いい買い物に、根拠を。

オーディオインターフェースの選び方

外部エフェクターやモニターコントローラーを足すには?

外部エフェクターは音を送り、処理した音を戻す経路が必要です。モニターコントローラーはスピーカーの音量や切替を担当し、プラグイン操作パネルはPC内の設定を動かします。見た目が似た卓上機器でも役割を分けて、余っている入出力から考えましょう。

リサちゃんとピクくんと整理しよう

つまみがある箱は全部音を変える?

リサちゃん

操作パネルもエフェクターなの?

ピクくん

PCのプラグインを操作するだけのコントローラー、音を実際に通すプロセッサー、音量やスピーカーを切り替える機器は別。音声入力があるかと、何を処理するかを先に確認しよう。

録音後の音を外部へ通すには?

リサちゃん

出力が余っていればできる?

ピクくん

ライン出力から外部機器へ送り、処理後をライン入力で戻す経路が必要だよ。DAW側の外部エフェクト設定と遅延補正も確認する。戻り音を同じ送出へ混ぜて循環させないようにしよう。

インサートは何が違う?

リサちゃん

iD44にある端子は普通の出力?

ピクくん

録音する信号経路へアナログ処理を挟むための送りと戻りだよ。メーカーは内蔵プリアンプを迂回する外部入力にも案内している。端子の結線とレベルを説明書で確認しよう。

ギター用ペダルへラインを直接送れる?

リサちゃん

プラグを変換すればよさそう。

ピクくん

楽器向けとラインではレベルやインピーダンスが違う。対応するレベル調整やリアンプ機器が必要な場合があるので、ペダルとインターフェース両方の説明を確認しよう。

モニターコントローラーは先に必要?

リサちゃん

二組のスピーカーを置きたい。

ピクくん

M6のように本体でA/Bを切り替えられる機種もあるよ。必要な切替、ミュート、手元の音量操作が本体で足りるか確認してから追加しよう。

ヘッドホン分配で4人に別の音を返せる?

リサちゃん

出口を増やせば完成かな。

ピクくん

同じ信号を分けるだけの機器と、独立入力を受ける機器は別。DAWや本体ミキサーで何種類のミックスを作れるかも含めて設計しよう。

エフェクターを一周させると、どこへ戻る?

リサちゃん

録音した歌を外のコンプレッサーへ通してみたい。

ピクくん

DAWの出力→機器のライン入力→機器の出力→インターフェースのライン入力、と往復する。スピーカー用とは別に出力を確保し、戻った音を元の出力へ送り返さないようにする。

リサちゃん

音が少し遅れるのは正常?

ピクくん

変換と処理の往復で遅れが生じる。DAW側で補正できるか確認し、元の音と混ぜる場合は位相のずれにも注意する。端子が余っているだけでなく、この往復経路を作れることが購入条件になる。

使い方が決まったら、候補を選ぼう

気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。

今回出てきた商品

本文の違いを説明するための実例です。掲載順はおすすめ順位ではありません。

Audient · 録音前に処理を挟む

iD44 MKII

対応するアナログ機材を録音経路に組み込みたい人の例。

MOTU · スピーカーを切り替える

M6

二組のモニターを切り替えるために別コントローラーが必要か考える例。

Focusrite · 複数の出力を使う

Scarlett 18i20 4th Gen

外部機材への送出とモニターを別に確保する例。

Audient · 小さく組む

iD14 MKII

追加ヘッドホンアンプやモニター経路へラインを渡す例。

選ぶ前の確認メモ

  • 同時に録るマイク・楽器と、本体の入力を数える。
  • OS・給電・ヘッドホンの返し方を確認する。
  • 世代・付属ソフト・国内保証をそろえて新品を比較する。

参考資料

  1. ※1Audient iD44 MKII:公式・国内製品情報 ↗
  2. ※2Audient iD44:メーカー本文の4プリアンプ・2ADAT・インサート ↗
  3. ※3MOTU M6:公式・国内製品情報 ↗
  4. ※4Focusrite Scarlett 18i20 4th Gen:公式・国内製品情報 ↗
  5. ※5Audient iD14 MKII:公式・国内製品情報 ↗
  6. ※6Audient:iD44の入力・ADAT・インサート ↗