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PCケースの選び方

ATXケース10製品を比較|空冷・水冷・付属ファンから構成を決める

置く場所と残したいパーツを決め、GPU・電源・CPU冷却が同時に収まる構成から10候補を比較します。大きいケースの余裕、小さいケースの設置性、外観は異なる価値です。取付上限の数字を別々に満たすだけで組み上がるとは判断しません。

条件をそろえて候補を比べる

条件をそろえて候補を比べる
商品サイズ・対応基板グラボの条件空冷・水冷付属ファン購入前の確認
空冷・360mm級と付属ファンから組む
ATXミドルGPU最大380mm空冷180mm/天面360mm水冷前170mm×2・底120mm×2・後140mm×1電源の通常/回転配置で上限が変わる
ATXミドルGPU最大349mm空冷173mm/天面280mm・前360mm前140mm×3XLではない。前面水冷とGPUを同時確認
ATXミドルGPU最大430mm空冷170mm/360mm水冷RS120×3ファンなし版・RS ARGB版と区別
ATXミドルGPU最大400mm空冷180mm/前・天面360mm140mm×4MAXの3基ARGB+後非発光。BASEとは別
ATXミドルGPU最大368mm空冷178mm/天面240mm・前360mm140mm×2通常501の密閉前面とは別
ATXミドルGPU最大415mm空冷184mm/天面360mm140mm×4通常ProやSilentとは付属品が違う
前面420mm級水冷を検討
ATXミドルGPU最大408mm空冷180mm/前420mm・天面360mm前120mm×3・下120mm×1・後140mm×1FLUX PROやFLUX REARと区別
ATXミドルGPU最大410mm空冷185mm/前420mm・天面360mm前120mm×3RGB版や旧H7ではない
ATXミドルGPUは取付構成別に確認空冷170mm/前420mm・天面360mm前140mm×3・後120mm×1420mm放熱器も厚さ・幅の上限あり
木目外装と部品の収まりを両立
ATXミドルGPU最大355mm空冷170mm/天面240mm・前360mm前120mm×32026年のMomentum版。通常Northと付属品が違う

リサちゃんとピクくんと整理しよう

付属ファンが多いものを買えば安く済む?

リサちゃん

後から四つ買うより便利そう。

ピクくん

必要な回転制御や端子までそろうなら選ぶ理由になる。既に好みのファンを持っているなら、不要なファンが増えるセットより別の候補が合うこともあるよ。

リサちゃん

合計いくらになるかで見たいね。

ピクくん

ケース、足りないファン、ハブ、変換が必要な配線を合計しよう。ここでは価格を固定せず、付属内容をそろえてショップを比較できるようにしている。

前面360mmと天面360mmは同じ使いやすさ?

リサちゃん

どちらかに付けば大丈夫じゃない?

ピクくん

前面へ入れるとGPUの空間、天面へ入れるとメモリーや基板の上側に影響する。使うCPUクーラーの寸法とホース経路に合う位置を考えたい。

リサちゃん

Meshify3なら前面に360なんだね。

ピクくん

そう。通常版の天面は280mm級まで。名前や写真ではなく、希望する取付位置を条件に選ぶと間違えにくいね。

新しいケースが出たら古い物は避ける?

リサちゃん

シリーズ名の後ろにいろいろ付いているね。

ピクくん

新しい派生が外観や付属品を変えただけの場合もある。LANCOOL217のINF、NorthのMomentum、FRAMEのRSなど、欲しい機能と販売型番を合わせよう。

リサちゃん

国内保証も最後に確認かな。

ピクくん

うん。ガラスや端子、ファンの交換窓口を含め、購入したセットの保証を確認。よく知られた名前だけで品質を断定はしないよ。

冷却性能を比べるなら、ファンの条件もそろえる

リサちゃん

付属ファンが五つなら三つより冷える?

ピクくん

個数だけでは決まらない。LANCOOL 217の前面と底面の役割、Meshify 3の前面吸気のように、GPUへ空気が届く経路が違う。付属構成の試験は買ってすぐの使い方、同じファンを入れた試験はケース形状の比較として読むと整理しやすい。

リサちゃん

レビューのCPU温度が低いケースを選べばいい?

ピクくん

同じCPU・GPUの負荷、室温、回転設定と騒音を確認しよう。CPUには有利でもGPUへ熱が回る配置もある。使う構成で両方を冷やせることを先に満たし、その中で外観や追加ファンの費用を比べるんだ。

候補ごとの使いどころと注意点

空冷・360mm級と付属ファンから組む

  • LIAN LIPCケース
    商品情報を見る

    LANCOOL 217

    付属状態からGPUの吸気を組みたい

    LANCOOL 217は、前面と底面の役割が明確。

    LANCOOL 217は、前面と底面の役割が明確。

    前170mm×2、GPU側120mm×2、後140mm×1の5ファンを含む候補。付属品を起点に冷却を組み、電源の向きや配線空間も考えやすいモデルです。

    サイズ・対応基板
    ATXミドル
    グラボの条件
    GPU最大380mm
    空冷・水冷
    空冷180mm/天面360mm水冷
    付属ファン
    前170mm×2・底120mm×2・後140mm×1
    購入前の確認
    電源の通常/回転配置で上限が変わる
    • 前170mm×2・底120mm×2・後140mm×1
    • 空冷180mm/天面360mm水冷

