PCケースの選び方
グラボ・電源・水冷はケースに入る?同時搭載で確認する寸法の読み方
「GPU最大400mm」と「前面360mm水冷対応」が、同時に使えるとは限りません。部品を一つずつ照合した後に、同じ空間を取り合っていないかを確認します。小型ケースと、多数のドライブを使う大型ケースでは特に大切です。
リサちゃんとピクくんと整理しよう
長さが合えばグラボは入る?
グラボが320mm、ケースが最大330mmなら余裕だね。
長さに加えて厚さと高さ、電源端子からのケーブルも必要だよ。前ファンや水冷を付けた場合の上限なのかも確認しよう。
3スロットなら3段あればいい?
メーカーのスロット表記には端数もある。実寸の厚みと底面ファン、ほかのカードの位置を合わせたほうが確実だね。
大きなグラボと背の高い空冷を両方使いたい。
Terraは77mmのCPUクーラーも72mm厚のGPUも対応してる?
その二つは同時の最大値ではないよ。中央の仕切りを動かすとCPU側とGPU側の空間を配分する。GPUの高さでも入る厚みが変わる。
別々の上限だけでは分からないんだ。
使うGPUの高さと厚さを先に決めて、残るCPU側の高さからクーラーを選ぼう。小型ケースは組み合わせ表が特に役立つね。
同じケースでも電源を替えるとGPUが短くなる?
CH160 MESHは305mmのグラボまで入るよね。
SFXやSFX-L電源のときは305mm、ATX電源では230mmという条件があるよ。大きい電源を入れられることと、大きいGPUを一緒に入れられることは別なんだ。
電源を流用したいなら先に確認しないと。
そう。A3も電源を置く位置や長さで水冷やGPUとの余地が変わる。上限の数字の近くにある注意書きまで確認しよう。
360mm水冷ならメーカーを変えても収まる?
ファンが三つなら同じ大きさかと思ってた。
360はサイズ級。放熱器の端までの長さ、幅、厚さに差がある。さらにファンを足して、天面ならメモリーやCPU電源端子との干渉を確認するよ。
前に付けるならGPU側も変わるね。
うん。MasterBox 600のように前面420mmにも放熱器の寸法条件が付く例がある。取付位置ごとに同時搭載の図を見よう。
HDDをたくさん入れるなら何を見る?
大型なら空いた場所に追加していけそう。
ドライブ用トレイが何個付属し、追加はどの型番かを数えよう。収納列を増やすと、GPUや水冷の空間を使うことがある。
Define 7 XLとMeshify 3 XLは目的が違う?
前者は収納レイアウト、後者は大きな吸気面と水冷の配置を起点に比較する例。まず必要なドライブ数と基板の幅が入る構成を決めたいね。
使い方が決まったら、候補を選ぼう
気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。
今回出てきた商品
本文の違いを説明するための実例です。掲載順はおすすめ順位ではありません。
Fractal Design · ドライブを多く入れる大型構成
Define 7 XL Solid
大きな基板や複数のHDDを使う人向けの具体例。標準付属トレイと追加で必要な部品を数え、ドライブ列を置いたときのGPU空間を確認します。
Fractal Design · 大型の水冷構成を見通したい
Meshify 3 XL TG
天面420mm級、前・側面の水冷構成を検討する大きなケースの例。大型基板や長いGPUと冷却部品の位置を、取付図で合わせて考えます。
選ぶ前の確認メモ
- 机や棚の寸法に、吸排気とケーブルの空間を足して考える。
- GPU・電源・冷却を同時に取り付けられる条件を照合する。
- 付属ファン、ライザー、内部USB配線、国内保証まで含めて比較する。
リサちゃん
ピクくん
リサちゃん
ピクくん