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PCケースの選び方

Mini-ITXケース10製品を比較|大型空冷・水冷・薄型・縦型から選ぶ

置く場所と残したいパーツを決め、GPU・電源・CPU冷却が同時に収まる構成から10候補を比較します。大きいケースの余裕、小さいケースの設置性、外観は異なる価値です。取付上限の数字を別々に満たすだけで組み上がるとは判断しません。

条件をそろえて候補を比べる

条件をそろえて候補を比べる
商品サイズ・対応基板グラボの条件空冷・水冷付属ファン購入前の確認
空冷と電源・GPUの組合せを選ぶ
Mini-ITXGPU305mm SFX時/230mm ATX時空冷172mm/側面240mmなしATX電源は奥行140mmまで
Mini-ITX短いGPU向け/2スロット空冷85~172mm・電源に依存別途用意幅200×奥行280×高232mm/13L
Mini-ITXGPU最大270mm空冷135mm販売セットを確認ATX電源140mmまで。持ち手付の小型候補
水冷とGPUを組み合わせる
Mini-ITXGPU361.5×160×78.5mm(接続部含む)空冷70mm/天面240・280mm冷却一式を別途計画SFX/SFX-L/PCIe5.0ライザー付属
Mini-ITXGPU322mm/3スロット空冷55mm/天面240mm・計厚55mmまで水冷・ファン別途X5のライザー世代を購入時に照合
Mini-ITXGPU326mm/厚みはスパイン位置依存空冷55~70mm/天面280mm底120mm×2SFX/SFX-L。空冷の高さとGPU厚を同時選択
空冷高とGPU厚を配分する
Mini-ITXGPU322mm/厚さと高さは配置依存空冷48~77mm・GPUと取合い別途用意SFX/SFX-L/PCIe4.0ライザー
薄型・縦横設置を選ぶ
Mini-ITX薄型GPU335mm・側面ファン条件あり空冷70mm側140mm×2縦横設置、SFX/SFX-L/ライザー
縦型:置き面積と高さを選ぶ
Mini-ITX縦型GPU最大325mm/厚さを確認空冷114mm/前面280mm天面180mm×1布地外装。置き面積と高さを分けて確認
Mini-ITX縦型GPU245mmカバー有/360mm無空冷210mm/側面360・280mm天面120mm×2高さ506mm。最小容積を狙うケースではない

リサちゃんとピクくんと整理しよう

ケースから全部の部品を決めてもいい?

リサちゃん

小さくて好きな形が見つかった。

ピクくん

いい入口だね。ただし購入前に、GPU、電源、CPUクーラーの組み合わせを一式決めよう。一部だけ後回しにすると、最後の一つが入らないことがある。

リサちゃん

手持ちの電源を使いたいときは?

ピクくん

ATXを使えるケースでもGPU空間が減る場合がある。CH160 MESHのような条件を先に読み、必要ならSFXへ替える費用も含めよう。

ライザー付きなら新しいGPUでも設定不要?

リサちゃん

世代の数字が書いてあるね。

ピクくん

基板とGPUの間へ入るケーブルなので、対応するPCIe世代と取付が重要。同じケース名でもライザー違いがあるから購入型番まで見よう。

リサちゃん

A4-H2OはX5を紹介しているんだね。

ピクくん

うん。旧3.0/4.0版を検索結果で選ぶときは付属品が変わる。NR200P V3も5.0付属で、V2や初代とは同じ条件にしないで比べよう。

小さいほどファンの音は大きい?

