PCケースファンの選び方
薄型・小径・厚型ファンの選び方|入る寸法と用途から候補を絞る
小型ケース、狭い天板、厚いラジエーターでは、標準ファンとは別の確認が必要です。サイズ違いを一つの性能順位にせず、入る寸法と端子が一致する実製品から選びましょう。
リサちゃんとピクくんと整理しよう
25mm厚が入らないなら?
天板とマザーボードの隙間が小さい。
120mmなら15mm厚のNF-A12x15 PWM、140mmなら16mm厚のP14 Slim PWM PSTという例がある。薄型は取付余裕を作れる一方、通常厚と同じ冷却や音になるとは限らない。必要な取付穴とネジの長さも確認しよう。
92mmや40mmのファンを交換したい
サイズさえ小さければ入る?
92mmのNF-A9 PWM、40mmのTL-B4010はそれぞれ別の取付用途だよ。電圧、厚さ、端子配列が一致するかを確認しよう。機器内部の専用品は形が似ていても互換とは限らず、特に電源ユニットを開けて交換する用途には案内しないよ。
30mm厚は大きい分だけ得?
T30という名前を見たよ。
T30-120は厚さ30mmの例。ラジエーターや周辺部品と干渉しない余裕が必要で、標準25mmの比較へ無条件には入れられない。ネジも放熱器の指定長を使い、長すぎて内部を傷めないようにしよう。
200mm対応ならNF-A20を選べる?
ケースに大きな穴があるよ。
200mm級は取付穴の間隔が統一されているとは限らない。NF-A20にも複数の取付穴があるけれど、ケースのネジ位置、フレームの外形、30mmの厚さを図面で合わせよう。
ラジエーター用は静圧が最大ならいい?
フィンが細かいから強い風が要りそう。
同じ抵抗と騒音条件での性能が大事。最高回転時の最大静圧だけでは、普段の使い勝手までは決まらない。120mmラジエーターなら120mm取付、140mmなら140mm取付を守り、厚さとネジ条件を合わせた候補へ進もう。
専用のサイズは、取付先の型番から選ぶ
通常の120mmや140mmと比べて選べないんだね。
薄型、40mm、92mm、200mmは取付先と電圧が異なる。例えば15mm厚が必要なら、25mm厚で評価のよい製品も入らない。まず同じ寸法・電圧・端子に限定して候補を比べよう。
同じ寸法なら機器内部にも使える?
回転検知や制御、コネクター配列が専用の場合があるので、機器メーカーの交換条件を先に確認する。汎用ケースの増設と、機器内の修理部品を同じ購入判断にしないことが大切だよ。
使い方が決まったら、候補を選ぼう
気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。
今回出てきた商品
本文の違いを説明するための実例です。掲載順はおすすめ順位ではありません。
選ぶ前の確認メモ
- 口径・厚さ・取付穴をケースや放熱器の説明書と照合する。
- 回転制御とLEDの端子・電圧・電流上限を別々に確かめる。
- 必要個数と国内保証窓口を確かめ、単体とセットの価格を比較する。
参考資料
- ※1Noctua NF-A12x15 PWM ↗
- ※2ARCTIC 通常製品一覧 ↗
- ※3P14 Slim PWM PST 型番別仕様 ↗
- ※4Noctua NF-A9 PWM ↗
- ※5Thermalright 通常製品一覧 ↗
- ※6TL-B4010 公式仕様 ↗
- ※7Phanteks T30-120 ↗
- ※8Noctua NF-A20 PWM ↗
- ※9CORSAIR:ケースとラジエーターの風量・静圧 ↗
- ※10ASUS:ファンとケースケーブルの接続 ↗
- ※11ASUS:5V ARGBと12V RGBの接続 ↗
- ※12be quiet!:現行ファンの仕様別一覧 ↗
- ※13CORSAIR:RX II・LXの現行構成 ↗
- ※14Noctua:NF-A12x25 G2 PWM ↗
- ※15Phanteks:M25 Gen2 140mm・接続仕様 ↗
- ※16Noctua:200mmファンの取付穴 ↗
リサちゃん
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