    確認しておきたい点217 INFは外観やファン構成が異なります。通常217を対象にし、底面ファンとGPUの距離、電源を回転させる場合の奥行を確認してください。

  • Fractal DesignPCケース
    商品情報を見る

    Meshify 3 Black TG

    中型ケースで通風と清掃を重視

    Meshify 3は通常サイズの上限を確認。

    Meshify 3は通常サイズの上限を確認。

    前面に140mmファン3基を用意したメッシュケース。大きすぎる箱を避け、GPU349mmまでという範囲で構成できる人に向きます。

    サイズ・対応基板
    ATXミドル
    グラボの条件
    GPU最大349mm
    空冷・水冷
    空冷173mm/天面280mm・前360mm
    付属ファン
    前140mm×3
    購入前の確認
    XLではない。前面水冷とGPUを同時確認
    • 前140mm×3
    • 空冷173mm/天面280mm・前360mm

    確認しておきたい点天面は最大280mm級、360mmは前面側の条件です。XLの水冷対応を通常Meshify3へ移さないでください。

  • CorsairPCケース
    商品情報を見る

    FRAME 4000D RS

    後から構成を変更する余地が欲しい

    FRAME 4000D RSは、取付位置と配線の柔軟性が要点。

    FRAME 4000D RSは、取付位置と配線の柔軟性が要点。

    ファン取付レールや分割部品を活かし、GPUや背面端子マザーボードの配置を検討する候補。RS120ファン3基を含むセットで比較します。

    サイズ・対応基板
    ATXミドル
    グラボの条件
    GPU最大430mm
    空冷・水冷
    空冷170mm/360mm水冷
    付属ファン
    RS120×3
    購入前の確認
    ファンなし版・RS ARGB版と区別
    • RS120×3
    • 空冷170mm/360mm水冷

    確認しておきたい点無印のファンなし版と混同しないこと。写真にある追加パネルや水冷は別途費用がかかる場合があります。

  • MontechPCケース
    商品情報を見る

    AIR 903 MAX

    大径ファンを含めて一式を揃えたい

    AIR 903 MAXは140mmファン4基のセット。

    AIR 903 MAXは140mmファン4基のセット。

    前3基と後1基を付属し、ATX構成で吸排気を組む出発点を作りやすい候補。ケース代にファンを足す費用も考える人向けです。

    サイズ・対応基板
    ATXミドル
    グラボの条件
    GPU最大400mm
    空冷・水冷
    空冷180mm/前・天面360mm
    付属ファン
    140mm×4
    購入前の確認
    MAXの3基ARGB+後非発光。BASEとは別
    • 140mm×4
    • 空冷180mm/前・天面360mm

    確認しておきたい点BASEとMAXで付属品が違います。幅230・奥行478mmの実寸を確認し、発光や制御用の接続も数えてください。

  • be quiet!PCケース
    商品情報を見る

    Pure Base 501 Airflow

    過度な照明を使わず組みたい

    Pure Base 501 Airflowは前後140mmから始める。

    Pure Base 501 Airflowは前後140mmから始める。

    前後のPWMファンとメッシュ前面を持つ、シンプルなATX候補。国内代理店の仕様を確認しながら、通常501やDX/LXとの違いを選べます。

    サイズ・対応基板
    ATXミドル
    グラボの条件
    GPU最大368mm
    空冷・水冷
    空冷178mm/天面240mm・前360mm
    付属ファン
    140mm×2
    購入前の確認
    通常501の密閉前面とは別
    • 140mm×2
    • 空冷178mm/天面240mm・前360mm

    確認しておきたい点付属ファン2基で全構成の冷却が完成するわけではありません。必要な負荷と天面水冷の上限を確認しましょう。

  • PhanteksPCケース
    商品情報を見る

    XT Pro Ultra

    背面端子基板と大きいGPUを考える

    XT Pro Ultraは4基の大径ファンを含む。

    XT Pro Ultraは4基の大径ファンを含む。

    140mmファン4基と通風を重視したATXケース。長いGPUや大型空冷を使う構成で、装着する基板の対応と配線を確認して選びます。

    サイズ・対応基板
    ATXミドル
    グラボの条件
    GPU最大415mm
    空冷・水冷
    空冷184mm/天面360mm
    付属ファン
    140mm×4
    購入前の確認
    通常ProやSilentとは付属品が違う
    • 140mm×4
    • 空冷184mm/天面360mm

    確認しておきたい点通常XT Pro、Silent、Viewとは付属品や前面が違います。背面端子の対応もマザーボード型番ごとに照合してください。

前面420mm級水冷を検討

  • FLUX

    GPU側へ空気を送る構成を選ぶ

    FLUXは下側の逆回転ファンも含めて計画。

    FLUXは下側の逆回転ファンも含めて計画。

    前3基、電源カバー上1基、後1基の構成で吸排気を始められる候補。長いGPUと空冷・水冷の配置を考えながら選びます。

    サイズ・対応基板
    ATXミドル
    グラボの条件
    GPU最大408mm
    空冷・水冷
    空冷180mm/前420mm・天面360mm
    付属ファン
    前120mm×3・下120mm×1・後140mm×1
    購入前の確認
    FLUX PROやFLUX REARと区別
    • 前120mm×3・下120mm×1・後140mm×1
    • 空冷180mm/前420mm・天面360mm

