タブレットの選び方
イラスト制作向けタブレット比較|処理性能・表示・ペンの違い
制作では、アプリを動かす性能、画面の見え方、ペンの入力を別々に確認することが大切です。大きなキャンバスや多くのレイヤーを使うのか、持ち出してスケッチするのかを決め、上位機との違いを把握して選びます。本体でアプリが動く端末を比較します。
用途の条件をそろえて比較
| 商品 | 画面 | 対応ペン・付属 | そろえるもの | 本体重量 |
|---|---|---|---|---|
| iPad Pro:処理・表示・接続を重視 | ||||
| 13インチ / 2752 × 2064 | Apple Pencil Pro / USB-C(別売) | 本体+ペン+13型Pro用キーボード(別売) | 579g(本体・Wi-Fi代表) | |
| 11.1インチ / 2420 × 1668 | Apple Pencil Pro / USB-C(別売) | 本体+ペン+Pro用Magic Keyboard(別売) | 444g(本体・Wi-Fi代表) | |
| Android:制作の処理・表示・拡張を重視 | ||||
| 14.6インチ / 2960 × 1848 | Sペン(標準付属) | 本体にペン込み。スタンド・キーボードは別確認 | 692g(本体・Wi-Fi代表) | |
| 11インチ / 2560 × 1600 | Sペン(標準付属) | 本体にペン込み。キーボードは別売 | 469g(本体・Wi-Fi代表) | |
| 11.2インチ / 3200 × 2136 | Xiaomi Focus Pen Pro等(別売) | 本体+ペン+8/8 Pro対応キーボード(別売) | 485g(本体・Wi-Fi代表) | |
| Air・Pad 8:専用ペンと画面サイズで構成を選ぶ | ||||
| 12.9インチ / 2732 × 2048 | Apple Pencil Pro / USB-C(別売) | 本体+ペン+13型Air用キーボード(別売) | 616g(本体・Wi-Fi代表) | |
| 10.86インチ / 2360 × 1640 | Apple Pencil Pro / USB-C(別売) | 本体+ペン+対応Magic Keyboard(別売) | 464g(本体・Wi-Fi代表) | |
| 11.2インチ / 3200 × 2136 | Xiaomi Focus Pen Pro等(別売) | 本体+ペン+8/8 Pro対応キーボード(別売) | 485g(本体・Wi-Fi代表) | |
| FE:付属Sペンと画面サイズを比較 | ||||
| 13.1インチ / 2880 × 1800 | Sペン(標準付属) | 本体にペン込み。キーボードは別売 | 664g(本体・Wi-Fi代表) | |
| 10.9インチ / 2304 × 1440 | Sペン(標準付属) | 本体にペン込み。キーボードは別売 | 497g(本体・Wi-Fi代表) | |
リサちゃんとピクくんと整理しよう
アプリが起動することと、作品を仕上げられることを分ける
CLIP STUDIO PAINTが使える端末なら、どれでも同じ作品を描ける?
まずOSごとの動作環境を見て、そのうえでキャンバスの画素数、レイヤー、3D素材など普段の使い方を考えよう。アプリが起動する条件を満たしていても、重い作品の操作まで同じとは限らない。Procreateを使いたい場合はiPadが前提になるよ。
保存容量を増やせば、大きな絵やレイヤーにも余裕が出るかな。
作品を保存する容量と、作業中に使うRAMは別。端末のRAMやアプリの必要条件を確認し、今の作品規模で困っている処理があるなら、その作業を基準に比べたいね。ペンが付くかどうかだけでは、この処理の条件は分からないんだ。
iPad ProとAirは、同じペンでも画面と接続が違う
AirもPencil Proを使えるなら、描くときはProと同じ?
対応ペンは共通でも、Pro M5のタンデムOLEDやProMotion、高速接続は別の違いだよ。表示と制作環境を重視するなら、その差から比較したい。Airを選ぶ場合は、自分のアプリと作品で必要な性能・表示を満たすかを考えよう。
Hzが高ければ、筆記の遅れも数字通り少なくなる?
