マザーボードの選び方
AM5・microATXマザーボード10機種を比較|USB4・LAN・増設条件で選ぶ
AM5とDDR5を使うmicroATXを、必要な接続と増設条件から選び分けます。USB4を使う人、5GbEの有線環境を組む人、SSDを複数積む人では候補が変わります。チップセット名や端子数をゲーム性能の順位へ置き換えず、CPU・ケース・同時に使うスロットに合う一枚を選びましょう。
CPUとケースを固定し、必要な接続で候補を分ける
| 商品 | ソケット | サイズ | チップセット | メモリー | ネットワーク | 高速外部接続 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 背面USB4を使いたい | ||||||
| AM5 | microATX | X870 | DDR5 | 2.5Gb / Wi-Fi 7 | USB4あり | |
| 5GbEの有線LANを使いたい | ||||||
| AM5 | microATX | B850 | DDR5 | 5G / Wi-Fi 7 | USB速度・前面端子を確認 | |
| AM5 | microATX | B850 | DDR5 | 5G / Wi-Fi 7 | USB速度・前面端子を確認 | |
| 背面USB 20Gbpsを使いたい | ||||||
| AM5 | microATX | B850 | DDR5 | 2.5Gb / Wi-Fi 6E | USB速度・前面端子を確認 | |
| 2.5GbEと無線LANを備え、増設条件で選ぶ | ||||||
| AM5 | microATX | B850 | DDR5 | 2.5GbE / Wi-Fi 6E | USB速度・前面端子を確認 | |
| AM5 | microATX | B850 | DDR5 | 2.5Gb / Wi-Fi 6E | USB速度・前面端子を確認 | |
| AM5 | microATX | B850 | DDR5 | 2.5GbE / Wi-Fi 7 | USB速度・前面端子を確認 | |
| AM5 | microATX | B850 | DDR5 | 2.5Gb / Wi-Fi 6E | USB速度・前面端子を確認 | |
| 無線を使わず有線中心に組む | ||||||
| AM5 | microATX | B850 | DDR5 | 2.5Gb / 無線LAN別売 | USB速度・前面端子を確認 | |
| AM5 | microATX | B650 | DDR5 | 2.5GbE / 無線LAN別売 | 背面USB-C 5Gbps / 前面USB-C 10Gbps用ヘッダー | |
リサちゃんとピクくんと整理しよう
小型でも、SSDと拡張カードの同時使用まで考える
AM5のmicroATXなら、同じCPUを載せて好きな機種を選んでいい?
まずCPU対応BIOSとケースを合わせ、その後に使う端子を絞ろう。例えば5GbEが必要ならMORTARとPRO B850M-Aが候補になる。両方ともWi-Fi 7だけれど、M.2は3本と2本。SSDの予定本数で違いが具体的になるよ。
将来増やすかもしれないから、M.2が3本あれば安心かな。
本数と同時使用は別なんだ。Pro RS WiFiはM2_3へSSDを付けるとPCIE2が無効になる。そこに拡張カードも挿したい人は、この組み合わせを使えない。どのSSDとカードを同時に積むかを書き出して、共有表と重ねると選びやすいよ。
同じ3本でも、SSDの速度条件まで違う?
Steel LegendではM2_2がPCIe 4.0 x2、ほかのM.2とは条件が違うよ。CPUによってもリンク条件が変わる。ゲーム用・保存用などの役割を決めて装着先を選ぶことが大切で、端子数だけでは増設後の使い方まで分からないんだ。
USB-Cの形と、必要な接続機能を分ける
いま使っているUSB4ドックを、小型PCでも使いたい。USB-Cがあればいい?
