プリンターの選び方
家庭用A4プリンターの選び分け|写真・束のコピー・少量印刷を比較
家で写真を作る、学校のプリントをまとめてコピーする、申込書を時々出す。目的によって必要な機能が変わります。十機種を写真用インク、ADF、日常文書の条件別に比べます。
目的と必要条件をそろえて比較
| 商品 | インク・トナー | 最大印刷サイズ | 機能 | 自動両面印刷 | 原稿台のサイズ | 原稿送り |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 写真を作り、コピーも使う | ||||||
| 6色・独立インクタンク(染料5色+顔料ブラック) | A4(リーガルにも対応) | 印刷・コピー・スキャン | 対応(用紙条件あり) | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
| 6色染料・独立型カートリッジ | A4/リーガル | プリント・コピー・スキャン | 対応(用紙条件あり) | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
| 5色・独立カートリッジ | A4 | プリント・コピー・スキャン | 対応(用紙条件あり) | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
| 6色染料・独立型インクカートリッジ | A4・リーガル | プリント・コピー・スキャン | 対応(用紙条件あり) | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
| 複数枚のコピーをまとめる | ||||||
| 4色独立インクカートリッジ(黒は顔料、カラー3色は染料) | A4(定型) | プリント・コピー・スキャン | 対応(用紙条件あり) | A4 | 20枚 | |
| 4色ハイブリッド・一体型 | A4 | プリント・コピー・スキャン | 対応(用紙条件あり) | A4 | 35枚 | |
| 文書と少量のコピー | ||||||
| 4色ハイブリッド・一体型 | A4 | プリント・コピー・スキャン | 対応(用紙条件あり) | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
| 4色独立型インクカートリッジ(染料3色、顔料1色) | A4・リーガル | プリント・コピー・スキャン | 対応(用紙条件あり) | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
| 4色ハイブリッド・一体型 | A4 | プリント・コピー・スキャン | 対応(用紙条件あり) | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
| 4色ハイブリッド・一体型 | A4 | プリント・コピー・スキャン | 非対応 | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
リサちゃんとピクくんと整理しよう
写真用の6色は必要?
普段は申込書で、写真は数か月に一度かな。
その頻度なら4色の文書向けも比較しよう。6色が必要になるかは、写真に求める仕上がりと交換費の納得感次第。文字の黒に顔料を使うかも見ておこう。
色数が少ないと申込書も読みにくいの?
文書では色数より、黒文字のインクと用紙、文字サイズが関わる。写真の滑らかな色の変化と、普通紙の小さな黒文字は違う目的だから、いつも出す原稿に合わせよう。
コピーが多い家なら?
学校のプリントを兄弟分コピーするよ。
一枚ずつ原稿台を開くか、束をADFへ載せるかで手間が変わる。TS6730とDCP-J929NはADFを選ぶ例。大事な写真や厚い本は原稿台を使おう。
ADFがあれば、写真も束でコピーしていい?
写真や厚紙など、通せない原稿は原稿台へ。学校の普通紙の束と、アルバム用の大切な写真は扱いが違う。ADFを選ぶ理由は普通紙を置き直す回数を減らすことだと考えると、写真用の6色機との違いが分かりやすい。
独立と一体型はどちら?
黄色だけ減る使い方もあるんだよね。
独立なら色ごとに交換、一体型はカラーをまとめて交換する。交換時の価格だけでなく、どの色が減るかと印刷の頻度で考えよう。独立なら必ず安いとは限らないよ。
どの色を使うかなんて買う前には分からないよ。
例えば青い背景の資料をよく出すなら特定の色が減りやすい。一体型では残った色ごとカートリッジ交換になる場合がある。一方、月に数枚なら本体代の差が大きいこともあるので、独立型という名前だけで安いと決めないんだ。
用紙を毎回入れ替えたくない
普通紙を抜いて写真紙を入れるのが面倒。
前面カセットと後ろの給紙がある機種なら、使い分けやすい。どちらにどの紙を何枚入れられるか、棚から引き出せるかまで確認しよう。
二つ給紙口があれば、A4と写真紙を入れっぱなしにできる?
各口の対応サイズと紙種の範囲内なら使い分けられる。二口という数だけで両方へ厚紙を入れられるとは限らない。背面側に紙が立つ場所も含めて棚を測ってね。
安い機種で削られるものは?
一番基本の機種でも同じように使える?
