CPUクーラーの選び方
240mm簡易水冷10製品を比較|取付厚・制御・CPU負荷を合わせる
240mm級の取付穴があるだけでは搭載を確定できません。ラジエーターとファンの合計厚、幅、チューブの経路を照合し、PWM中心かソフトと液晶を使うかを分けて比較します。冷却の判断は同じCPU・電力・騒音条件で行います。
条件をそろえて候補を比べる
| 商品 | 方式・サイズ級 | 取付寸法の目安 | 付属ファン | 操作・接続 | 確認する条件 |
|---|---|---|---|---|---|
| 厚い放熱器:取付余白を確保 | |||||
| 簡易水冷240mm | 277×120×38mm+ファン | 120mm×2 | PWM/VRMファン | 38mm厚。取付金具と基板干渉を確認 | |
| 簡易水冷240mm | 280×120×38mm+26.8mmファン | 120mm×2 | PWM/VRMファン | 厚さ計64.8mm。SRは別仕様 | |
| PWM中心:配線とCPU負荷を照合 | |||||
| 簡易水冷240mm | 240mm級・取付図を確認 | 120mm×2 | マザーボードPWM | iCUE LINK用ハブを前提にしない | |
| 簡易水冷240mm | 282×120×27mm+25mmファン | 120mm×2 | PWM/ARGB | 専用ファン連結と変換ケーブルを確認 | |
| 簡易水冷240mm | 277×120×27mm+25mmファン | 120mm×2 | PWM/ARGB | 補充口あり。メーカー手順に従う | |
| 簡易水冷240mm | 240mm級・取付図を確認 | 120mm×2 | PWM/ARGB | 追加VRMファンは別売条件を確認 | |
| 液晶・ソフト制御を使う | |||||
| 簡易水冷240mm | 277×119.2×27mm+26.5mmファン | 120mm×2相当 | PWM/ARGB | ATMOS初代やLCD版と区別 | |
| 簡易水冷240mm | 281×120×27mm+25mmファン | 120mm×2 | CAM/液晶表示 | 内部USBとOS対応を確認 | |
| 簡易水冷240mm | 240mm級・取付図を確認 | 120mm×2 | 液晶表示/PWM | PROやSE、Xとは別モデル | |
| 専用制御:USB・ハブ・OSを照合 | |||||
| 簡易水冷240mm | 277.5×119.2×27mm+25mmファン | 120mm×2 | L-Connect/ARGB | 通常版とSL-INF版を区別 | |
リサちゃんとピクくんと整理しよう
同じ240mmでも天面へ入らない?
ケースに240対応と書いてあるから買えると思った。
放熱器とファンを足した厚みも見よう。LT240の27+25mmと、LIQMAXFLOの38+26.8mmでは必要空間が違う。天面のメモリーや電源端子へ近づくんだ。
候補を比べる前に厚みを決めたいね。
前面ならグラボ側の空間も減る。取付位置と実寸を決めてから、同じ240mmの中で制御や保証を比べよう。
画面がないものなら配線も簡単?
冷えるだけでよくて、ソフトは増やしたくない。
NAUTILUS RSのようなPWM中心の構成が候補だよ。ただし画面なしでもポンプの電源やARGB、ハブがある機種はあるので、必要端子を一式で確認しよう。
液晶付きは別の便利さに払うんだね。
温度や画像を表示したい人には価値があるけれど、冷却性能が画面で上がるわけではない。内部USBと対応OSも必要になるよ。
240mmなら空冷より静かになる?
水冷にしたら音を減らせるかな。
ファン以外にポンプの音もあるから、方式だけでは決められない。今うるさいのがCPUファンなのかケースファンなのか、同じ負荷で確認してから買い替えたい。
最大騒音の数字を比べればいい?
メーカーごとに条件が違うよ。同じCPU・電力・騒音で比較された測定を確認しよう。この表では取付と制御の条件で候補を分けるので、群の掲載順を冷却性能の勝敗とは読まないでね。
付くことを確認したら、どの冷却試験を見る?
同じサイズなら冷却もほぼ同じ?
CPUの形や電力、室温、ファンとポンプの設定によって結果が変わる。比較記事では同じCPU、同じ電力制限で、騒音をそろえた温度を優先して読む。最大回転の温度だけなら、よく冷えても日常の音が大きいことがある。
短いテストと長い書き出しは違う?