端子の形だけでは決まらないよ。背面USB4が必要ならX870M AORUS ELITE WIFI7が候補。外付けSSD用にUSB 20Gbpsが欲しいならTUFという別の選び方になる。USB4、20Gbps、前面用ヘッダーを同じ意味で数えないことが大切だね。
B650M-HDV/M.2の仕様にThunderbolt用コネクターもあるね。
それは別売Thunderbolt拡張カード用の内部ヘッダー。背面にThunderbolt 4端子を搭載しているという意味ではないよ。背面USB-CはUSB 3.2 Gen1なので、USB4ドックをそのまま必要な機能で使える根拠にはならない。接続したい機器側の要求と、PC側の端子の役割を一対一で合わせよう。
必要機能を満たした候補の中で費用を比べる
ネットは有線、SSDも2本ならB650でも十分?
B650M-HDV/M.2は2.5GbE、M.2 2本、DIMM 2本の構成。使うCPUに対応し、必要な接続が揃うなら候補にできるよ。ただしメモリー2枚を装着すると空きはない。将来の増量を見込むなら最初の容量を決めるか、4スロット機との違いを考えたい。
B850を選ぶとゲームが速くなる、と考えるのは違うんだね。
チップセット名だけでfpsは決められないよ。まずCPUを必要な条件で使えて、端子と増設が成立する候補を残す。その中で同じ新品・保証条件の総額や作業のしやすさを比べよう。必要のないUSB4や無線を、誰にでも有利な順位へまとめる必要はないんだ。
条件に合う候補を選ぶ
必要な条件が決まったら、対応する記事で候補を比較しましょう。
必要な機能で分けたAM5・microATX 10機種
背面USB4を使いたい
USB4機器をつなぐ条件から選ぶ枠です。USB-Cという形だけで代用可能とはせず、CPU別条件とM.2との共有も含めて選びます。
USB4が必要な構成から選ぶ。
X870M AORUS ELITE WIFI7は背面USB4を持つAM5・microATXです。USB4の外付け機器やドックを使うことが決まっている人にとって、通常のUSB-Cしか持たない候補との適合差が選ぶ理由になります。
- ソケット
- AM5
- サイズ
- microATX
- チップセット
- X870
- メモリー
- DDR5
- ネットワーク
- 2.5Gb / Wi-Fi 7
- 高速外部接続
- USB4あり
確認しておきたい点USB4とM.2の共有およびCPU別制限があります。ドックの全機能が無条件で使えるとはせず、必要な転送・映像出力とSSDの同時使用が成立する構成で判断します。
5GbEの有線LANを使いたい
5GbEとWi-Fi 7を持つ2機種。転送先まで対応する環境で候補となり、M.2の必要本数などで分かれます。5GbEという数字はゲームfpsの優劣を意味しません。
LANとSSD本数の両方を必要とする人へ。
MAG B850M MORTAR WIFIは5GbE・Wi-Fi 7とM.2 3本を備えます。対応する有線環境と複数SSDを使う計画なら、M.2 2本のPRO B850M-A WIFIとの差が選ぶ理由になります。
- ソケット
- AM5
- サイズ
- microATX
- チップセット
- B850
- メモリー
- DDR5
- ネットワーク
- 5G / Wi-Fi 7
- 高速外部接続
- USB速度・前面端子を確認
確認しておきたい点M.2 3本が同じ速度・同じ接続先とは限りません。使用CPUと共有条件を合わせ、端子の多さをCPUやGPUの処理性能の順位に置き換えないでください。
SSDが2本で足りるなら接続条件を絞れる。
PRO B850M-A WIFIは5GbEとWi-Fi 7を備え、M.2は2本。MORTARと同じ有線速度が必要でもSSDを3本使わない構成なら、端子配置や必要な機能で選び分けられます。
- ソケット
- AM5
- サイズ
- microATX
- チップセット
- B850
- メモリー
- DDR5
- ネットワーク
- 5G / Wi-Fi 7
- 高速外部接続
- USB速度・前面端子を確認
