ヘッドホンの選び方
開放型有線ヘッドホン10機種を比較|音の傾向・装着・必要な出力で選ぶ
静かな自室で音漏れを許せる人向けの10機種です。HD 560Sのような比較的均衡した再生傾向を基準に聴き比べ、声・低音・高音の好みを確かめます。300Ωや470Ωの機種は、手持ち出力で音量の余裕が足りるかも合わせて選びましょう。
条件と主な機能を比較
| 商品 | 構造 | 本体重量 | インピーダンス | 付属端子 | ケーブル |
|---|---|---|---|---|---|
| 手持ち機器からの接続と装着を比較 | |||||
| 装着方式:オーバーイヤー / ハウジング構造:開放型 | 280 g | インピーダンス:120 Ω | 有線(3.5mm)・有線(6.3mm) | ケーブル交換:対応 | |
| ハウジング構造:開放型 | 約207 g | インピーダンス:50 Ω | 有線(3.5mm)・有線(6.3mm) | ケーブル交換:対応 | |
| 装着方式:オーバーイヤー / ハウジング構造:開放型 | 237 g | インピーダンス:150 Ω | 有線(3.5mm)・有線(6.3mm) | 未確認 | |
| 装着方式:オーバーイヤー / ハウジング構造:開放型 | 345 g | インピーダンス:48 Ω | 有線 | ケーブル交換:対応 | |
| ハウジング構造:開放型 | 約210 g | インピーダンス:36 Ω | 有線(3.5mm)・有線(6.3mm) | 未確認 | |
| 装着方式:オーバーイヤー / ハウジング構造:開放型 | 292 g | インピーダンス:48 Ω | 有線 | 未確認 | |
| ハウジング構造:開放型 | 294 g | 未確認 | 未確認 | 未確認 | |
| 据置出力の余裕も確認する | |||||
| ハウジング構造:開放型 | 260 g | インピーダンス:300 Ω | 有線(3.5mm)・有線(6.3mm) | ケーブル交換:対応 | |
| ハウジング構造:開放型 | 約199 g | インピーダンス:470 Ω | 有線(3.5mm)・有線(6.3mm) | ケーブル交換:対応 | |
| 装着方式:オーバーイヤー / ハウジング構造:開放型 | 260 g | インピーダンス:300 Ω | 有線(3.5mm)・有線(6.3mm) | ケーブル交換:対応 | |
リサちゃんとピクくんと整理しよう
まず、音漏れを許せる部屋か確認する
家の中だから開放型でもいいよね?
隣で家族が静かに過ごすなら、漏れる音が気になることもある。窓の外の音や空調音も入るから、一人の静かな部屋向けとして考えよう。
必要なのは、Ωの順位ではなく出力の相性
470ΩのR70xaがいちばん本格的なの?
Ωは電気的な条件で、音のよさの点数ではない。感度も合わせ、今の機器で必要な音量に余裕があるかを確認するんだ。
アンプを足すなら、最初から総額で考える
本体だけなら予算に入りそう。
端子変換と出力の不足がないかも見るといい。アンプが必要な構成ならその費用を足し、本体を替える案とも比べよう。無条件に高価なアンプを追加する必要はないよ。
同じ曲と音量で、好みを確かめる
HD 600と650は、650のほうが上?
別の調整を持つ機種として比べたい。音量が違うと大きいほうをよく感じやすいので、なるべくそろえて、普段の曲の歌声や低音を聞いてみよう。
測定で平らなら、誰でも一番よく聞こえる?
HD 560Sのような平らな音を選べば間違いない?
