CPUクーラーの選び方
360mm簡易水冷10製品を比較|取付厚・制御・CPU負荷を合わせる
360mm級の取付穴があるだけでは搭載を確定できません。ラジエーターとファンの合計厚、幅、チューブの経路を照合し、PWM中心かソフトと液晶を使うかを分けて比較します。冷却の判断は同じCPU・電力・騒音条件で行います。
条件をそろえて候補を比べる
| 商品 | 方式・サイズ級 | 取付寸法の目安 | 付属ファン | 操作・接続 | 確認する条件 |
|---|---|---|---|---|---|
| 厚い放熱器:取付余白を確保 | |||||
| 簡易水冷360mm | 398×120×38mm+ファン | 120mm×3 | PWM/VRMファン | 38mm厚の放熱器と高負荷設定を確認 | |
| 簡易水冷360mm | 400×120×38mm+26.8mmファン | 120mm×3 | PWM/VRMファン | 厚さ計64.8mm。標準27mm品と区別 | |
| 液晶・ソフト制御を使う | |||||
| 簡易水冷360mm | 360mm級・取付図を確認 | 120mm×3 | マザーボードPWM | 画面なしのRS。LCD別仕様と区別 | |
| 簡易水冷360mm | 401×120×27mm+26mmファン | 120mm×3相当フレーム | CAM/液晶表示 | 世代と付属一体ファンを区別 | |
| 簡易水冷360mm | 402×120×27mm+25mmファン | 120mm×3 | 液晶表示/PWM | 画面部の高さと内部接続が必要 | |
| 簡易水冷360mm | 397×120×27mm+25mmファン | 120mm×3 | 液晶表示/PWM | 通常WarframeとPROを区別 | |
| PWM中心:配線とCPU負荷を照合 | |||||
| 簡易水冷360mm | 397×120×27mm+25mmファン | 120mm×3 | PWM | 大型CPU用金具はCPUごとに確認 | |
| 簡易水冷360mm | 394×119.2×27mm+26.5mmファン | 120mm×3相当 | PWM/ARGB | 240の仕様を混ぜず360の寸法を見る | |
| 簡易水冷360mm | 360mm級・取付図を確認 | 120mm×3 | PWM/ARGB | 追加ファンの静かさを未実測で断定しない | |
| 専用制御:USB・ハブ・OSを照合 | |||||
| 簡易水冷360mm | 396×130×32mm+28mmファン | 120mm×3 | PWM/L-Connect | 全幅130mm・合計厚60mmを確認 | |
リサちゃんとピクくんと整理しよう
ゲームだけでも360mmが必要?
高いCPUなら360が必須に見えるね。
ゲーム中心か、全コアを長く使う作業かで条件は違う。CPUの電力制限とケースの吸排気まで含めて、今困る温度や音がどこで出るかを確かめよう。
最高回転の温度が低いほうでいい?
そのときの音も見たい。同じ騒音へそろえた測定と最大回転の測定は役割が違うから、別々に読むと判断しやすいよ。
長さ以外に大きいところは?
360mmだと長さだけ注意すればよさそう。
Trinity Performanceは幅130mm、放熱器32mmとファン28mmの構成。LIQMAXFLOは合計厚64.8mm。標準的な27+25mmとは収まり方が違うよ。
前面に付けるならグラボも影響する?
そう。放熱器を置いた後のグラボ長さとホースの逃げを確認しよう。単体のスペック表でなく、完成したケース内を想像することが大切だね。
高負荷で使い続けるなら保証が気になる
長い保証なら液漏れの心配もしなくていい?
保証年数と、どの損害が対象になるかは別。国内窓口、必要な購入証明、冷却液や他部品への扱いまで契約条件を確認しよう。故障率を表す数字でもないよ。
補充口付きなら自分で全部直せる?
メーカーが案内する範囲だけだね。ポンプや配管の分解を勝手に広げず、不具合時の手順を確認して使いたい。
付くことを確認したら、どの冷却試験を見る?
同じサイズなら冷却もほぼ同じ?
CPUの形や電力、室温、ファンとポンプの設定によって結果が変わる。比較記事では同じCPU、同じ電力制限で、騒音をそろえた温度を優先して読む。最大回転の温度だけなら、よく冷えても日常の音が大きいことがある。
短いテストと長い書き出しは違う?