    確認しておきたい点FLUX PRO、M、REARは別ケース。電源カバー上のファンを生かすため、GPUとの間に吸気の空間を残してください。

  • H7 Flow (2024)

    大きな冷却器を置く余裕が欲しい

    H7 Flow (2024)はミドルの中でも実寸を確認。

    H7 Flow (2024)はミドルの中でも実寸を確認。

    前420mm級、天面360mm級の水冷や185mm空冷を検討できる候補。冷却部品の大きい構成で、前120mmファン3基を起点に組めます。

    サイズ・対応基板
    ATXミドル
    グラボの条件
    GPU最大410mm
    空冷・水冷
    空冷185mm/前420mm・天面360mm
    付属ファン
    前120mm×3
    購入前の確認
    RGB版や旧H7ではない
    • 前120mm×3
    • 空冷185mm/前420mm・天面360mm

    確認しておきたい点大きいケースなので机の奥行と高さを測りましょう。旧H7 FlowやRGB版の付属ファンとは区別してください。

  • Cooler MasterPCケース
    商品情報を見る

    MasterBox 600

    前面の大型水冷も選択肢にしたい

    MasterBox 600は、放熱器の寸法条件を読む。

    MasterBox 600は、放熱器の寸法条件を読む。

    140mm前ファン3基と後120mmファンを含み、前420mm・天面360mm級の冷却を検討できる候補。基板の背面端子対応も確認できます。

    サイズ・対応基板
    ATXミドル
    グラボの条件
    GPUは取付構成別に確認
    空冷・水冷
    空冷170mm/前420mm・天面360mm
    付属ファン
    前140mm×3・後120mm×1
    購入前の確認
    420mm放熱器も厚さ・幅の上限あり
    • 前140mm×3・後120mm×1
    • 空冷170mm/前420mm・天面360mm

    確認しておきたい点前420mmには457×140×27mmなど放熱器の制限があります。600 Liteへ同じ付属品を期待せず、厚い放熱器との適合を確認してください。

木目外装と部品の収まりを両立

  • Fractal DesignPCケース
    商品情報を見る

    North Momentum Edition

    部屋に馴染む木の前面を選びたい

    North Momentumは見た目と付属ファンの組み合わせ。

    North Momentumは見た目と付属ファンの組み合わせ。

    黒い木目の前面と120mmファン3基を備え、ATX構成を部屋に置きたい人向け。2026年のMomentum版として通常Northと分けています。

    サイズ・対応基板
    ATXミドル
    グラボの条件
    GPU最大355mm
    空冷・水冷
    空冷170mm/天面240mm・前360mm
    付属ファン
    前120mm×3
    購入前の確認
    2026年のMomentum版。通常Northと付属品が違う
    • 前120mm×3
    • 空冷170mm/天面240mm・前360mm

    確認しておきたい点GPU355mmの上限は前面水冷などの条件で変わります。天面360mm水冷を使いたい人は別候補が分かりやすいです。

選ぶ前の確認メモ

  • 置く場所と残したいパーツを決め、GPU・電源・CPU冷却が同時に収まる構成から10候補を比較します。大きいケースの余裕、小さいケースの設置性、外観は異なる価値です。取付上限の数字を別々に満たすだけで組み上がるとは判断しません。
  • 入りそうなケースを比較に追加し、GPU・電源・冷却の同時搭載条件を確認しましょう。ケース本体に必要なファンやライザー、ハブの代金を足した総額と国内保証を、各ショップでそろえて比べてください。
  • 購入先では型番・構成・付属品・国内保証をそろえ、Amazon・楽天・Yahooの検索結果を照合する。

参考資料

  1. ※1LIAN LI LANCOOL 217 公式仕様 ↗
  2. ※2Fractal Design Meshify 3 Black TG 公式仕様 ↗
  3. ※3Corsair FRAME 4000D RS 公式仕様 ↗
  4. ※4Antec FLUX 公式仕様 ↗
  5. ※5NZXT H7 Flow (2024) 公式仕様 ↗
  6. ※6Fractal Design North Momentum Edition 公式仕様 ↗
  7. ※7Montech AIR 903 MAX 公式仕様 ↗
  8. ※8be quiet! Pure Base 501 Airflow 公式仕様 ↗
  9. ※9Phanteks XT Pro Ultra 公式仕様 ↗
  10. ※10Cooler Master MasterBox 600 公式仕様 ↗
  11. ※11Tom’s Hardware:ケースの実機比較と用途別選定 ↗
  12. ※12GamersNexus:LANCOOL217の温度・騒音・配線試験 ↗
  13. ※13Fractal:Meshify3サイズ別仕様 ↗
  14. ※14Fractal:North Momentumの変更点 ↗