画面の更新と、ペンの読み取り、アプリの処理は別の段階。画面Hzだけをペン全体の遅れへ置き換えることはできないよ。表示方式だけで印刷の色も保証されないので、制作ではアプリの色管理と出力先の条件も合わせたいね。
専用ペンが同じでも、作業環境はどこまで変わる?
S11もFEもSペンが付くけれど、どこを見れば使い方の違いが分かる?
まず使うアプリの動作条件と、端末の処理・メモリー構成を見る。さらにS11は有機ELと外部DeX、S10 FEはTFT液晶で外部モニター拡張に非対応という差があるよ。本体だけで描くか、机で外部画面も使うかは、具体的な選び分けになる。
FEで何を描けるかは名前だけで限定せず、自分のアプリと作品の条件を確かめるんだね。
そう。Pad 8とPad 8 Proも画面サイズと対応ペンは近いが、処理側の構成は違う。Focus Pen Proの回転なども、普段のアプリが対応しているかを確認しよう。使いたい機能と作品の条件を合わせて、候補を比べるんだ。
作品を広げる場所と、持ち出す場所を決める
性能が決まったら、できるだけ大きな画面を選びたい。
机に置くならキャンバスと資料を広く取りやすい。一方、外で持ちながら描くなら本体とケースの重さが効く。Airの11型と13型のように同じペンへ対応するサイズ違いで、描く場所を比べると判断しやすいよ。
すでに制作PCがあって、家の机でしか描かない場合は?
そのPCのソフトを続けるなら、PC接続型の液晶ペンタブレットも別の候補になる。単体で作品を持ち出すか、PCで処理してその画面へ描くかを決めよう。どちらの構成が自分の制作を完結できるかが、最初の分かれ道だね。
Androidで描くなら、ゲームの一位をそのまま選ぶ?
AndroidでCLIP STUDIO PAINTを使うなら、ゲーム用一位が絵でも一位?
同じ順位を移すのは早いよ。S11は上位SoCに12GBメモリー、120Hz有機EL、Sペン、外部DeXを組み合わせられる。Pad 8 ProはSnapdragon 8 Eliteで処理を優先する構成。画面の黒、ペン、外部画面も含める制作では重みが変わる。
紙面を広げたくなったらどうする?
机で使うならTab S11 Ultraという同系列の大画面へ。持って使う11型のS11とは面積と重量の条件を分ける。FE系は上位系の処理や外部接続と同じではないが、アプリと作品条件を満たすかで判断できる。まずアプリを決め、作品規模、ペン、紙面を順に合わせよう。
決まった条件から、次の比較へ
必要な機能が決まったら、使う場所とアプリに合う候補を比べましょう。
条件に合う商品の詳しい比較
iPad Pro:処理・表示・接続を重視
ProMotion、タンデムOLED、接続を含む制作環境を、描く場所に合うサイズで比較します。
大画面のM5 Pro
タンデムOLEDとProMotion、高速接続を使い、机でキャンバスと資料を広げる候補。
- 画面
- 13インチ / 2752 × 2064
- 対応ペン・付属
- Apple Pencil Pro / USB-C(別売)
- そろえるもの
- 本体+ペン+13型Pro用キーボード(別売)
- 本体重量
- 579g(本体・Wi-Fi代表)
確認しておきたい点ペンや入力機器は別売。作品規模に合うメモリー・容量と、一式の設置場所を確認。
11型クラスのM5 Pro
タンデムOLED、ProMotion、高速外部接続を使う制作環境を、11型クラスで組む候補。
- 画面
- 11.1インチ / 2420 × 1668
- 対応ペン・付属
- Apple Pencil Pro / USB-C(別売)
- そろえるもの
- 本体+ペン+Pro用Magic Keyboard(別売)
- 本体重量
- 444g(本体・Wi-Fi代表)
確認しておきたい点必要なアプリと容量別構成を確認。高価であることだけを全用途での最適性の根拠にはしない。
Android:制作の処理・表示・拡張を重視
使うアプリに必要な処理と、画面や外部作業環境を機種別に確認します。iPadと共通の性能順位ではありません。
