いい買い物に、根拠を。

キャプチャーボードの選び方

キャプチャーボードの選び方|配信する映像と、自分が遊ぶ画面を分けよう

「4K対応」だけで買うと、4Kで遊べても録画はフルHDということがあります。映像をどこから入れ、どの画質で残し、どの画面で遊ぶか。三つを決めるところから始めましょう。

リサちゃんとピクくんと整理しよう

PCで配信するなら必ず買うもの?

リサちゃん

PCゲームを配信したいからキャプチャーボードが必要だよね?

ピクくん

一台のPCのゲームなら、OBSのゲームキャプチャーや画面取り込みで済む場合があるよ。別のゲーム機やカメラのHDMI映像をPCへ入れるとき、あるいはゲームPCと配信PCを分けるときに外部機器を検討する。まず入力元を決めよう。

自分は4K、配信はフルHDでもいい?

リサちゃん

見る人にはフルHDで十分かも。

ピクくん

それなら録画は1080p60、画面への通過は4K60という製品も合うよ。GC311G2やNeoはその用途。録画も4K60へ上げたいなら4K Sなどを比較しよう。遊ぶ画面と視聴者へ送る画面を同じ解像度にする必要はないんだ。

ケーブルはどの順番につなぐ?

リサちゃん

HDMIをPCへ挿せばいいのかな。

ピクくん

ゲーム機のHDMI出力をキャプチャーの入力へ、キャプチャーのHDMI出力を遊ぶ画面へ、USBを配信PCへつなぐ。PCのHDMI端子は通常映像を出す側で、ゲーム機の入力口とは限らないよ。INとOUTを合わせるのが基本。

内蔵型のほうが高性能?

リサちゃん

外付けは遅そうに見える。

ピクくん

接続方式だけで画質や遅延は決められないよ。GC575や4K ProはPCIeスロットを使うので、ノートPCへUSBでつなぐ製品ではない。デスクトップでもGPUの厚みと実レーン数を確認しよう。外付けなら必要なUSB速度と帯域を確保する。

PCを置かずに録画したい場合は?

リサちゃん

配信しない日もゲームだけ残したい。

ピクくん

録画先を内蔵する方式が候補。ただし入力は機種ごとに違う。GC515はUSB-Cの映像入力を使うドック型、GV-HDREC/B2はHDMI入力から単体でフルHDを残す例だよ。GC515にHDMIのゲーム機をそのまま挿せると考えないでね。

高い機種を選べば画質は全部良くなる?

リサちゃん

4Kや240fpsのほうが安心かな。

ピクくん

配信先の上限や回線、録画PCの処理・保存容量も関係する。フルHD配信だけなら高い最大値を使わないことも多い。画面の高Hzを維持したいか、4K素材を編集したいか、音声端子が必要かで追加費用の理由を決めよう。

使い方が決まったら、候補を選ぼう

気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。

今回出てきた商品

本文の違いを説明するための実例です。掲載順はおすすめ順位ではありません。

AVerMedia · 1080p60録画と高fps通過

AVerMedia StreamLine MINI+ GC311G2

録画1080p60と、4K60 HDR・1080p240 HDRの通過を分けて考える例。HDRが通過できても録画は別条件です。

Elgato · 1080p60配信へ機能を絞る

Elgato Game Capture Neo

5Gbps USBで1080p60を取り込み、手元では4K60 HDRの画面を使う例。4K映像が通ることを4K録画対応とは読まない構成です。

Elgato · 4K60 SDR録画を追加する

Elgato Game Capture 4K S

5Gbps USBで4K60 SDR録画も行う例。HDR録画は1080p60・Windowsの条件を分け、3.5mmライン入力の要否も比較できます。

AVerMedia · Windowsデスクトップへ内蔵

AVerMedia Live Gamer 4K 2.1 GC575

PCIe 3.0 x4を使う内蔵型。4K高Hzの通過とファームウェア更新後の録画形式を確認する例で、USB接続のノートPC用とは分けます。

Elgato · 内蔵型で高い通過条件を確保

Elgato Game Capture 4K Pro

PCIe接続で最大4K60を録画し、高解像度のパススルーも選ぶ構成例。最大8K60の通過条件を8K録画とは混同しません。

AVerMedia · USB-C映像をPCなしで録画

AVerMedia LIVE GENERATOR PORTABLE GC515(黒)

DP Alt Mode映像をmicroSDへ記録する例。単体4K30・1080p120の条件で、HDMI入力の単体レコーダーと接続元を区別します。

I-O DATA · フルHDを単体で保存する

I-O DATA GV-HDREC/B2

PCなしの録画は1080p59.94、USB入力は1080p30という違いを確認する例。HDMI/RCA/マイクの入力経路を用途へ合わせます。

選ぶ前の確認メモ

  • 録画する解像度・fpsと、プレイ画面へ通す条件を別々に決める。
  • PCのUSB速度またはPCIeレーン、OS、ソフトの対応を照合する。
  • HDMI・USB・音声の必要ケーブルと国内販売元の保証を含めて比べる。

参考資料

  1. ※1AVerMedia:AVerMedia StreamLine MINI+ GC311G2の対応条件 ↗
  2. ※2Elgato:Elgato Game Capture Neoの対応条件 ↗
  3. ※3国内向けサポートでNeoを案内。米国直販在庫とは別。 ↗
  4. ※4Elgato:Elgato Game Capture 4K Sの対応条件 ↗
  5. ※5国内4K S製品ページ。旧4K60 S+と区別。 ↗
  6. ※6AVerMedia:AVerMedia Live Gamer 4K 2.1 GC575の対応条件 ↗
  7. ※7国内仕様:PCIe Gen3 x4、通過144Hz。更新後録画形式はメーカーFAQを併記。 ↗
  8. ※8Elgato:Elgato Game Capture 4K Proの対応条件 ↗
  9. ※9AVerMedia:AVerMedia LIVE GENERATOR PORTABLE GC515(黒)の対応条件 ↗
  10. ※10I-O DATA:I-O DATA GV-HDREC/B2の対応条件 ↗
  11. ※11OBS:映像キャプチャーデバイスの設定 ↗
  12. ※12OBS:ゲーム・画面・映像機器の取り込みを選ぶ ↗
  13. ※13Elgato:Chat Linkの音声経路と自分の声の取り込み ↗
  14. ※14Elgato:Cam Link 4Kのカメラ条件・新モデル・SKU ↗
  15. ※15AVerMedia国内代理店:現在のラインアップ ↗
  16. ※16ASUS:4KPROの通過と録画を分けた仕様 ↗