録音レコーダーの選び方
カメラとは別に音を録るには?|外部マイク・電源・同期を揃えよう
映像にちょうどよい位置と、声を近くで録れる位置は同じとは限りません。外部マイクと録音機を分けるなら、何本を同時に録るか、どこから給電するか、撮った映像とどう合わせるかまで一緒に決めましょう。
リサちゃんとピクくんと整理しよう
ブームとピンマイクを別々に録りたい
2本あれば、一人の撮影には足りそう。
独立した2入力があれば、それぞれを別トラックで残せる。F3とFR-AV2はいずれも外部マイク用で、内蔵マイクはない。F3はXLR2系統、FR-AV2はXLR/TRSの2系統とタイムコードを備える。手持ちマイクの端子と同期方法から比べよう。
XLRなら挿すだけで録れる?
コンデンサーマイクを使う予定。
マイクが必要とする電源を確認しよう。XLRのファンタム電源と3.5mmマイクのプラグインパワーは別。機器に合わない電源をかけず、必要な入力だけ指定どおり設定する。ファンタム電源を使うと電池の持ちも変わるので、同じ条件で運用時間を考えたいね。
出演者が4人なら、どこを増やす?
一人ずつ後で音量を変えたい。
4人を別マイクで録るなら独立した4入力が必要。FR-AV4は外部4入力、F6は外部6入力がある。内蔵ステレオも使いたいならH6studioの4XLR+付属XYという選び方になる。ミックスを含んだトラック数だけで人数を決めないようにしよう。
録音機の出力をカメラにも送れば同じ音?
カメラ側に入れておけば編集も簡単そう。
参照用の音として残すと波形で合わせやすいけれど、出力レベルとカメラの入力条件を合わせる必要がある。録音機の32bit floatファイルがアナログケーブルでそのまま移るわけではないよ。カメラ側だけ歪む場合もあるので両方を試し録りしよう。
ワイヤレスで聞ければ遅れは気にしない?
Bluetoothイヤホンで確認したい。
FR-AV2やFR-AV4は別売AK-BT2でワイヤレスモニタリングに対応するけれど、対応機器や遅延の条件を確認しよう。モニターの遅れと録音ファイルの同期は別の話。口の動きまで判断したいときは有線での確認も使い分けたいね。
録音機のほかに何を買う?
予算を本体だけで使い切りたくない。
マイク、適切な長さのケーブル、風防、固定具、ヘッドホン、確認済みカードと予備電源を先に数えよう。同期箱が必要ならカメラ台数分の接続も考える。レコーダーの口数を増やす前に、この構成で持ち運べるかと総額を比べよう。
1台のカメラでもタイムコードが必須?
短いインタビューから始めたい。
カメラにも参照音を録り、冒頭の手拍子など明確な音を目印に、編集ソフトで波形を合わせる方法がある。長回しでは終わりの位置も確認しよう。テイクやカメラが増えて合わせる手間が大きくなったら、タイムコードの導入条件を検討するとよいね。
使い方が決まったら、候補を選ぼう
気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。
今回出てきた商品
本文の違いを説明するための実例です。掲載順はおすすめ順位ではありません。
選ぶ前の確認メモ
- 何をどの距離から録るかを決め、内蔵マイクか外部マイクかを選ぶ。
- 入力数と記録トラック数、電源・カード・風防などの必要品を確認する。
- 編集ソフト、同期方法、日本向け新品の保証条件を揃えて比較する。
参考資料
- ※1ZOOM F3 日本向け公式仕様 ↗
- ※2ZOOM:国内購入と3年間保証の登録条件 ↗
- ※3ZOOM TCA-1:対応本体と必要ファームウェア ↗
- ※4TASCAM FR-AV2 日本向け公式仕様 ↗
- ※5TASCAM:国内保証と修理窓口 ↗
- ※6TASCAM FR-AV4 日本向け公式仕様 ↗
- ※7ZOOM F6 日本向け公式仕様 ↗
- ※8ZOOM H6studio 日本向け公式仕様 ↗
- ※9TASCAM DR-07XP:入力レベル・録音形式の取扱説明書 ↗
- ※10ZOOM:現行ハンディレコーダー比較表 ↗
- ※11Tentacle SYNC E:LTC・カメラ・編集ソフトの接続手引き ↗
- ※12AudioTechnology:H5studioの実機レビュー(2025年6月) ↗
- ※13MusicRadar:DR-40XPの実機レビュー(2026年8月) ↗
- ※14ZOOM H1essential 日本向け公式仕様 ↗
- ※15TASCAM DR-07XP 日本向け公式仕様 ↗
- ※16ZOOM H4essential 日本向け公式仕様 ↗
- ※17TASCAM Portacapture X6 日本向け公式仕様 ↗
- ※18ZOOM H2essential 日本向け公式仕様 ↗
- ※19ZOOM H5studio 日本向け公式仕様 ↗
- ※20TASCAM DR-05XP 日本向け公式仕様 ↗
- ※21TASCAM DR-40XP 日本向け公式仕様 ↗
- ※22TASCAM DR-40XP:製造番号による無償点検・改修 ↗
- ※23TASCAM Portacapture X8 日本向け公式仕様 ↗
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ピクくん
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