USBメモリの選び方
USBメモリの暗号化と紛失対策|仕事用はパスワード以外も確認
「パスワード付き」と書かれていても、暗号化する範囲や開ける機器は同じではありません。仕事のファイルはまず会社の持ち出しルールを確認し、使う端末と管理方法に合う方式を選びましょう。
リサちゃんとピクくんと整理しよう
暗号化USBなら仕事の資料を持ち出せる?
自分で安全なものを買えばいい?
会社がUSBの持ち出しを禁止していたり、指定機種や管理ソフトを求めていたりする。先に許可と必要条件を確認しよう。暗号化は紛失時に中身を読まれにくくする対策で、ルールや記録の管理を置き換えるものではないよ。
ソフト式と本体の暗号化は何が違う?
普通のUSBメモリにもソフトが付いているよね。
PASS×AESのようなPCソフトは、対応OSで処理して保護する方式。KP200は本体キーパッドでPINを入力するハードウェア暗号化の例だよ。どの範囲が暗号化され、どの機器で開けるかを見よう。名前にパスワードとあるだけで同じ方式とは判断しないでね。
PCで暗号化したままスマホへ渡せる?
USB-Cがあれば開けそうだけど。
端子と復号ソフトの対応は別だよ。MF-WSAU3の通常転送はスマホに対応しても、PASS×AESの対応はPC用OSを確認する必要がある。保護されたデータをスマホでそのまま開けるとは限らない。受け取る人の機器まで合わせて選ぼう。
認証マークがあれば全部同じ?
FIPSという文字を見たよ。
認証の種類、レベル、対象の型番や版、取得済みか申請中かを区別しよう。確認時点のKP200日本語ページにはFIPS 140-3レベル3が申請中と書かれている。会社が取得済み認証を必須にしているなら、この文字だけで適合にしないことが大切。
パスワードを忘れたら復旧できる?
メーカーなら開けてくれる?
暗号化の解除と、壊れたファイルの復旧は別の話だよ。PINを何度も誤るとロックや消去に進む製品もあるから、取扱説明書の回数と管理者機能を確認しよう。推測を繰り返さず、復旧手段と別保存を事前に用意したいね。保証期間が長くてもデータ復旧は保証されないよ。
暗号化すると容量は減る?
128GBを全部使えると思っていた。
方式によって作業領域が必要になる。PASS×AESは保護するフォルダーの置き場所によって使える容量が変わる案内がある。ソフトの最新手引きに合わせて容量を見積もろう。普通の転送で使える領域と、暗号化して運ぶ領域を同じ数字にしないでね。
使い方が決まったら、候補を選ぼう
気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。
今回出てきた商品
本文の違いを説明するための実例です。掲載順はおすすめ順位ではありません。
ELECOM · A/C端末を往復する128GB
ELECOM MF-WSAU3 128GB
両端子を収納するスライド式の128GB。USB-AのPCとUSB-C端末で同じデータを受け渡す用途を説明する例です。
Kingston · 本体PINで解除する暗号化
Kingston IronKey KP200 128GB(USB-A)
本体キーパッドとハードウェア暗号化を使うUSB-A 128GB。通常メモリへPCソフトでパスワードを付ける方法との違いを説明する例です。
選ぶ前の確認メモ
- 保存する実ファイルの合計容量と、つなぐ全機器の端子を確認する。
- 書込み性能・ファイルシステム・対応OSを確認する。
- 元データを残し、同じ容量と国内正規品の保証条件で比べる。
リサちゃん
ピクくん
リサちゃん
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