PCケースファンの選び方
ケースファンの吸気・排気と接続|PWM・ARGB・分岐を取り違えない
回るための配線と、光るための配線は別です。風の向きを決めたら、マザーボードのファン端子、LED端子、電流上限を順に確かめましょう。
リサちゃんとピクくんと整理しよう
どこを吸気、どこを排気にする?
前と上にファンを付けられるよ。
前や底から取り込み、後ろや上から出す配置は出発点になる。ただしケースの構造やラジエーター位置で変わるよ。ケースの推奨配置を基本に、入れた空気がすぐ出口へ抜けず、冷やしたい部品へ届くように考えよう。
羽根のきれいな面を内側へ向けたい
裏側が見えるのは嫌なんだ。
逆回転・逆羽根モデルなら見せる面と風向きを両立できる場合がある。でも表裏の見た目で判断せず、本体の矢印や説明書で風向きを確認しよう。標準P12 ProとReverseは厚さも同じではないよ。
3ピンと4ピン、どっちが回る端子?
LEDの端子も似ていて迷う。
モーター用は一般に3ピンDCか4ピンPWM。LED用の3ピンARGBや4ピンRGBとは別物だよ。基板のCHA_FANなどの表記と説明書を照合し、PWM対応ファンなら制御モードも合わせよう。
5V ARGBを12V RGBへつないでいい?
形を合わせれば使えそうだけど。
電圧も制御方式も違うので、そのままつないではいけない。LEDの5V・12V、ピン位置を確認しよう。回転用12Vファンの4ピンとも区別するんだ。
PSTや分岐ケーブルなら何台でも増やせる?
端子が一つしか空いていないよ。
分岐しても給電元の許容電流は増えない。接続するファンの定格・最大電流と、ボード端子の上限を説明書で確認しよう。多台数なら対応する外部給電ハブを検討し、回転信号がどの一台から読まれるかも見るよ。
専用ハブ式のファンは避けるべき?
iCUE LINKみたいなものがあるよね。
配線やソフトをまとめる便利さはあるけれど、ハブ、給電、USB端子、対応世代が必要になる。RX IIや一体フレームの新製品もあるので、増設用一台だけで動かせると思わず、スターター構成の総額で比較しよう。汎用PWMで十分なら、このページの候補が選びやすいね。
回転数が上下する音が気になる
ちょっと操作しただけでうるさくなるんだ。
温度と回転数の関係、反応の遅延、最低回転域を確認しよう。冷却が足りる範囲で急な変化を抑える設定を試す。ファン停止に対応するかは機種別で、無理に低いPWMへして停止・再始動を繰り返す設定にはしないようにね。
使い方が決まったら、候補を選ぼう
気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。
今回出てきた商品
本文の違いを説明するための実例です。掲載順はおすすめ順位ではありません。
be quiet! · 本文の取付条件を確かめる例
be quiet! Light Wings LX 120 High-Speed(黒・1個入)
ケースや放熱器の許容寸法と、製品の厚さ・ネジ位置を照合して選ぶ実製品例です。
選ぶ前の確認メモ
- 口径・厚さ・取付穴をケースや放熱器の説明書と照合する。
- 回転制御とLEDの端子・電圧・電流上限を別々に確かめる。
- 必要個数と国内保証窓口を確かめ、単体とセットの価格を比較する。
参考資料
- ※1ARCTIC 通常製品一覧 ↗
- ※2P12 Pro PST 型番別仕様 ↗
- ※3be quiet! 国内正規代理店通常一覧 ↗
- ※4Light Wings LX 120 High-Speed(黒・1個入) 仕様 ↗
- ※5ARCTIC 通常製品一覧 ↗
- ※6P12 Pro Reverse 型番別仕様 ↗
- ※7Phanteks M25G2-120 ↗
- ※8CORSAIR:ケースとラジエーターの風量・静圧 ↗
- ※9ASUS:ファンとケースケーブルの接続 ↗
- ※10ASUS:5V ARGBと12V RGBの接続 ↗
- ※11be quiet!:現行ファンの仕様別一覧 ↗
- ※12CORSAIR:RX II・LXの現行構成 ↗
- ※13Noctua:NF-A12x25 G2 PWM ↗
- ※14Phanteks:M25 Gen2 140mm・接続仕様 ↗
- ※15Noctua:200mmファンの取付穴 ↗
リサちゃん
ピクくん
ピクくん
リサちゃん
ピクくん