リサちゃん

小ささのために我慢が必要なのかな。

ピクくん

使うCPUの電力設定、GPUの厚み、吸気口との距離で変わる。Terraのような配置調整型では、ぎりぎりまで大きいクーラーを入れることが最良とは限らないよ。

リサちゃん

高さに余裕を残すことも考えるんだ。

ピクくん

そう。冷やしたい負荷と許容する音を決め、必要なら少し大きいCH160やmicroATXへ戻る選択もある。

Tower250もMini-ITXなのに大きいね。

リサちゃん

同じ小型ケースでも、置く場所が変わるんだね。

ピクくん

Mini-ITXは基板の規格で、箱の小ささの保証ではないよ。Tower250は見せ方と冷却の余地、Moodは置き面積と部屋への馴染み方、という別の目的で紹介している。

リサちゃん

最小サイズが欲しいなら別の候補を残すんだね。

ピクくん

うん。写真だけで決めず、机の幅・奥行・高さへ実寸を当てはめてから比較しよう。

候補ごとの使いどころと注意点

空冷と電源・GPUの組合せを選ぶ

  • DeepCoolPCケース
    商品情報を見る

    CH160 MESH

    大型空冷を使いながら小型にする

    CH160 MESHは直挿しGPUで考えやすい。

    CH160 MESHは直挿しGPUで考えやすい。

    172mm空冷、側面240mm水冷を検討できるメッシュ版。GPUをマザーボードへ直接挿す構成で、ライザーを増やさず小型化したい人に向きます。

    サイズ・対応基板
    Mini-ITX
    グラボの条件
    GPU305mm SFX時/230mm ATX時
    空冷・水冷
    空冷172mm/側面240mm
    付属ファン
    なし
    購入前の確認
    ATX電源は奥行140mmまで
    • 空冷172mm/側面240mm
    • ATX電源は奥行140mmまで

    確認しておきたい点GPU305mmはSFX/SFX-L時。ATX電源では230mmまでです。付属ファンなしなので冷却一式を予算へ入れてください。

  • SilverStonePCケース
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    SUGO 16

    短いGPUと小さな箱形を組む

    SUGO16は電源で空冷の空間が変わる。

    SUGO16は電源で空冷の空間が変わる。

    13L級の箱形ケースを、短いGPUやコンパクトな仕事用構成で使う候補。ATX電源を残すかSFXにするかで空冷や前面ファンの選択が変わります。

    サイズ・対応基板
    Mini-ITX
    グラボの条件
    短いGPU向け/2スロット
    空冷・水冷
    空冷85~172mm・電源に依存
    付属ファン
    別途用意
    購入前の確認
    幅200×奥行280×高232mm/13L
    • 空冷85~172mm・電源に依存
    • 幅200×奥行280×高232mm/13L

    確認しておきたい点CPU空冷の85~172mmは電源構成による範囲。大きな空冷と長いATX電源を無条件に同時搭載できると考えないでください。

  • JonsboPCケース
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    T8 PLUS

    短いグラボで持ち手付きの箱形にする

    T8 PLUSは270mm以内のGPUから考える。

    T8 PLUSは270mm以内のGPUから考える。

    持ち手のある小さなITXケースで、長い最上位GPUを使わない構成向け。135mmまでの空冷と140mmまでのATX電源を照合して選びます。

    サイズ・対応基板
    Mini-ITX
    グラボの条件
    GPU最大270mm
    空冷・水冷
    空冷135mm
    付属ファン
    販売セットを確認
    購入前の確認
    ATX電源140mmまで。持ち手付の小型候補
    • 空冷135mm
    • ATX電源140mmまで。持ち手付の小型候補

    確認しておきたい点持ち手があることだけで、輸送中のGPUやガラスを保護できるわけではありません。ファン付属と国内販売窓口も確認してください。

水冷とGPUを組み合わせる

  • Cooler MasterPCケース
    商品情報を見る

    NR200P V3

    大きいGPUと小型水冷構成を組む

    NR200P V3はライザー世代まで指定。

    NR200P V3はライザー世代まで指定。

    PCIe5.0ライザーを付属し、天面240/280mm水冷を考えるMini-ITX候補。GPUの接続部を含めた限界寸法が案内されている点も比較しやすいです。

    サイズ・対応基板
    Mini-ITX
    グラボの条件
    GPU361.5×160×78.5mm(接続部含む)
    空冷・水冷
    空冷70mm/天面240・280mm
    付属ファン
    冷却一式を別途計画
    購入前の確認
    SFX/SFX-L/PCIe5.0ライザー付属
    • 空冷70mm/天面240・280mm
    • SFX/SFX-L/PCIe5.0ライザー付属

