スキャナーの選び方
持ち運び用スキャナーの比較|一枚差し・両面・小型ADFを選ぶ
毎日一枚を外で読む機種と、移動先で束を処理する機種を分けて比べます。八機種は色違いを含めず、PCを開くか、電池が必要か、表裏を同時に読みたいかで絞りましょう。
目的と必要条件をそろえて比較
| 商品 | 給紙 | 両面読み取り | 本体質量 | 電源 | 接続 |
|---|---|---|---|---|---|
| 一枚ずつ・電池と無線を使う | |||||
| 手差し1枚 | 一面ずつ | 400g | 内蔵バッテリー/USB給電 | USB Type-C・Wi-Fi | |
| 手差し1枚 | 自動両面(給紙条件あり) | 700g | 内蔵電池/USB | USB 3.2 Gen 1・無線LAN(IEEE802.11 b/g/n) | |
| 手差し1枚 | 一面ずつ | 300g | 内蔵電池/USB | Hi-Speed USB・Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)・Wi-Fi Direct | |
| 一枚ずつ・PCのUSBで使う | |||||
| 手差し1枚 | 一面ずつ | 270g | USB給電 | Hi-Speed USB(USBバスパワー) | |
| 移動先でも束を自動送りする | |||||
| 自動給紙方式(ADF) | 自動両面(給紙条件あり) | 1420g | USB-C 15W以上/AC | USB 3.2 Gen 1(Type-C)・無線LAN(IEEE802.11 b/g/n、2.4GHz)・Wi-Fi Direct | |
| ADF・手差し | 自動両面(給紙条件あり) | 1000g | USB給電 | USB 2.0 | |
| ADF | 自動両面(給紙条件あり) | 1000g | USB給電 | USB | |
| ADF | 自動両面(給紙条件あり) | 600g | USB給電 | USB 2.0 | |
リサちゃんとピクくんと整理しよう
バッグに入れるなら一番軽いもの?
毎日持つから重さは減らしたい。
ノートPCと一緒なら約270gのES-50、電池とWi-Fiも欲しければ約300gのES-60WBや400gのiX110が候補になる。ケースやケーブルも含めた荷物と、PCを広げる手間の両方で選ぼう。
紙が両面なら、軽い片面機で裏返す手間もあるね。
MDS-940DWなら一枚の表裏を同時に読める。ES-50やES-60Wの軽さと比べる前に、表裏の枚数で作業を考えよう。いつも束なら小型ADFへ進むと選ぶ基準が変わるよ。
両面とADFは同じこと?
MDS-940DWも束を載せられる?
MDS-940DWは一枚ずつ差し、表裏を同時に読む型。ADFは複数枚を載せて自動で送る仕組みだよ。一枚の両面が多いか、10〜20枚の束が多いかで候補が変わる。
毎日レシート一枚と、月末に契約書20枚なら?
毎日の荷物を減らすなら単票、月末の置き直しを減らすならADFだね。契約書の表裏があるなら両面読取も必要になる。重さだけで一番を選ぶと月末に手間が増えるので、どちらの作業を機械に任せたいか決めよう。
ネットがない場所でも使える?
移動中に紙だけ保存しておきたい。
PCへUSBで保存する方法や、対応機のメモリーカードに保存する方法がある。スマホへ直接接続できる方式もあるけれど、クラウド送信までオフラインでできるわけではないよ。
microSDへ残して、帰ってから整理するならネットはいらないね。
MDS-940DWの対応カードと保存方法を確認しよう。無線でスマホへ送ることと、本体だけでカードへ保存することは別機能。持ち出す機器を減らすなら、その違いが役立つよ。
USB-CならどのPCでも動く?
ケーブルが同じなら楽だよね。
端子形状と供給電力は別。ADS-1800Wは15W以上の給電などを確認しよう。変換アダプターや給電不足のハブでは条件を満たさないことがある。電池内蔵機も充電の手順は機種ごとに違うよ。
USB-Cのハブから給電する場合は?
ADS-1800Wが必要とする15W以上を、その口から供給できるか確認する。ハブの合計出力やPCへ戻すPDの数値とは別だよ。足りない場合は指定電源を含めて荷物を考えよう。
膝の上でも読めそう?
小さければ置き場所はいらないと思った。
紙をまっすぐ差し、抜けた紙を受ける場所は必要。机の端で紙が落ちたり曲がったりしないようにしよう。薄いレシート、カード、折り目のある紙は対応条件も確認したいね。
一枚だけでも、紙が抜ける場所は必要なのね。
領収書が端へ引っかからず進む平らな場所を用意しよう。小型ADFでもトレーを広げると面積が増える。バッグへ入る寸法と、移動先で使う寸法を分けると失敗が減るよ。
家でもたくさん使う予定なら?
