USB充電器の選び方
140W以上のUSB充電器を選ぶには?|対応PCとケーブルを先に確認
140W、180W、240Wには、端末・充電器・ケーブルをそろえる条件があります。「合計240W」と「1台へ240W」も別物。高出力が必要な場面から、買うべき電源を整理します。
リサちゃんとピクくんと整理しよう
240Wのケーブルを買っても、PCの上限は増えない
ケーブルを240WにすればPCへ240W流れる?
PCと充電器の両方が、その電圧・電流での給電に対応する必要がある。USB PDのEPRでは28V・5Aで140W、36V・5Aで180W、48V・5Aで240Wという条件があるけれど、機器が全部に対応するわけではないよ。
140W充電器は180Wの代わりにならないんだね。
そう。まずPCが指定する接続方法と電源を確認しよう。充電器の製品名より、1ポートの出力表を読む場面だね。
卓上240Wは、1台240Wという意味ではない
Ankerの240W卓上型なら、どのPCでも余裕?
A2342の最大はC1から140Wで、残り側へ最大100Wを配る構成。PC2台などをまとめる240Wなんだ。1台に240Wが必要な用途は別に探す必要がある。
ノートPCと仕事用の別PCを一緒につなぐなら使い道があるね。
その場合もC1とC2/C3の組合せで確認しよう。ケーブルを挿す場所を固定しておくと間違えにくい。
1台へ240Wを出せる充電器の実例はある?
合計240Wと1口140Wの違いは分かった。1口240Wの製品も選べるの?
UGREEN Nexode 500Wの国内商品番号55552は、C1が最大240W、C2〜C5は各最大100W、充電器全体で最大500Wと案内されているよ。500Wを1台のPCへ渡す意味ではないんだ。
今の140W対応PCにつなげば、もっと速くなる?
PCが140Wまでなら受け取り側の上限は変わらない。240Wを使うには端末の受電条件と240W対応USB-Cケーブルも必要。壁へ直接挿す携帯型ではなく、2mのAC電源ケーブルで机に置く製品だから、据置の使い方に合うかを考えよう。
USB PDの数字と独自方式の数字を区別
Anker160Wは1口150Wとも書いてあった。
150Wは指定のAnker Prime Power Bankとの独自接続。一般のUSB PD機器へは最大140Wだよ。PC用の比較に独自方式の150Wを持ち込まないようにしよう。
スマホの独自急速充電も同じ注意が必要?
同じ考え方。専用ケーブルや端末の組合せだけで出る数字なのか、標準規格で使える数字なのかを分けると選びやすい。
純正電源を残したほうがよい場面もある
高出力USB-Cで、大きい純正電源をなくしたい。
普段の事務作業では置き換えられても、高負荷作業やゲーム中の性能に条件があるPCもある。USB-C受電に対応するだけで、純正電源と同じ運用になるとは限らない。
買う前にメーカーへ聞くなら何を伝える?
PC型番、使うアプリ、充電器のPDO、ケーブル、同時接続台数。作業中も電池を減らさず使いたい、と目的を伝えると判断を合わせやすいよ。
使い方が決まったら、候補を選ぼう
気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。
今回出てきた商品
本文の違いを説明するための実例です。掲載順はおすすめ順位ではありません。
Anker · PC2台への配分例
Anker Prime Desktop Charger (240W, 4 ports, GaN)
1台へ240Wではなく、2台へ別々に給電する製品の例。対応PCを机に置いて使う場合に検討できます。
UGREEN · 単ポート240Wを使う卓上型の例
UGREEN Nexode 500W 6ポート(国内商品番号55552)
国内公式ストアが案内する単ポート240Wの具体例。USB-C端末側が必要なEPR入力に対応している場合に検討できます。携帯型140Wより大きな机上の電源として、置き場所とACケーブルの経路も合わせて選びましょう。
選ぶ前の確認メモ
- PCがUSB PD EPRの何V・何Wまで受け取れるか確認したか
- 充電器の合計出力ではなく、使用するUSB-C端子の単独出力を確認したか
- ケーブルが必要なEPR出力に対応し、複数台をつないでも必要電力が残るか
- 高負荷では純正電源が必要なPCではないか
リサちゃん
ピクくん
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ピクくん
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