RTINGSでは全体のバランスと左右の一致を評価する一方、高音の山や谷も指摘している。平均的な傾向が整っていても、声の高さや好きな楽器によって気になる場所は違う。これは好みをなくすための順位ではなく、聴き比べの基準にできる情報なんだ。
試聴で音量が大きいほうがよく聞こえる気がする。
そこでまず音量を近づける。いつもの曲で、低音が声を覆わないか、サ行が強すぎないかを短く切り替えて聴こう。開放型は店内騒音が入りやすいので、静かな場所で試せるかも確認したい。
条件を決めて候補を比べる
使う場所と接続が決まったら、対応する候補へ進みましょう。
候補ごとの選ぶ理由と注意点
手持ち機器からの接続と装着を比較
定番の開放型を基準にする
HD 560Sは着脱ケーブルと120Ω。古い発売年でも国内公式の現行候補として比較しやすい。
- 構造
- 装着方式:オーバーイヤー / ハウジング構造:開放型
- 接続
- 有線(3.5mm)・有線(6.3mm)
- 本体重量
- 280 g
- 電池・電源
- 連続音声再生:ANC ON:対象外 / 連続音声再生:通常使用:対象外
- 遮音方式
- 未確認
- ケーブル
- ケーブル交換:対応
- 電源・出力条件
- 未確認
- インピーダンス
- インピーダンス:120 Ω
確認しておきたい点付属ケーブルの世代・構成を販売ページで確認。
軽さと着脱ケーブルを取る
ATH-R50xは約207g、50Ω。自室で使う有線の入口として、装着とケーブルの扱いやすさを比較しやすい。
- 構造
- ハウジング構造:開放型
- 接続
- 有線(3.5mm)・有線(6.3mm)
- 本体重量
- 約207 g
- 電池・電源
- 連続音声再生:ANC ON:対象外 / 連続音声再生:通常使用:対象外
- 遮音方式
- 未確認
- ケーブル
- ケーブル交換:対応
- 電源・出力条件
- 未確認
- インピーダンス
- インピーダンス:50 Ω
確認しておきたい点50Ωだけでスマホ直結の余裕を保証しない。接続先の出力も確認。
237gの現行HDを選ぶ
HD 550は軽さも見ながら開放型を選びたい人に。150Ωの接続条件まで含めて検討したい。
- 構造
- 装着方式:オーバーイヤー / ハウジング構造:開放型
- 接続
- 有線(3.5mm)・有線(6.3mm)
- 本体重量
- 237 g
- 電池・電源
- 未確認
- 遮音方式
- 未確認
- ケーブル
- 未確認
- 電源・出力条件
- 未確認
- インピーダンス
- インピーダンス:150 Ω
確認しておきたい点HD 560Sとは別機種。数字の大きさだけで上下をつけない。
48Ωと着脱ケーブル
DT 900 PRO Xは接続条件と交換部品を重視する人に。
- 構造
- 装着方式:オーバーイヤー / ハウジング構造:開放型
- 接続
- 有線
- 本体重量
- 345 g
- 電池・電源
- 未確認
- 遮音方式
- 未確認
- ケーブル
- ケーブル交換:対応
- 電源・出力条件
- 未確認
- インピーダンス
- インピーダンス:48 Ω
確認しておきたい点約345g。パッドや頭の支え方を試し、軽量機と同じ感覚を期待しない。
36Ωの開放型を選ぶ
ATH-R30xは上位Rシリーズの機能を全部求めず、静かな部屋で有線を始めたい人に。
- 構造
- ハウジング構造:開放型
- 接続
- 有線(3.5mm)・有線(6.3mm)
- 本体重量
- 約210 g
- 電池・電源
- 連続音声再生:通常使用:対象外
- 遮音方式
- 未確認
- ケーブル
- 未確認
- 電源・出力条件
- 未確認
- インピーダンス
- インピーダンス:36 Ω
確認しておきたい点ケーブルの着脱可否や付属長さを上位機種と同じだと推測しない。
48Ωの現行構成を選ぶ
DT 990 PRO Xは従来のDT 990 PROのインピーダンス違いとは別機種。現行の端子や部品構成から選びたい人に。