水温が上がる前の結果だけで、長時間の処理を判断しないようにしよう。温度が安定するまで測った結果と、性能制限が掛かっていないかを合わせる。液晶の有無や保証年数は、この冷却性能とは別の選択条件だよ。
候補ごとの使いどころと注意点
厚い放熱器:取付余白を確保
Liquid Freezer III Pro 360の取付余地を確認。
38mm厚の放熱器とCPU周りの小型ファンを備える構成。長い負荷へ備えつつ、CPU・基板の適合資料を確認して選びたい人の候補です。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷360mm
- 取付寸法の目安
- 398×120×38mm+ファン
- 付属ファン
- 120mm×3
- 操作・接続
- PWM/VRMファン
- 確認する条件
- 38mm厚の放熱器と高負荷設定を確認
- 398×120×38mm+ファン
- PWM/VRMファン
確認しておきたい点ファン込みの厚みが必要です。最大回転で冷えることと静かに冷やせることを分け、ケースを閉じた条件まで考えましょう。
LIQMAXFLOは厚い放熱器とVRMファンを比較。
38mm厚の放熱器に26.8mmファンという構成です。標準27mm品とは必要空間を分け、余裕のあるケースで選ぶ理由があります。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷360mm
- 取付寸法の目安
- 400×120×38mm+26.8mmファン
- 付属ファン
- 120mm×3
- 操作・接続
- PWM/VRMファン
- 確認する条件
- 厚さ計64.8mm。標準27mm品と区別
- 400×120×38mm+26.8mmファン
- PWM/VRMファン
確認しておきたい点SRの薄い放熱器とは別です。長い高負荷でもポンプ音は残るため、最大ファン騒音の公称値だけで静音順位を決めないでください。
液晶・ソフト制御を使う
NAUTILUS 360 RSを基本の制御で。
マザーボードのPWM制御を使う構成を重視する人向け。液晶表示より、必要な放熱器とファンを設置する目的へ絞れます。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷360mm
- 取付寸法の目安
- 360mm級・取付図を確認
- 付属ファン
- 120mm×3
- 操作・接続
- マザーボードPWM
- 確認する条件
- 画面なしのRS。LCD別仕様と区別
- 360mm級・取付図を確認
- マザーボードPWM
確認しておきたい点RS LCDやiCUE LINK対応品とは接続が違います。長さと厚みは購入するCW-9060089-WWの取付図で確認してください。
Kraken Eliteの表示を冷却とは別の価値で。
一体型のF360ファンとCAMによる表示を使う人向けです。内部USBや配線を確保し、画面の見え方も含めて選びたい構成に。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷360mm
- 取付寸法の目安
- 401×120×27mm+26mmファン
- 付属ファン
- 120mm×3相当フレーム
- 操作・接続
- CAM/液晶表示
- 確認する条件
- 世代と付属一体ファンを区別
- 401×120×27mm+26mmファン
- CAM/液晶表示
確認しておきたい点液晶が大きいほど冷えるわけではありません。旧世代Eliteと新しいEliteで本体とファンが違うため、型番を合わせてください。
LT360 VISION ARGBを表示の使い方から。
2026年のVISIONモデルとして、画面を見せたいケースで候補になります。27mm厚の放熱器と25mmファンのほか、ブロック上の表示部も置けるかを考えます。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷360mm
- 取付寸法の目安
- 402×120×27mm+25mmファン
- 付属ファン
- 120mm×3
- 操作・接続
- 液晶表示/PWM
- 確認する条件
- 画面部の高さと内部接続が必要
- 402×120×27mm+25mmファン
- 液晶表示/PWM
確認しておきたい点通常LT360と別のモデルです。表示のソフト・内部接続と、ケースを閉じたときの画面部の干渉を確認してください。
Frozen Warframe PRO 360を一式で選ぶ。
液晶とPWMファンの構成を検討したい人の候補。通常Warframeと区別し、必要なソフトや配線まで含めて比較します。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷360mm
- 取付寸法の目安
- 397×120×27mm+25mmファン
- 付属ファン
- 120mm×3
- 操作・接続
- 液晶表示/PWM
- 確認する条件
- 通常WarframeとPROを区別
- 397×120×27mm+25mmファン
- 液晶表示/PWM
確認しておきたい点ケース内の配色に合わせてブラックを選ぶ場合も、通常WarframeとPROの型番を区別し、国内窓口、販売セット、内部USBと対応OSを確認してください。