水温が上がる前の結果だけで、長時間の処理を判断しないようにしよう。温度が安定するまで測った結果と、性能制限が掛かっていないかを合わせる。液晶の有無や保証年数は、この冷却性能とは別の選択条件だよ。
候補ごとの使いどころと注意点
厚い放熱器:取付余白を確保
38mm厚の放熱器とVRMファンを使う構成。
放熱器の厚さを許容でき、CPU周辺の風も考えたい人の第一候補。Proと旧IIIのファン構成を分けて比較します。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷240mm
- 取付寸法の目安
- 277×120×38mm+ファン
- 付属ファン
- 120mm×2
- 操作・接続
- PWM/VRMファン
- 確認する条件
- 38mm厚。取付金具と基板干渉を確認
- 277×120×38mm+ファン
- PWM/VRMファン
確認しておきたい点標準的な27mm厚より設置空間が必要です。取付金具の方式とマザーボードの干渉、ファン込みの厚さを先に確認してください。
LIQMAXFLOは標準240mmでも厚さに注意。
38mm厚の放熱器に26.8mmのファンという構成。設置余地のあるケースで、ブロック側の送風も含めて検討する候補です。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷240mm
- 取付寸法の目安
- 280×120×38mm+26.8mmファン
- 付属ファン
- 120mm×2
- 操作・接続
- PWM/VRMファン
- 確認する条件
- 厚さ計64.8mm。SRは別仕様
- 280×120×38mm+26.8mmファン
- PWM/VRMファン
確認しておきたい点厚さは合計64.8mm。薄いLIQMAXFLO SRの仕様と混ぜず、天面のメモリー・電源端子への干渉を確認してください。
PWM中心:配線とCPU負荷を照合
NAUTILUS RSはマザーボード制御を中心に。
iCUE LINK対応品のためのハブを前提とせず、PWMで冷却を組みたい人に向く構成です。画面や照明より配線と基本動作を優先できます。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷240mm
- 取付寸法の目安
- 240mm級・取付図を確認
- 付属ファン
- 120mm×2
- 操作・接続
- マザーボードPWM
- 確認する条件
- iCUE LINK用ハブを前提にしない
- 240mm級・取付図を確認
- マザーボードPWM
確認しておきたい点RS、RS ARGB、RS LCDは別仕様です。購入するRSの取付図と必要な電源接続を確認し、別モデルの付属品を当てはめないでください。
LT240 ARGBは27mm厚の放熱器で選ぶ。
二つの付属FD12ファンとポンプの構成を、照明も含めてまとめたい人の候補。LT520の旧情報ではなく該当型番の取付条件を確認できます。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷240mm
- 取付寸法の目安
- 282×120×27mm+25mmファン
- 付属ファン
- 120mm×2
- 操作・接続
- PWM/ARGB
- 確認する条件
- 専用ファン連結と変換ケーブルを確認
- 282×120×27mm+25mmファン
- PWM/ARGB
確認しておきたい点ARGBの5V端子とファンのPWM端子を区別。専用の連結ケーブルを交換ファンへそのまま使えるとは限りません。
LIGHT LOOPは保守も説明書で追える候補。
27mm厚の放熱器と付属ファンを使い、補充口を備える構成。長く使ううえで、メーカーが案内する手入れを確認したい人向けです。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷240mm
- 取付寸法の目安
- 277×120×27mm+25mmファン
- 付属ファン
- 120mm×2
- 操作・接続
- PWM/ARGB
- 確認する条件
- 補充口あり。メーカー手順に従う
- 277×120×27mm+25mmファン
- PWM/ARGB
確認しておきたい点補充可能でも自己判断で分解する機種ではありません。専用の手順と液、国内の保証条件を確認してください。
IceMyst 240は周辺冷却の余地から。
ポンプ周辺へ対応する追加ファンを使う構想がある人の候補。通常の簡易水冷に何を足したいのかが明確な場合に選ぶ意味があります。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷240mm
- 取付寸法の目安
- 240mm級・取付図を確認
- 付属ファン
- 120mm×2
- 操作・接続
- PWM/ARGB
- 確認する条件
- 追加VRMファンは別売条件を確認
- 240mm級・取付図を確認
- PWM/ARGB
確認しておきたい点追加品の同梱を確認し、必要なら総額へ加えてください。ファン追加による温度や音の効果は、同条件の実測値では比較していません。
液晶・ソフト制御を使う
ATMOS IIの240mmとして寸法を確認。