    確認しておきたい点空冷は70mmまで。旧NR200Pの大型空冷対応を期待せず、V3・MAX・V2の違いを確認してください。

  • LIAN LIPCケース
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    A4-H2O PCIe 5.0

    11L級に240mm水冷をまとめたい

    A4-H2Oは水冷とSFXを先に決める。

    A4-H2Oは水冷とSFXを先に決める。

    322mm・3スロットGPUと240mm水冷を11Lの筐体へ組む候補。ここではPCIe5.0ライザー付きX5を指定し、旧版とは区別します。

    サイズ・対応基板
    Mini-ITX
    グラボの条件
    GPU322mm/3スロット
    空冷・水冷
    空冷55mm/天面240mm・計厚55mmまで
    付属ファン
    水冷・ファン別途
    購入前の確認
    X5のライザー世代を購入時に照合
    • 空冷55mm/天面240mm・計厚55mmまで
    • X5のライザー世代を購入時に照合

    確認しておきたい点放熱器とファンの合計厚は55mmまで。厚い240mm水冷は入らない場合があり、ホースとポンプヘッドの空間も確認が必要。

  • Fractal DesignPCケース
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    Era 2

    小型水冷とアルミ外装を選ぶ

    Era 2は取付位置を変えて構成する。

    Era 2は取付位置を変えて構成する。

    天面280mm級水冷と可動スパインを持つMini-ITXケース。Terraより水冷を中心に組みたい人が、外観と取付の余地を比較する候補です。

    サイズ・対応基板
    Mini-ITX
    グラボの条件
    GPU326mm/厚みはスパイン位置依存
    空冷・水冷
    空冷55~70mm/天面280mm
    付属ファン
    底120mm×2
    購入前の確認
    SFX/SFX-L。空冷の高さとGPU厚を同時選択
    • 空冷55~70mm/天面280mm
    • SFX/SFX-L。空冷の高さとGPU厚を同時選択

    確認しておきたい点GPUの厚さと空冷の高さは同時に最大化できません。長さ300mm超の放熱器は、ファンを含む厚さ52mmまで。280mm級という名前だけで選ばず、Era2の取付表を確認してください。

空冷高とGPU厚を配分する

  • Fractal DesignPCケース
    商品情報を見る

    Terra

    空冷中心で机上の小ささを優先

    TerraはGPUとCPU側へ空間を配分する。

    TerraはGPUとCPU側へ空間を配分する。

    コンパクトなアルミ外装と木の前面を持つ候補。GPUの厚さに合わせて中央を調整し、必要なCPUクーラーを同時に選ぶ人向けです。

    サイズ・対応基板
    Mini-ITX
    グラボの条件
    GPU322mm/厚さと高さは配置依存
    空冷・水冷
    空冷48~77mm・GPUと取合い
    付属ファン
    別途用意
    購入前の確認
    SFX/SFX-L/PCIe4.0ライザー
    • 空冷48~77mm・GPUと取合い
    • SFX/SFX-L/PCIe4.0ライザー

    確認しておきたい点48~77mmの空冷上限は配置次第。GPU最大厚72mmと空冷77mmを同時に使えるわけではありません。

薄型・縦横設置を選ぶ

  • Fractal DesignPCケース
    商品情報を見る

    Ridge PCIe 4.0

    薄い形で棚やテレビ横へ置く

    Ridgeは縦置き・横置きを選ぶ候補。

    Ridgeは縦置き・横置きを選ぶ候補。

    薄型筐体とライザーを使い、一般的な箱形とは違う置き方をしたい人向け。70mm以下のCPUクーラーとGPU側ファンの空間を合わせて計画します。

    サイズ・対応基板
    Mini-ITX薄型
    グラボの条件
    GPU335mm・側面ファン条件あり
    空冷・水冷
    空冷70mm
    付属ファン
    側140mm×2
    購入前の確認
    縦横設置、SFX/SFX-L/ライザー
    • 空冷70mm
    • 縦横設置、SFX/SFX-L/ライザー

