いい買い物に、根拠を。

PCスピーカーの選び方

音楽・動画編集のスピーカー選び|モニター用を買う前に整えたいこと

BGMを楽しむときの音と、動画や録音の仕上がりを判断する音は、欲しいことが少し違います。初めての制作机では、スピーカーの肩書きだけでなく、接続・左右の配置・普段との設定切替をそろえましょう。

リサちゃんとピクくんと整理しよう

「良い音で聴く」と「音を直す」は少し違う

リサちゃん

動画を作るなら、モニタースピーカーと書いてあるものが必要?

ピクくん

目指すのは、声とBGMのバランスなどを判断しやすい環境だよ。音楽を気持ちよく聴くための強い低音補正が、編集では判断を迷わせることがある。

リサちゃん

モニター用なら全部同じ音?

ピクくん

そんなことはないよ。機種差も部屋の影響もある。まずは設定と置き方を固定して、よく知っている音源を同じ音量で聴けるようにする方が大切なんだ。

オーディオインターフェースがあるなら端子を合わせる

リサちゃん

インターフェースの後ろにLとRの穴がある。USBスピーカーにつなぐの?

ピクくん

L/Rがアナログのライン出力なら、対応するTRSやXLRなどへ左右それぞれをつなぐよ。HS3やMR4 MKIIはそうした入力を備えている。端子名と取説の接続図を見よう。

リサちゃん

TRSと書いてあればヘッドホン用の一本でいい?

ピクくん

一本のステレオ出力と、左右別のバランス出力では配線が違うんだ。形だけで判断せず、出力側・入力側両方に合うケーブルを選ぼう。

大きいスピーカーを狭い机に押し込まない

リサちゃん

どうせ買うなら、低音が出そうな大きいものが欲しいな。

ピクくん

左右を置く場所と、耳までの距離を先に確認しよう。片側だけ壁際になったり画面に隠れたりするなら、まず小型ペアで左右の条件をそろえる方が取り組みやすいよ。

リサちゃん

サブウーファーは後から足せばいい?

ピクくん

追加すると置き場所や音量、低域のつながりの調整が増える。最初は声や中域のバランスを整え、足りない部分が明確になってから拡張する方法もあるね。

普段の音楽も、この一組で楽しみたい

リサちゃん

編集用を買うと、好きな曲を楽しく聴けなくならない?

ピクくん

普段は好みの設定で楽しんでいいよ。CR3.5BTのTONEやMR3の調整機能は、兼用したい人が見るポイントになる。

リサちゃん

編集に戻るときだけ戻すんだね。

ピクくん

そう。設定をメモして、編集時は毎回同じ位置へ。Bluetoothは普段の再生に便利でも、録音や映像とのタイミングを判断する場面は有線を軸に考えよう。

小さな音で整え、別の機器でも確認する

リサちゃん

ずっと大きな音で作業した方が細かく分かる?

ピクくん

長く作業するなら、無理のない音量で。音量を変えると低音や高音の感じ方も変わるので、一定の基準を持ってから必要なときだけ確認しよう。

リサちゃん

完成したらスピーカーで一回聴けば十分?

ピクくん

ヘッドホンや普段使うスマホなどでも、声が埋もれていないか確認したいね。小型スピーカーだけで、聞こえにくい低域まで仕上がりを保証するのは難しいよ。

本体価格以外に、何を用意する?

リサちゃん

初めてなら何を一緒に買うか迷う。

ピクくん

左右のケーブルと、必要なら角度や高さを整える台。インターフェースを使うならそこからの接続線も確認しよう。商品によっては1本販売なので、ペアかも見てね。

リサちゃん

音楽用10選からも選べる?

ピクくん

HS3、Eris 3.5、MR4 MKIIなど接続に合う候補をそこで比較できるよ。制作の説明を読んで必要な条件が決まったら、新品の型番と付属品をそろえてショップを見よう。

使い方が決まったら、候補を選ぼう

気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。

今回出てきた商品

本文の違いを説明するための実例です。掲載順はおすすめ順位ではありません。

HS3

ヤマハ · 有線中心の音楽・動画編集

HS3

XLR/TRSとRCA・ステレオミニを備え、机上のインターフェースからつなぐ例。前面音量とヘッドホン端子で確認先を変えられます。

MR4 MKII

Edifier · インターフェースと接続

MR4 MKII

XLR・TRSとBluetoothなどを備え、設置補正も用意する現行世代。旧MR4から入力機器を増やしたい場合にも比較できます。

Eris 3.5 第2世代

PreSonus · 机で編集を始める

Eris 3.5 第2世代

第2世代Eris 3.5はTRS・RCA・AUXを使う机上の入門例。左右ペアの基本を整えながら編集を始めたい人に。

CR3.5BT

Mackie · 制作とリスニングを切り替える

CR3.5BT

TONEノブと設置モードを使って、音楽を楽しむ時間と編集時の条件を分けやすい例です。

選ぶ前の確認メモ

  • インターフェースの出力とスピーカーの入力を照合し、左右2本の接続を確認する。
  • 左右対称の配置と耳の高さを優先し、机・壁からの影響を調整する。
  • 制作時はサラウンドや過度な低音強調を外し、設定を一定にする。
  • ヘッドホンや別の再生機器でも確認し、スピーカーだけで仕上がりを断定しない。

参考資料

  1. ※1ヤマハ:HS3の仕様・接続・同梱品 ↗
  2. ※2Edifier:MR3の仕様・接続・同梱品 ↗
  3. ※3Edifier:MR4 MKIIの仕様・接続・同梱品 ↗
  4. ※4PreSonus:Eris 3.5 第2世代の仕様・接続・同梱品 ↗
  5. ※5Mackie:CR3.5BTの仕様・接続・同梱品 ↗
  6. ※6ヤマハ:HS3/HS4取扱説明書・接続と配置 ↗
  7. ※7Mackie国内取扱説明書:音響特機の修理・保証窓口 ↗