120mm2基相当の付属ファンと27mm厚の放熱器を組み合わせる候補。液晶などを足す前に、標準セットで使いたい機能を絞れます。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷240mm
- 取付寸法の目安
- 277×119.2×27mm+26.5mmファン
- 付属ファン
- 120mm×2相当
- 操作・接続
- PWM/ARGB
- 確認する条件
- ATMOS初代やLCD版と区別
- 277×119.2×27mm+26.5mmファン
- PWM/ARGB
確認しておきたい点公式ページに240と360の仕様が並ぶため、240側の値を見ること。LCD/Pixel/VRMファンの各版を標準版の付属品と混ぜないでください。
Kraken Plus 240は画面の用途を考えて選ぶ。
ポンプ上の画面とCAMによる管理を使いたい人へ。表示が不要な候補とは支払う機能が違うので、冷却そのものと分けて比較します。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷240mm
- 取付寸法の目安
- 281×120×27mm+25mmファン
- 付属ファン
- 120mm×2
- 操作・接続
- CAM/液晶表示
- 確認する条件
- 内部USBとOS対応を確認
- 281×120×27mm+25mmファン
- CAM/液晶表示
確認しておきたい点液晶のための内部USBや対応OSを確認。画面があるから同サイズの他機種より冷える、という選び方はしないでください。
Frozen Warframe 240は付属制御まで確認を。
小型液晶を使う構成を探す人の候補。無表示の製品とは必要なソフト・内部接続が異なるので、一式で比較したいモデルです。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷240mm
- 取付寸法の目安
- 240mm級・取付図を確認
- 付属ファン
- 120mm×2
- 操作・接続
- 液晶表示/PWM
- 確認する条件
- PROやSE、Xとは別モデル
- 240mm級・取付図を確認
- 液晶表示/PWM
確認しておきたい点PRO、SE、Xの別機種を取り違えないこと。国内の正規窓口と、付属品・ソフト対応が分かる販売条件を選んでください。
専用制御:USB・ハブ・OSを照合
GA II Trinityの通常240mmセット。
同じ制御環境へ揃える理由がある人向けです。通常版とSL-INF版を分け、付属ファンとコントローラーの条件を揃えて比較できます。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷240mm
- 取付寸法の目安
- 277.5×119.2×27mm+25mmファン
- 付属ファン
- 120mm×2
- 操作・接続
- L-Connect/ARGB
- 確認する条件
- 通常版とSL-INF版を区別
- 277.5×119.2×27mm+25mmファン
- L-Connect/ARGB
確認しておきたい点新しいHydroShift系とは別系列。旧Galahadの実測・不具合情報を無条件に当てはめず、この型番の保証と販売時期を確認しましょう。
選ぶ前の確認メモ
- 240mm級の取付穴があるだけでは搭載を確定できません。ラジエーターとファンの合計厚、幅、チューブの経路を照合し、PWM中心かソフトと液晶を使うかを分けて比較します。冷却の判断は同じCPU・電力・騒音条件で行います。
- 取付寸法と必要な金具が確認できた候補を比較へ追加しましょう。ショップでは本体の世代、付属ファン、正規保証、追加ハブやケーブルの費用まで条件をそろえて選んでください。
- 購入先では型番・構成・付属品・国内保証をそろえ、Amazon・楽天・Yahooの検索結果を照合する。
参考資料
- ※1ARCTIC Liquid Freezer III Pro 240 公式仕様 ↗
- ※2Corsair NAUTILUS 240 RS 公式仕様 ↗
- ※3Cooler Master MasterLiquid ATMOS II 240 公式仕様 ↗
- ※4DeepCool LT240 ARGB 公式仕様 ↗
- ※5be quiet! LIGHT LOOP 240 公式仕様 ↗
- ※6NZXT Kraken Plus 240 公式仕様 ↗
- ※7LIAN LI GA II Trinity 240 公式仕様 ↗
- ※8SilverStone IceMyst 240(IM240-ARGB) 公式仕様 ↗
- ※9ENERMAX LIQMAXFLO 240 公式仕様 ↗
- ※10Thermalright Frozen Warframe 240 BLACK 公式仕様 ↗
- ※11Tom’s Hardware:空冷・簡易水冷の比較と試験条件 ↗
- ※12ARCTIC:Liquid Freezer III Pro 280 Rev 3取付手順 ↗
- ※13ARCTIC:メーカー保証 ↗
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