    確認しておきたい点横置きでも通風面を塞がない設置が必要。GPU335mmという長さだけでなく、側面ファンを残すときの厚みや高さを確認してください。

縦型:置き面積と高さを選ぶ

  • Fractal DesignPCケース
    商品情報を見る

    Mood

    床や机の小さな置き面積を優先

    Moodは高さを使う布地の縦型。

    Moodは高さを使う布地の縦型。

    天面180mmファンと縦方向の構成を持ち、部屋の雰囲気や設置面積を重視する候補。箱の容積だけでなく、どこへ置けるかから選ぶ意味があります。

    サイズ・対応基板
    Mini-ITX縦型
    グラボの条件
    GPU最大325mm/厚さを確認
    空冷・水冷
    空冷114mm/前面280mm
    付属ファン
    天面180mm×1
    購入前の確認
    布地外装。置き面積と高さを分けて確認
    • 空冷114mm/前面280mm
    • 布地外装。置き面積と高さを分けて確認

    確認しておきたい点高さと天面排気の余地が必要です。GPUの厚みや布地の手入れまで確認し、最小のゲーミングPCという目的とは分けて選びましょう。

  • ThermaltakePCケース
    商品情報を見る

    The Tower 250

    ITX基板で内部を見せる縦型を作る

    The Tower250は大きい冷却器を見せる選択。

    The Tower250は大きい冷却器を見せる選択。

    側面360/280mm水冷や大きい空冷を使える、外観重視のMini-ITX候補。小さな基板を使うからと極小サイズを狙うケースではありません。

    サイズ・対応基板
    Mini-ITX縦型
    グラボの条件
    GPU245mmカバー有/360mm無
    空冷・水冷
    空冷210mm/側面360・280mm
    付属ファン
    天面120mm×2
    購入前の確認
    高さ506mm。最小容積を狙うケースではない
    • 空冷210mm/側面360・280mm
    • 高さ506mm。最小容積を狙うケースではない

    確認しておきたい点高さ506mmを確保。GPUは電源カバーあり245mm、外すと360mmです。カバーとファン、電源の配置を合わせて確認してください。

選ぶ前の確認メモ

  • 置く場所と残したいパーツを決め、GPU・電源・CPU冷却が同時に収まる構成から10候補を比較します。大きいケースの余裕、小さいケースの設置性、外観は異なる価値です。取付上限の数字を別々に満たすだけで組み上がるとは判断しません。
  • 入りそうなケースを比較に追加し、GPU・電源・冷却の同時搭載条件を確認しましょう。ケース本体に必要なファンやライザー、ハブの代金を足した総額と国内保証を、各ショップでそろえて比べてください。
  • 購入先では型番・構成・付属品・国内保証をそろえ、Amazon・楽天・Yahooの検索結果を照合する。

参考資料

  1. ※1DeepCool CH160 MESH 公式仕様 ↗
  2. ※2Cooler Master NR200P V3 公式仕様 ↗
  3. ※3LIAN LI A4-H2O PCIe 5.0 公式仕様 ↗
  4. ※4Fractal Design Terra 公式仕様 ↗
  5. ※5Fractal Design Era 2 公式仕様 ↗
  6. ※6Fractal Design Ridge PCIe 4.0 公式仕様 ↗
  7. ※7SilverStone SUGO 16 公式仕様 ↗
  8. ※8Fractal Design Mood 公式仕様 ↗
  9. ※9Thermaltake The Tower 250 公式仕様 ↗
  10. ※10Jonsbo T8 PLUS 公式仕様 ↗
  11. ※11Tom’s Hardware:ケースの実機比較と用途別選定 ↗
  12. ※12Fractal:TerraのCPUクーラーとGPUの取合い ↗
  13. ※13Fractal:Era2 CPUクーラーとGPUの同時搭載表 ↗
  14. ※14Fractal:Era2ラジエーターの長さ別厚さ制限 ↗
  15. ※15Thermaltake:Tower250取付マニュアル ↗