確認しておきたい点シリーズ名やM.2本数の少なさは安価・低性能の証明ではありません。CPU別の対応と使用機器の接続が成立したうえで、同条件の販売総額を比較します。
背面USB 20Gbpsを使いたい
USB4までは必要ないものの、20Gbps対応機器を背面へ直結したい場合の分岐です。前面の端子速度とは区別します。
外付け機器の接続速度から選ぶ。
TUF GAMING B850M-PLUS WIFIは背面USB 20Gbps、M.2 3本、2.5GbE、Wi-Fi 6Eの組み合わせ。USB4を必須とせず、20Gbps対応ストレージなどを背面へつなぐ人の候補です。
- ソケット
- AM5
- サイズ
- microATX
- チップセット
- B850
- メモリー
- DDR5
- ネットワーク
- 2.5Gb / Wi-Fi 6E
- 高速外部接続
- USB速度・前面端子を確認
確認しておきたい点USB-Cは端子形状で、USB4搭載を意味しません。前面用ヘッダーと背面端子を分け、実際につなぐ機器が対応する速度で選んでください。
2.5GbEと無線LANを備え、増設条件で選ぶ
Wi-Fi世代、M.2の接続先と共有、音声入出力、基板リビジョンの違いを照らし合わせる4機種。利用する周辺機器と増設の予定に合わせて選びます。
SSDと拡張カードの同時利用を設計する。
B850M Pro RS WiFiは2.5GbEとWi-Fi 6Eを備え、M.2を3本搭載できます。SSD本数だけで決めず、カードを増設する場所が残るかまで組み立てを具体化したい人の比較対象です。
- ソケット
- AM5
- サイズ
- microATX
- チップセット
- B850
- メモリー
- DDR5
- ネットワーク
- 2.5GbE / Wi-Fi 6E
- 高速外部接続
- USB速度・前面端子を確認
確認しておきたい点M2_3を使用するとPCIE2が無効になります。CPUによって主要PCIeやM.2のリンク条件も変わるため、3本のSSDと拡張カードを常に同時使用できるとは扱いません。
購入するリビジョンの接続仕様を固定する。
B850M AORUS ELITE WIFI6Eは2.5GbEとWi-Fi 6Eを備えます。無線も使うmicroATX構成で、背面USBや増設の配置をほかのB850M機と選び分ける候補です。
- ソケット
- AM5
- サイズ
- microATX
- チップセット
- B850
- メモリー
- DDR5
- ネットワーク
- 2.5Gb / Wi-Fi 6E
- 高速外部接続
- USB速度・前面端子を確認
確認しておきたい点Rev. 1.xの中でも音声などの仕様差があります。販売品の基板リビジョンに対応する仕様表を使い、同名の別版の条件を混ぜないでください。
無線と音声入出力を実際の機器に合わせる。
B850M Steel Legend WiFiは2.5GbE、Wi-Fi 7、ALC1220音声を備えます。無線とアナログ音声機器を使う構成で、必要な端子とSSDの配置が合うかを比べる候補です。
- ソケット
- AM5
- サイズ
- microATX
- チップセット
- B850
- メモリー
- DDR5
- ネットワーク
- 2.5GbE / Wi-Fi 7
- 高速外部接続
- USB速度・前面端子を確認
確認しておきたい点音声コーデック名だけで音質の順位は付けません。M.2はすべて同じリンク条件ではなく、M2_2はPCIe 4.0 x2。必要なSSDの速度と装着先を対応させてください。
CPU・SSD・前面端子をまとめて照合する。
PRIME B850M-A WIFI-CSMはM.2 3本、2.5GbE、Wi-Fi 6Eを備える構成候補です。ケース前面の接続や使うSSD本数が決まった人が、TUFやPro RSとの機能差で選べます。
- ソケット
- AM5
- サイズ
- microATX
- チップセット
- B850
- メモリー
- DDR5
- ネットワーク
- 2.5Gb / Wi-Fi 6E
- 高速外部接続
- USB速度・前面端子を確認