PWM中心:配線とCPU負荷を照合
SILENT LOOP 3は保守手順まで比較する一台。
27mm厚の放熱器と25mmファンの構成。メーカーの補充手順を含めて管理したい人が、専用液晶を持たない候補として検討できます。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷360mm
- 取付寸法の目安
- 397×120×27mm+25mmファン
- 付属ファン
- 120mm×3
- 操作・接続
- PWM
- 確認する条件
- 大型CPU用金具はCPUごとに確認
- 397×120×27mm+25mmファン
- PWM
確認しておきたい点静かなブランド名を無音の保証にしないこと。大型ソケット対応はCPU型番と金具ごとに照合し、通常のAM5/Intelと混ぜないでください。
240の値を混ぜず、394mmの全長を確認。
新しいATMOS II系列の標準構成を求める人の候補です。付属の一体型ファン寸法も含め、配線と取付を揃えて比較できます。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷360mm
- 取付寸法の目安
- 394×119.2×27mm+26.5mmファン
- 付属ファン
- 120mm×3相当
- 操作・接続
- PWM/ARGB
- 確認する条件
- 240の仕様を混ぜず360の寸法を見る
- 394×119.2×27mm+26.5mmファン
- PWM/ARGB
確認しておきたい点LCD・Pixel LED・VRM Fan版は別構成。標準セットに入るものを確認し、初代ATMOSの測定値をIIの性能として使わないでください。
IceMyst 360はポンプ上の空間にも注目。
対応する追加ファンを使う目的がある人に、360mmの放熱器と合わせて検討する候補。部品の温度対策を分けて組みたい人向けです。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷360mm
- 取付寸法の目安
- 360mm級・取付図を確認
- 付属ファン
- 120mm×3
- 操作・接続
- PWM/ARGB
- 確認する条件
- 追加ファンの静かさを未実測で断定しない
- 360mm級・取付図を確認
- PWM/ARGB
確認しておきたい点標準セットと追加部品を区別。VRMやSSDなどへの効果は構成次第なので、一律の温度低下や静かさを保証していません。
専用制御:USB・ハブ・OSを照合
Trinity Performanceは通常360より大きい実寸。
396×130×32mmの放熱器と28mmファンで、合計60mmの厚さを使う構成。見た目の画面より冷却部品を優先する人の候補です。
- 方式・サイズ級
- 簡易水冷360mm
- 取付寸法の目安
- 396×130×32mm+28mmファン
- 付属ファン
- 120mm×3
- 操作・接続
- PWM/L-Connect
- 確認する条件
- 全幅130mm・合計厚60mmを確認
- 396×130×32mm+28mmファン
- PWM/L-Connect
確認しておきたい点幅130mmにも注意。通常TrinityやSL-INF版と同じ寸法ではなく、購入する改訂・国内保証を確認してください。
選ぶ前の確認メモ
- 360mm級の取付穴があるだけでは搭載を確定できません。ラジエーターとファンの合計厚、幅、チューブの経路を照合し、PWM中心かソフトと液晶を使うかを分けて比較します。冷却の判断は同じCPU・電力・騒音条件で行います。
- 取付寸法と必要な金具が確認できた候補を比較へ追加しましょう。ショップでは本体の世代、付属ファン、正規保証、追加ハブやケーブルの費用まで条件をそろえて選んでください。
- 購入先では型番・構成・付属品・国内保証をそろえ、Amazon・楽天・Yahooの検索結果を照合する。
参考資料
- ※1ARCTIC Liquid Freezer III Pro 360 公式仕様 ↗
- ※2Corsair NAUTILUS 360 RS 公式仕様 ↗
- ※3be quiet! SILENT LOOP 3 360mm 公式仕様 ↗
- ※4Cooler Master MasterLiquid ATMOS II 360 公式仕様 ↗
- ※5LIAN LI GA II Trinity Performance 360 公式仕様 ↗
- ※6NZXT Kraken Elite 360 RGB 公式仕様 ↗
- ※7DeepCool LT360 VISION ARGB 公式仕様 ↗
- ※8SilverStone IceMyst 360(IM360-ARGB) 公式仕様 ↗
- ※9ENERMAX LIQMAXFLO 360 公式仕様 ↗
- ※10Thermalright Frozen Warframe PRO 360 BLACK 公式仕様 ↗
- ※11Tom’s Hardware:空冷・簡易水冷の比較と試験条件 ↗
- ※12ARCTIC:Liquid Freezer III Pro 280 Rev 3取付手順 ↗
- ※13ARCTIC:メーカー保証 ↗
リサちゃん
ピクくん
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