比較した構成例

AMD Ryzen 9 9950X3D2 Dual Edition

対応する土台と用途を確かめるための実例です。必要な性能が決まったら用途別の候補で比較してください。

Intel · 本文で比較した構成例

Intel Core Ultra 5 250K Plus

対応する土台と用途を確かめるための実例です。必要な性能が決まったら用途別の候補で比較してください。

Intel · 本文で比較した構成例

Intel Core Ultra 7 270K Plus

対応する土台と用途を確かめるための実例です。必要な性能が決まったら用途別の候補で比較してください。

選ぶ前の確認メモ

  • CPUの型番・ソケット・必要BIOSを照合する。
  • メモリー・電源・冷却を含む構成全体の費用を比べる。
  • BOX/トレイ、クーラー付属、国内保証の販売条件を確認する。

参考資料

  1. ※1AMD Ryzen 7 9700X 公式製品ページ ↗
  2. ※2AMD Ryzen 9 9950X3D2 Dual Edition 公式製品ページ ↗
  3. ※3Intel Core Ultra 5 250K Plus 仕様 ↗
  4. ※4Intel Core Ultra 7 270K Plus 仕様 ↗
  5. ※5AMD:現行デスクトップRyzenと測定条件 ↗
  6. ※6Intel:Core Ultra 200S系のコア・電力・ソケット ↗
  7. ※7Intel:200S Plusの発売・800系互換性 ↗
  8. ※8AMD:9950X3D2 Dual Edition発売と対象処理 ↗
  9. ※9AMD:2026年発売Ryzen 7 7700X3D ↗
  10. ※10PC Gamer:270K Plus実測と同一GPU条件 ↗
  11. ※11Puget Systems:制作ソフト別200S Plus比較・測定環境 ↗
  12. ※12AMD:Ryzen AI 7 450Gの公式仕様 ↗
  13. ※13AMD Ryzen 7 9850X3D 公式製品ページ ↗