14.6型と外部DeX
14.6型の有機ELと付属Sペン、外部DeXを使い、机で資料や制作を広げる候補。
- 画面
- 14.6インチ / 2960 × 1848
- 対応ペン・付属
- Sペン(標準付属)
- そろえるもの
- 本体にペン込み。スタンド・キーボードは別確認
- 本体重量
- 692g(本体・Wi-Fi代表)
確認しておきたい点本体692g。画面が大きいことをWindowsソフトが使える意味にはせず、設置とアプリを確認。
有機EL・Sペン・外部DeX
11型の有機EL、付属Sペン、外部DeXを使う構成。ノートに加え、表示や外部作業環境を重視する場合の候補。
- 画面
- 11インチ / 2560 × 1600
- 対応ペン・付属
- Sペン(標準付属)
- そろえるもの
- 本体にペン込み。キーボードは別売
- 本体重量
- 469g(本体・Wi-Fi代表)
確認しておきたい点FEと同じペン付属でも表示・拡張は同じではない。使うAndroidアプリと外部画面の条件を確認。
Pad 8 Proの構成
Pad 8と同じ11.2型でも処理側の構成が異なる。使う制作アプリやゲームの負荷から選ぶ候補。
- 画面
- 11.2インチ / 3200 × 2136
- 対応ペン・付属
- Xiaomi Focus Pen Pro等(別売)
- そろえるもの
- 本体+ペン+8/8 Pro対応キーボード(別売)
- 本体重量
- 485g(本体・Wi-Fi代表)
確認しておきたい点Focus Pen Proは別売。画面やペンが共通でも処理は同じではなく、機能のアプリ対応も確認。
Air・Pad 8:専用ペンと画面サイズで構成を選ぶ
AirはPencil Proと11・13型の選択肢、Pad 8は11.2型とFocus Pen Proを使う構成です。上位機と異なる表示・接続・処理の条件も、普段の作品に合わせて比べます。
大画面のM4 Air
Proの表示・接続機能を必須としない場合に、広い紙面とM4の構成を比較する候補。
- 画面
- 12.9インチ / 2732 × 2048
- 対応ペン・付属
- Apple Pencil Pro / USB-C(別売)
- そろえるもの
- 本体+ペン+13型Air用キーボード(別売)
- 本体重量
- 616g(本体・Wi-Fi代表)
確認しておきたい点本体616gに周辺機器が加わる。広さと処理性能を同じ軸にせず、13型用アクセサリーを確認。
M4 Airの制作構成
iPad Proとの表示・接続の差を確認し、必要な制作と持ち歩きに合うM4構成かを比べる候補。
- 画面
- 10.86インチ / 2360 × 1640
- 対応ペン・付属
- Apple Pencil Pro / USB-C(別売)
- そろえるもの
- 本体+ペン+対応Magic Keyboard(別売)
- 本体重量
- 464g(本体・Wi-Fi代表)
確認しておきたい点Pencilとキーボードは別売。Proと同じ画面・接続ではないため、価格だけで同等と扱わない。
11.2型のPad 8
Pad 8 Proとの処理の差を理解したうえで、自分のアプリと作品規模に合うかを比べる候補。
- 画面
- 11.2インチ / 3200 × 2136
- 対応ペン・付属
- Xiaomi Focus Pen Pro等(別売)
- そろえるもの
- 本体+ペン+8/8 Pro対応キーボード(別売)
- 本体重量
- 485g(本体・Wi-Fi代表)
確認しておきたい点ペンは別売。上位機と同じ速さを前提にしない。必要な保存容量と接続機能も確認。
FE:付属Sペンと画面サイズを比較
本体で描く場合の紙面と付属ペンを比較します。使うアプリの動作環境、RAM、キャンバスやレイヤーの条件を確認して選びます。
付属Sペンと13.1型
資料と手書き欄を本体上で広く取りたい場合に、付属ペンと大きさを比較する候補。
- 画面
- 13.1インチ / 2880 × 1800
- 対応ペン・付属
- Sペン(標準付属)