印刷・コピーはできても、自動両面、画面、給紙が違う。手で裏返す頻度が多い人には、自動両面の価値がある。少量ならその手間を許容する選び方もできるよ。
毎週両面資料を出すなら、自動両面は残したい。
毎回手で裏返す枚数が多ければ、価格差より時間の差が効くね。逆に一枚の申込書中心なら、画面や給紙口の操作が分かりやすいかを先に比べてもよいよ。
条件に合う候補の特徴と注意点
写真を作り、コピーも使う
写真用インクと対応用紙を先に。インク色数だけで画質の順位は決めません。
6色と文字用の黒を一台で
写真向けの染料インクと文字向けの顔料黒を持ち、前後の給紙で普通紙と写真用紙を使い分けられます。家族で写真も書類も印刷する人を最初の候補にしました。
- インク・トナー
- 6色・独立インクタンク(染料5色+顔料ブラック)
- 最大印刷サイズ
- A4(リーガルにも対応)
- 機能
- 印刷・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点原稿台で一枚ずつ読む方式です。何十枚もの書類をまとめて取り込みたいならADF付きへ。
6色染料とタッチ操作で選ぶ
写真をよく印刷し、スマホだけでなく本体側でも操作したい人の候補。顔料黒を使う文書重視機とは、インクの性格を分けて比べられます。
- インク・トナー
- 6色染料・独立型カートリッジ
- 最大印刷サイズ
- A4/リーガル
- 機能
- プリント・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点写真の仕上がりは用紙と設定にも依存します。用紙込みの写真コストを、普通紙の文書コストと比べないように。
専用インクの交換費まで比べる
5色の独立インクを使うXKシリーズ。購入時の本体価格だけでなく、対応する純正インクの価格・印刷可能枚数まで確認して選びたい人に。
- インク・トナー
- 5色・独立カートリッジ
- 最大印刷サイズ
- A4
- 機能
- プリント・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点TSシリーズのインクは流用できません。少量しか使わない家庭では本体価格差を回収できない場合があります。
写真用の独立インクを選ぶ
6色染料を使うA4複合機。上位機の操作画面や付加機能を使わないなら、写真用インクと必要な給紙機能を残す候補です。
- インク・トナー
- 6色染料・独立型インクカートリッジ
- 最大印刷サイズ
- A4・リーガル
- 機能
- プリント・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点EP-887Aとの違いは購入時に比較。上位機のタッチ画面や機能をそのまま備えるわけではありません。
複数枚のコピーをまとめる
ADFの搭載枚数と両面原稿の扱いを確認。写真用インクの多さより紙を置き直す手間が減ることが選ぶ理由です。
20枚ADFを備える家庭用
学校や仕事の書類をまとめてコピーする機会が多いなら、ADFと自動両面印刷が役立ちます。6色写真機より、書類を扱う手間から選びたい人向けです。
- インク・トナー
- 4色独立インクカートリッジ(黒は顔料、カラー3色は染料)
- 最大印刷サイズ
- A4(定型)
- 機能
- プリント・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 20枚
確認しておきたい点自動両面印刷と両面同時スキャンは別機能。新品通常版と末尾RFの再生品も区別してください。
35枚ADFを家庭にも
原稿を一枚ずつ置き直すのが面倒なら、ADF付きのTS6730が候補になります。家庭用の4色モデルで原稿処理を重視する選び方です。
- インク・トナー
- 4色ハイブリッド・一体型
- 最大印刷サイズ
- A4
- 機能
- プリント・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 35枚
確認しておきたい点ADFに通せない厚紙や大切な写真は原稿台で。原稿送りがあるだけで両面自動読取とは判断しないでください。
文書と少量のコピー
自動両面や給紙、カラーの交換方式を比べます。TS3730は自動両面を省くので必要な人は別候補へ。
新しい操作系の4色モデル
4色ハイブリッドで、普段の書類と時々の写真を一台にまとめる候補。6色が必要か迷う人は、写真の頻度と本体の操作性から比較できます。
- インク・トナー
- 4色ハイブリッド・一体型
- 最大印刷サイズ
- A4
- 機能
- プリント・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点カラー一体型カートリッジは独立型とは交換のしかたが違います。特定の色だけ多く使う用途も考えましょう。
顔料黒と自動両面で日常用に
写真専用の6色より、普通紙の文字と日常のコピーを優先する家庭へ。独立カートリッジなので、色ごとの交換方法も判断材料になります。
- インク・トナー
- 4色独立型インクカートリッジ(染料3色、顔料1色)
- 最大印刷サイズ
- A4・リーガル
- 機能
- プリント・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点写真をたくさん飾りたい場合はEPシリーズと用紙・仕上がりを比較。ADFはありません。
自動両面のある基本複合機
家でのコピーとプリントが主で、大きな操作画面やADFを使わない人の候補です。低い本体価格だけでなく、対応インクも一緒に見て選びましょう。
- インク・トナー
- 4色ハイブリッド・一体型
- 最大印刷サイズ
- A4
- 機能
- プリント・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点カラー一体型の交換費と、使うスマホからの操作手順を確認してください。
コピー付きのシンプルな入口
印刷頻度が低く、まずは自宅で数枚を印刷できればよい場合の候補。大量印刷機の大きさや初期費用を避けたい使い方です。
- インク・トナー
- 4色ハイブリッド・一体型
- 最大印刷サイズ
- A4
- 機能
- プリント・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 非対応
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点自動両面印刷はありません。後ろから給紙するスペースを含めて置き場を測りましょう。
選ぶ前の確認メモ
- 最大用紙と、印刷・コピー・スキャンそれぞれの対応サイズを分けて確認する。
- ADFは片面か両面か、必要な原稿を自動で読めるかを確認する。
- 本体と交換消耗品の総額、給排紙を含む設置空間を確認する。
参考資料
- ※1Canon PIXUS TS8930:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※2Canon PIXUS TS7630:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※3Canon PIXUS TS6730:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※4Canon PIXUS TS5630:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※5Canon PIXUS TS3730:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※6Canon PIXUS XK140:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※7EPSON カラリオ EP-887AW:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※8EPSON EP-817A:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※9EPSON EW-456A:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※10Brother DCP-J929N:国内仕様・消耗品条件 ↗
リサちゃん
ピクくん
ピクくん
リサちゃん
ピクくん