確認しておきたい点CSMという名称はゲームfpsや冷却性能の優位を示しません。M.2を埋める構成では接続先と同時利用の条件を追い、必要機能が同じ候補で比べます。
無線を使わず有線中心に組む
無線を標準装備しない2機種です。B650M-HDV/M.2はメモリースロット2本など構成条件も違うため、同じ有線用途でも増設計画を先に決めます。
有線接続で必要な機能に絞る。
B850M DS3H rev. 1.2は無線LANを標準装備せず、2.5GbEで接続する候補です。Wi-Fiを使わない設置場所で、CPU・SSD・背面端子の条件を満たすなら比較対象になります。
- ソケット
- AM5
- サイズ
- microATX
- チップセット
- B850
- メモリー
- DDR5
- ネットワーク
- 2.5Gb / 無線LAN別売
- 高速外部接続
- USB速度・前面端子を確認
確認しておきたい点あとから無線を使いたくなった場合は別の機器が必要です。別リビジョンの仕様を転用せず、rev. 1.2の接続と対応CPUを基準に選びます。
必要容量を最初から一組でそろえる。
B650M-HDV/M.2は2.5GbE、DIMM 2本、M.2 2本の構成です。無線を標準では使わず、メモリーを一組で揃えて完成させる構成なら、B850機とは必要機能の違いで比較できます。
- ソケット
- AM5
- サイズ
- microATX
- チップセット
- B650
- メモリー
- DDR5
- ネットワーク
- 2.5GbE / 無線LAN別売
- 高速外部接続
- 背面USB-C 5Gbps / 前面USB-C 10Gbps用ヘッダー
確認しておきたい点背面にThunderbolt 4端子はありません。内部のThunderbolt AIC用ヘッダーは別売拡張カード向けです。DIMMの空きを残せない2枚構成と、CPU対応BIOSも購入条件に含めます。
選ぶ前の確認メモ
- 使うCPUの対応BIOSと、ケースのmicroATX対応・GPU/クーラーの寸法を合わせる。
- USB4、USB-Cの必要速度、映像出力、前面ヘッダーを接続する機器ごとに書き出す。
- M.2を何本使うか、拡張カードも同時に使うかを決め、CPU別の速度・共有制限を読む。
- 有線LANの必要速度と無線の要否を決め、対応するルーター・スイッチ・接続先もそろえる。
- 必要条件がそろう候補の中で、メモリー枚数、作業しやすさ、国内保証と総額を比べる。
参考資料
- ※1MAG B850M MORTAR WIFI 国内公式比較仕様 ↗
- ※2TUF GAMING B850M-PLUS WIFI 国内公式仕様 ↗
- ※3B850M Pro RS WiFi ↗
- ※4GIGABYTE B850M AORUS ELITE WIFI6E (Rev. 1.x) ↗
- ※5B850M Steel Legend WiFi ↗
- ※6PRO B850M-A WIFI 国内公式比較仕様 ↗
- ※7PRIME B850M-A WIFI-CSM 国内公式仕様 ↗
- ※8B850M DS3H (rev. 1.2) 国内公式仕様 ↗
- ※9B650M-HDV/M.2 ↗
- ※10X870M AORUS ELITE WIFI7 国内公式仕様 ↗
- ※11Intel:200S系のソケット・チップセット互換性 ↗
- ※12MSI:Core Ultra 200S PlusとZ890の対応更新 ↗
- ※13ASUS:AM5の現行B850ラインアップ ↗
- ※14ASUS:マザーボード保証と国内正規代理店の規定 ↗
- ※15GIGABYTE:現行Z890 AORUS ELITE WIFI7 PLUS ↗
- ※16GIGABYTE:X870M AORUS ELITE WIFI7とUSB4・拡張条件 ↗
- ※17ASRock:B850M Pro RS WiFi・CPU別対応条件 ↗
- ※18StarTech:PEXUSB3S44Vの独立USBチャンネルと補助電源 ↗
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