- そろえるもの
- 本体にペン込み。キーボードは別売
- 本体重量
- 664g(本体・Wi-Fi代表)
確認しておきたい点13.1型・本体664g、外部モニター拡張は非対応。使うアプリの動作環境と作品の規模を確認。
付属Sペンと10.9型
付属Sペンと10.9型画面を、ノートや使う制作アプリの条件に合わせて比較する候補。
- 画面
- 10.9インチ / 2304 × 1440
- 対応ペン・付属
- Sペン(標準付属)
- そろえるもの
- 本体にペン込み。キーボードは別売
- 本体重量
- 497g(本体・Wi-Fi代表)
確認しておきたい点TFT液晶で外部モニター拡張は非対応。使うアプリの動作環境、RAMと作品の規模を確認。
選ぶ前の確認メモ
- アプリとキャンバス・レイヤー・素材の規模から性能を選ぶ。
- 処理、画面、ペンの性能を分けて上位機との差を見る。
- 机か持ち出しかを決め、単体端末とPC接続型を分ける。
参考資料
- ※111インチiPad Air(M4):公式仕様 ↗
- ※2Apple Pencil:機能・対応機種 ↗
- ※3Apple:Apple Pencilの互換性 ↗
- ※413インチiPad Pro(M5):公式仕様 ↗
- ※5Galaxy Tab S11(Wi-Fi・256GB):公式仕様 ↗
- ※6Samsung:タブレットのDeXと外部モニターの対応機種 ↗
- ※713インチiPad Air(M4):公式仕様 ↗
- ※811インチiPad Pro(M5):公式仕様 ↗
- ※9Galaxy Tab S11 Ultra(Wi-Fi・256GB):公式仕様 ↗
- ※10Xiaomi Pad 8 Pro(8GB+128GB):公式仕様 ↗
- ※11Xiaomi Focus Pen Pro:対応端末と機能の条件 ↗
- ※12Xiaomi Pad 8:ペン・映像出力・USBのFAQ ↗
- ※13Xiaomi Pad 8(8GB+128GB):公式仕様 ↗
- ※14Galaxy Tab S10 FE(Wi-Fi・128GB):公式仕様 ↗
- ※15Galaxy Tab S10 FE+(Wi-Fi・128GB):公式仕様 ↗
- ※16Procreate:iPad用アプリの公式案内 ↗
- ※17CLIP STUDIO PAINT:OS別動作環境 ↗
- ※18Xiaomi Pad 8 Pro:日本向け仕様 ↗
- ※19Notebookcheck:Pad 8 Proの実測レビュー(海外16GB・512GB構成) ↗
- ※20Galaxy Tab S11:日本向け256GB仕様 ↗
- ※21Samsung Japan:Galaxy Tab S11の国内発表 ↗
- ※22MediaTek:Galaxy Tab S11シリーズの搭載SoC ↗
- ※23Samsung:DeXと外部画面の対応 ↗
- ※24Galaxy Tab S10+:日本向け256GB仕様 ↗
- ※25Samsung Japan:Galaxy Tab S10シリーズの国内発表 ↗
- ※26Samsung公式報告:Tab S10+のDimensity 9300+搭載 ↗
- ※27Yoga Tab Plus:日本向け仕様表 ↗
- ※28Yoga Tab Plus:画面・メモリーの日本公式案内 ↗
- ※29Notebookcheck:Yoga Tab Plusの実測レビュー ↗
- ※30Lenovo:後継Yoga Tab Plus Gen 2 / Yoga Tab Gen 2の発表 ↗
- ※31Xiaomi Pad 8:日本向け仕様 ↗
- ※32Notebookcheck:Pad 8の実測レビュー(海外12GB・256GB構成) ↗
- ※33Idea Tab Pro Gen 2:日本向け仕様表 ↗
- ※34Idea Tab Pro Gen 2:Lenovo公式データシート ↗
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