外で使うのは月に一回くらいかも。
家の束が多いなら小型ADFとの兼用を考えよう。ただ、持ち運びをほとんどしないなら据え置きADFのほうが補給や保存の手順が合うこともある。使う回数が多い場所を基準にするとよいね。
持ち歩きはたまになら、1kgを超えてもADFを優先できそう。
ADS-1800Wは20枚ADFを使える代わりに約1.42kgで内蔵電池はない。出先でも電源が確保できるかを確認し、家ではもっと大きい束を読むなら据置機と比較しよう。
条件に合う候補の特徴と注意点
一枚ずつ・電池と無線を使う
荷物と保存先が決まった人向け。片面か両面かも先に決めます。
400g・USB-Cの電池内蔵機
最新の国内モバイルScanSnapから選ぶならiX110。PCを毎回広げず、Wi-Fiと対応アプリで一枚ずつ取り込む人の候補です。
- 給紙
- 手差し1枚
- 両面読み取り
- 一面ずつ
- 本体質量
- 400g
- 電源
- 内蔵バッテリー/USB給電
- 接続
- USB Type-C・Wi-Fi
確認しておきたい点片面読み取りです。両面資料が多ければ裏返す手間が増えます。旧iX100と端子・型番を取り違えないようにしてください。
一枚の表裏を同時に読む
内蔵電池と両面読み取りが必要な人に。別売microSDへ直接保存する使い方もあり、PCやスマホをすぐ開けない場面を考えられます。
- 給紙
- 手差し1枚
- 両面読み取り
- 自動両面(給紙条件あり)
- 本体質量
- 700g
- 電源
- 内蔵電池/USB
- 接続
- USB 3.2 Gen 1・無線LAN(IEEE802.11 b/g/n)
確認しておきたい点700gで、軽い片面機より重めです。一枚ずつ送るため、束を載せるADFとは違います。カードの容量・形式も確認しましょう。
約300gで無線と電池も使う
A4を一枚ずつ読み、軽さとワイヤレス接続を優先する候補。スマホと使う場合も、対応アプリまで確認して選べます。
- 給紙
- 手差し1枚
- 両面読み取り
- 一面ずつ
- 本体質量
- 300g
- 電源
- 内蔵電池/USB
- 接続
- Hi-Speed USB・Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)・Wi-Fi Direct
確認しておきたい点読み取りは片面です。白のES-60WWは色違いなので別順位にはしていません。無線保存と内部にファイルをためる機能も区別しましょう。
一枚ずつ・PCのUSBで使う
ES-50はPCと使う片面機。電池やスマホだけで使う目的と分けます。
約270gのUSB給電機
PCを持ち歩いていて、読み取りもその場のPCへ保存するなら候補になります。電池と無線を使わない分、軽さと接続の単純さを優先できます。
- 給紙
- 手差し1枚
- 両面読み取り
- 一面ずつ
- 本体質量
- 270g
- 電源
- USB給電
- 接続
- Hi-Speed USB(USBバスパワー)
確認しておきたい点スマホだけ・電池だけで使う機種ではありません。PCのUSB給電と、紙が抜ける前後のスペースが必要です。
移動先でも束を自動送りする
20枚ADFと10枚ADFを処理量で比較。USB給電・無線・本体重量も確認します。
USB-C給電も使える20枚ADF
毎日カバンに入れる軽さより、移動先でも束の読み取りと無線機能を使いたい人に。家の据え置き機との兼用を考える候補です。
- 給紙
- 自動給紙方式(ADF)
- 両面読み取り
- 自動両面(給紙条件あり)
- 本体質量
- 1420g
- 電源
- USB-C 15W以上/AC
- 接続
- USB 3.2 Gen 1(Type-C)・無線LAN(IEEE802.11 b/g/n、2.4GHz)・Wi-Fi Direct
確認しておきたい点約1.42kgで電池内蔵ではありません。15W以上のUSB-C給電などが必要なため、普段のノートPCとケーブルの条件を確認しましょう。
20枚ADFをUSBで動かす
一枚ずつ差し込む手間を減らし、ノートPCで両面書類をまとめて読む使い方に。20枚ADFと携帯性の両方を求める人の候補です。
- 給紙
- ADF・手差し
- 両面読み取り
- 自動両面(給紙条件あり)
- 本体質量
- 1000g
- 電源
- USB給電
- 接続
- USB 2.0
確認しておきたい点約1kgで、給電方法によって速度条件も変わります。古い発売年だけで除外せず、現在の対応OSとドライバーを確認して選んでください。
内蔵ソフト付きの20枚ADF
USB給電と内蔵CaptureOnTouch Liteで、対応PCから紙を取り込むことに絞る候補。給紙量より、始める手順と操作を優先したい人向けです。
- 給紙
- ADF
- 両面読み取り
- 自動両面(給紙条件あり)
- 本体質量
- 1000g
- 電源
- USB給電
- 接続
- USB
確認しておきたい点本体約1kg。専門のTWAIN対応ソフトと連携したい人は、内蔵ソフトの方式が合うか別に確認してください。
10枚ADFの600gモデル
束は10枚程度で足りる人に。P215IIより少ない給紙量でよいなら、軽さを優先しながら両面の自動送りを使えます。
- 給紙
- ADF
- 両面読み取り
- 自動両面(給紙条件あり)
- 本体質量
- 600g
- 電源
- USB給電
- 接続
- USB 2.0
確認しておきたい点ADF枚数と公称速度は上位機とは異なります。毎日大量に読むなら軽さだけで決めず、作業量を考えましょう。
選ぶ前の確認メモ
- 原稿の材質とサイズが給紙方法に合い、無理な曲げや圧着を避けられるかを確認する。
- 両面・ADF・PCなし保存を別の条件として照合する。
- 使うOS、保存ソフト、給排紙の空間、電源を含めて購入条件を確認する。
参考資料
- ※1RICOH ScanSnap iX2500:公式仕様・読み取り条件 ↗
- ※2Brother ADS-1800W:公式仕様・読み取り条件 ↗
- ※3ADS-1800W:USB給電と機能 ↗
- ※4RICOH ScanSnap iX110:公式仕様・読み取り条件 ↗
- ※5Brother MDS-940DW:公式仕様・読み取り条件 ↗
- ※6EPSON ES-60WB:公式仕様・読み取り条件 ↗
- ※7EPSON ES-50:公式仕様・読み取り条件 ↗
- ※8Canon imageFORMULA DR-P215II:公式仕様・読み取り条件 ↗
- ※9Canon imageFORMULA DR-P208II:公式仕様・読み取り条件 ↗
- ※10Canon imageFORMULA R10:公式仕様・読み取り条件 ↗
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