- 構造
- 装着方式:オーバーイヤー / ハウジング構造:開放型
- 接続
- 有線
- 本体重量
- 292 g
- 電池・電源
- 未確認
- 遮音方式
- 未確認
- ケーブル
- 未確認
- 電源・出力条件
- 未確認
- インピーダンス
- インピーダンス:48 Ω
確認しておきたい点旧250Ω版のレビューや交換部品をそのまま当てはめない。
据置出力の余裕も確認する
300ΩのHDを音で選ぶ
HD 600は接続機器も用意してじっくり聴く候補。HD 650との違いは好きな曲で比べたい。
- 構造
- ハウジング構造:開放型
- 接続
- 有線(3.5mm)・有線(6.3mm)
- 本体重量
- 260 g
- 電池・電源
- 未確認
- 遮音方式
- 未確認
- ケーブル
- ケーブル交換:対応
- 電源・出力条件
- 未確認
- インピーダンス
- インピーダンス:300 Ω
確認しておきたい点スマホ変換器だけで必要な音量が出るか確認。アンプが必要なら総額へ加える。
199gと開放構造を選ぶ
ATH-R70xaは軽い本体と着脱ケーブルを重視する人向け。従来R70xから更新されたモデルを掲載。
- 構造
- ハウジング構造:開放型
- 接続
- 有線(3.5mm)・有線(6.3mm)
- 本体重量
- 約199 g
- 電池・電源
- 連続音声再生:通常使用:対象外
- 遮音方式
- 未確認
- ケーブル
- ケーブル交換:対応
- 電源・出力条件
- 未確認
- インピーダンス
- インピーダンス:470 Ω
確認しておきたい点470Ω。軽さと駆動のしやすさは別なので、接続先を先に決める。
好みの音の調整から選ぶ
HD 650は300Ωの据え置き候補。HD 600と型番の大小だけで選ばず、自分の曲で好みを確かめたい。
- 構造
- 装着方式:オーバーイヤー / ハウジング構造:開放型
- 接続
- 有線(3.5mm)・有線(6.3mm)
- 本体重量
- 260 g
- 電池・電源
- 未確認
- 遮音方式
- 未確認
- ケーブル
- ケーブル交換:対応
- 電源・出力条件
- 未確認
- インピーダンス
- インピーダンス:300 Ω
確認しておきたい点両機を同じ音量に合わせて比較。ケーブル先端の付属変換も確認。
選ぶ前の確認メモ
- 静かな部屋で音漏れを許せるかを確かめる。
- 感度と入力機器の出力を確認し、必要なアンプ代も含める。
- 試聴では音量をそろえ、低音・高音の好みと頭への当たりを分けて比べる。
参考資料
- ※1ATH-R50x 取扱説明書(日本語を含む) ↗
- ※2ATH-R50x 日本公式:特長・テクニカルデータ ↗
- ※3HD 550 日本公式製品情報・仕様・販売掲載 ↗
- ※4HD 560S 公式サポート:ケーブルの着脱 ↗
- ※5HD 560S 公式サポート:インピーダンス120Ω(本文英語) ↗
- ※6HD 560S 日本公式:製品情報(SKU 509144) ↗
- ※7HD 560S 公式サポート:仕様(英語) ↗
- ※8DT 900 PRO X ↗
- ※9ATH-R30x 国内公式商品・販売掲載/テクニカルデータ ↗
- ※10HD 600 日本公式製品情報・仕様・販売掲載 ↗
- ※11ATH-R70xa 国内公式商品・販売掲載/テクニカルデータ ↗
- ※12DT 990 PRO X ↗
- ※13HD 650 日本公式製品情報・仕様・販売掲載 ↗
- ※14HD 650 国内ストア仕様(英語表示) ↗
- ※15Focal Hadenys ↗
- ※16Focal / Naim:Focal Hadenys 仕様確認 ↗
- ※17オーディオテクニカ:構造・接続・仕様の選び方 ↗
- ※18RTINGS:HD 560Sの再生特性・装着差・遮音の試験 ↗
リサちゃん
ピクくん
ピクくん
リサちゃん
ピクくん








