いい買い物に、根拠を。

PCケースファンの選び方

PCケースファンの選び方|サイズ・置き場所・静かさから決めよう

ファンは増やすほど必ず快適になるわけではありません。ケースへ空気が入る場所と出る場所を作り、取付寸法と端子を合わせてから、必要な冷却と音のバランスを考えましょう。

リサちゃんとピクくんと整理しよう

温度が高い。空いている場所を全部埋める?

リサちゃん

ファンをたくさん付ければ冷えそうだよね。

ピクくん

先に、フィルターの詰まりや吸排気の向きを確認しよう。空気の出口が足りない、吸気口が壁で塞がれている、といった原因は個数だけでは解消できない。CPUやGPUの温度と音を、普段の作業中に見ながら必要な場所へ追加するんだ。

120mmと140mm、どちらを買えばいい?

リサちゃん

大きいほうが得なのかな。

ピクくん

ケースの同じ場所に両方付けられるか確認しよう。大きいファンを低速で使う案はあるけれど、取付数や開口部が変わる。口径だけで静かさや冷却の優劣は決まらないよ。

120mm対応と書いてあれば全部入る?

リサちゃん

ネジの位置さえ合えば大丈夫?

ピクくん

厚さとフレームの形も見るよ。普通のケース用でも25・26・27mmがあり、厚型は30mmなどになる。前面にラジエーターを付けるなら、その厚さとグラボの長さも合わせて確認しよう。

風量と静圧、どちらが大事?

リサちゃん

数字の大きい順で選んでいたよ。

ピクくん

抵抗が小さい開口部と、フィルターやラジエーター越しでは条件が違う。最大風量と最大静圧は同時に出る値でもない。放熱器用なら抵抗下の使い方を重視し、普段の回転数で必要な風が通るかを考えたいね。

一番小さいdBAなら静かにできる?

リサちゃん

メーカーの表なら比べやすいけど。

ピクくん

測定距離や回転数、環境が揃っていない表を、そのまま横並びの実測順位にはできない。ケースの共振、風切り音、回転数の急な変化も気になりやすい。上限だけでなく低速域と制御のしやすさを見よう。

高級ファンへ全部交換する価値は?

リサちゃん

同じ予算なら個数も増やせるよね。

ピクくん

光らせるか、配線をまとめたいか、長い保証を求めるかで費用の使い道が変わる。まず足りない位置を決めて、国内の保証窓口と入り数まで揃えて比較しよう。セットが安くても余るなら単体のほうが合うよ。

使い方が決まったら、候補を選ぼう

気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。

今回出てきた商品

本文の違いを説明するための実例です。掲載順はおすすめ順位ではありません。

Noctua · 本文の取付条件を確かめる例

Noctua NF-A12x25 G2 PWM

ケースや放熱器の許容寸法と、製品の厚さ・ネジ位置を照合して選ぶ実製品例です。

Noctua · 本文の取付条件を確かめる例

Noctua NF-A14x25 G2 PWM

ケースや放熱器の許容寸法と、製品の厚さ・ネジ位置を照合して選ぶ実製品例です。

選ぶ前の確認メモ

  • 口径・厚さ・取付穴をケースや放熱器の説明書と照合する。
  • 回転制御とLEDの端子・電圧・電流上限を別々に確かめる。
  • 必要個数と国内保証窓口を確かめ、単体とセットの価格を比較する。

参考資料

  1. ※1Noctua NF-A12x25 G2 PWM ↗
  2. ※2Noctua NF-A14x25 G2 PWM ↗
  3. ※3CORSAIR:ケースとラジエーターの風量・静圧 ↗
  4. ※4ASUS:ファンとケースケーブルの接続 ↗
  5. ※5ASUS:5V ARGBと12V RGBの接続 ↗
  6. ※6be quiet!:現行ファンの仕様別一覧 ↗
  7. ※7CORSAIR:RX II・LXの現行構成 ↗
  8. ※8Noctua:NF-A12x25 G2 PWM ↗
  9. ※9Phanteks:M25 Gen2 140mm・接続仕様 ↗
  10. ※10Noctua:200mmファンの取付穴 ↗
  11. ※11Scythe KAZE FLEXⅡ 120 PWM (KFS1225FD15-P) ↗
  12. ※12ARCTIC 通常製品一覧 ↗
  13. ※13Phanteks T30-120 ↗