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オーディオインターフェースの選び方

録音用と配信用は兼用できる?|ループバックと音の返し方

歌を別トラックへ録る経路と、完成した音を配信アプリへ送る経路は違います。ループバックはPC内の音を入力へ戻す機能ですが、通話相手の声まで本人へ戻すとエコーの原因になります。誰に何を聴かせるかを先に書き出しましょう。

リサちゃんとピクくんと整理しよう

ループバックがあると何ができる?

リサちゃん

配信専用の機材なの?

ピクくん

PCで流した伴奏やアプリ音を仮想入力へ戻して、マイクと一緒に録音・配信する使い方ができるよ。どの音をどのチャンネルへ送れるかは機種とドライバーによる。

通話相手に声が二重といわれた

リサちゃん

自分には普通に聴こえる。

ピクくん

相手の受信音を、その相手へ送る音に混ぜていないか確認しよう。相手自身の音を除くミックスマイナスが必要な場面だね。ループバックをオンにするだけで解決とは限らない。

自分の声も二重になる

リサちゃん

直接モニターとアプリ両方を使っている。

ピクくん

本体の直接モニターと、PCを通った遅れのある声が同時に返っている可能性がある。聴く経路を一つずつ確認し、配信へ送る音とは別に整えよう。

ミキサーなら各マイクを別トラックへ録れる?

リサちゃん

AG06MK2は6chと書いてあるよ。

ピクくん

ミキサーのアナログ入力数とUSB録音数は別。AG06MK2はUSBでステレオ2chを扱う構成なので、すべてのつまみを個別トラックとしてPCへ録る意味ではないよ。

USBが二つなら同じことができる?

リサちゃん

URX22を二台のPCへつなぎたい。

ピクくん

MAINとSUBでトラック数と役割が違うよ。何をMAINで録音し、SUBへ何を渡すかを決めてから設定しよう。音声を循環させないよう、短い録画で確かめるとよいね。

昔のレビューと機能が違う

リサちゃん

SSLのループバック数が違うね。

ピクくん

ファームウェアの更新で変わる機能がある。記事や動画の確認日を見て、手元の本体・ドライバー・アプリの版と合わせよう。US-4x4HRも更新条件を確認したい。

自分にだけゲーム音を大きくしたい

リサちゃん

配信中、自分のゲーム音を上げると視聴者にも大きくなる?

ピクくん

同じミックスを聞いて送っていると一緒に変わる。自分用のモニターミックスと配信用ミックスを別に作れる機種なら、聞く音と届ける音を分けられる。

リサちゃん

ループバック対応だけでは分からないんだ。

ピクくん

ループバックはPC音を入力へ戻す機能の名前。どの音を戻せるか、複数の仮想チャンネルを分けられるかは別。ボイスチャットの相手の声を相手へ戻さない経路も必要になる。

使い方が決まったら、候補を選ぼう

気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。

今回出てきた商品

本文の違いを説明するための実例です。掲載順はおすすめ順位ではありません。

Yamaha · 二つのUSBを使う

URX22

制作と配信の入力を分ける構成を考えたい人の例。

Solid State Logic · PC音声を取り込む

SSL 2+ MKII

現行ファームウェアの仮想入力を使う例。

TASCAM · 送る入力を絞る

US-4x4HR

入力3/4だけをループバックへ送る設定が必要な人の例。

Arturia · 録音とPC音声

MiniFuse 2

2マイクと仮想ステレオループバックを組み合わせる例。

選ぶ前の確認メモ

  • 同時に録るマイク・楽器と、本体の入力を数える。
  • OS・給電・ヘッドホンの返し方を確認する。
  • 世代・付属ソフト・国内保証をそろえて新品を比較する。

参考資料

  1. ※1Yamaha URX22:公式・国内製品情報 ↗
  2. ※2Solid State Logic SSL 2+ MKII:公式・国内製品情報 ↗
  3. ※3TASCAM US-4x4HR:公式・国内製品情報 ↗
  4. ※4Arturia MiniFuse 2:公式・国内製品情報 ↗
  5. ※5Yamaha:AG06MK2のミキサーとUSB入出力 ↗