いい買い物に、根拠を。

マザーボードの選び方

ATX・microATX・Mini-ITXの違い|ケースと増設予定に合うサイズを選ぶ

小さいボードを選べばPC全体も必ず小さくなる、とは限りません。GPU・電源・冷却器を含めてケースを決め、必要なスロットと作業スペースを確保しましょう。

リサちゃんとピクくんと整理しよう

ATXにしておけば増設で困らない?

リサちゃん

グラボとキャプチャーカードを付けたいな。

ピクくん

スロットの本数だけでなく位置を見よう。厚いグラボで隣が隠れることもあるし、長い形のスロットでも配線がx1やx4の場合がある。使うカードの帯域と、差したあとに残る空間まで確認したいね。

microATXだと性能が下がる?

リサちゃん

小さいケースを置きたいんだ。

ピクくん

サイズそのものがCPU性能を決めるわけではないよ。microATXでも4枚のDIMMや複数M.2を持つ機種がある。グラボ一枚の構成なら、必要端子を確認して小さくまとめる選択肢になるね。

Mini-ITXは組みやすそう?

リサちゃん

部品が少ないなら簡単かな。

ピクくん

配線や冷却器の取り付け順に余裕が少ないことがある。一般的にはDIMMが2本、拡張スロットが1本なので、後からカードで端子を補う計画は立てにくい。小型化を優先するなら、購入前にケースとCPUクーラーを一緒に照合しよう。

E-ATX対応ケースなら、大型ボードは全部入る?

リサちゃん

GODLIKE MAXみたいな上位機も気になる。

ピクくん

E-ATXという表記だけで横幅を決めつけないでね。GODLIKE MAXは304.8×277mm。ケースの対応寸法や配線穴、ラジエーターとの干渉を照合する。端子を使い切る目的がなければ、広いボードのためだけにケースを大きくする必要はないよ。

裏配線のボードも同じケースで使える?

リサちゃん

配線が見えないタイプにしたい。

ピクくん

ASUS BTF、MSI PZ、GIGABYTE STEALTHなどは背面コネクターへアクセスできる対応ケースが必要。通常モデルの色違いとして注文しないで、ボードとケースの両方の対応表を確かめよう。

使い方が決まったら、候補を選ぼう

気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。

今回出てきた商品

本文の違いを説明するための実例です。掲載順はおすすめ順位ではありません。

MSI · 本文の構成例

MSI MAG B850 TOMAHAWK MAX WIFI II

本文で説明したサイズや端子の違いを確かめるための具体例です。必要な条件と購入型番をそろえて比較してください。

MSI · 本文の構成例

MSI MAG B850M MORTAR WIFI

本文で説明したサイズや端子の違いを確かめるための具体例です。必要な条件と購入型番をそろえて比較してください。

MSI · 本文の構成例

MSI MPG B850I EDGE TI WIFI

本文で説明したサイズや端子の違いを確かめるための具体例です。必要な条件と購入型番をそろえて比較してください。

MSI · 本文の構成例

MSI MEG X870E GODLIKE MAX

本文で説明したサイズや端子の違いを確かめるための具体例です。必要な条件と購入型番をそろえて比較してください。

選ぶ前の確認メモ

  • CPU対応表・必要BIOS・基板改訂番号を確認する。
  • ケース寸法とM.2/PCIe/USBの同時使用条件を確認する。
  • メモリーQVLと国内販売元の保証窓口を確認する。

参考資料

  1. ※1MAG B850 TOMAHAWK MAX WIFI II 国内公式比較仕様 ↗
  2. ※2MAG B850M MORTAR WIFI 国内公式比較仕様 ↗
  3. ※3MPG B850I EDGE TI WIFI 国内公式比較仕様 ↗
  4. ※4MEG X870E GODLIKE MAX 国内公式比較仕様 ↗
  5. ※5Intel:200S系のソケット・チップセット互換性 ↗
  6. ※6MSI:Core Ultra 200S PlusとZ890の対応更新 ↗
  7. ※7ASUS:AM5の現行B850ラインアップ ↗
  8. ※8ASUS:マザーボード保証と国内正規代理店の規定 ↗
  9. ※9GIGABYTE:現行Z890 AORUS ELITE WIFI7 PLUS ↗
  10. ※10GIGABYTE:X870M AORUS ELITE WIFI7とUSB4・拡張条件 ↗
  11. ※11ASRock:B850M Pro RS WiFi・CPU別対応条件 ↗
  12. ※12StarTech:PEXUSB3S44Vの独立USBチャンネルと補助電源 ↗