プリンターの選び方
A4写真プリンター10機種の比較|用紙・インク・複合機能から選ぶ
L判のアルバムとA4の作品では、用紙や交換方法を重視する度合いが違います。写真用紙への対応と必要な読み取り機能をそろえ、写真の色は同じ画像・用紙条件のサンプルで判断しましょう。
目的と必要条件をそろえて比較
| 商品 | インク・トナー | 最大印刷サイズ | 機能 | 自動両面印刷 | 原稿台のサイズ | 原稿送り |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 写真を継続して作る注入タンク | ||||||
| 6色独立・インクボトル(顔料ブラック、染料ブラック、染料カラー4色) | A4(リーガル対応) | プリント・コピー・スキャン | 対応(用紙条件あり) | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
| 5色・ボトル補充式の独立タンク | A4/リーガル | プリント・コピー・スキャン | 対応(用紙条件あり) | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
| スキャンも使うカートリッジ複合機 | ||||||
| 6色・独立カートリッジ | A4 | プリント・コピー・スキャン | 対応(用紙条件あり) | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
| 6色・独立インクタンク(染料5色+顔料ブラック) | A4(リーガルにも対応) | 印刷・コピー・スキャン | 対応(用紙条件あり) | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
| 6色染料・独立型カートリッジ | A4/リーガル | プリント・コピー・スキャン | 対応(用紙条件あり) | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
| 5色・独立カートリッジ | A4 | プリント・コピー・スキャン | 対応(用紙条件あり) | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
| 6色染料・独立型インクカートリッジ | A4・リーガル | プリント・コピー・スキャン | 対応(用紙条件あり) | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
| 6色染料・独立型インクカートリッジ | A4・リーガル | プリント・コピー・スキャン | 非対応 | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
| 写真の印刷専用 | ||||||
| 6色染料・独立型インクカートリッジ | A4・リーガル | プリント | 対応(用紙条件あり) | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
| 5色・独立カートリッジ | A4 | プリント | 対応(用紙条件あり) | A4 | 原稿台/詳細確認 | |
リサちゃんとピクくんと整理しよう
写真の色はインクの数で決まる?
6色なら5色よりいつでもきれい?
色材とヘッド、用紙、画像処理を合わせて仕上がりが決まる。色数は候補を知る手掛かりだけど、好みの肌色や暗部を保証する点数ではない。同じ写真用紙の種類でサンプルを見たいね。
比較するなら、どんな写真を見ると違いが分かる?
自分がよく撮る肌色、暗い部分の階調、青空の滑らかさなどを見る。L判とA4を同じ距離で比べず、使うサイズ・同系統の紙・設定をそろえたい。色数が同じでも紙や処理が異なるので、機能表だけで一番好みの色は決まらない。
アルバムを毎月作りたい
一回にL判を何十枚も刷る予定。
タンク機は交換頻度と一枚あたりの費用を検討しやすい。ただし本体費が増えるので、印刷予定枚数と純正紙込みで計算しよう。たまの一枚ならカートリッジ機も候補だよ。
タンクでも写真紙は別に必要だね。
L判の純正紙と交換インクを同じ条件で足そう。写真一枚のコストを比べるときに、片方は紙込み、片方はインクだけにしない。飾る大きさを先に決めると枚数も見積もりやすいよ。
写真の読み取りもしたい
昔の写真を取り込んで刷り直せる?
スキャン付き複合機なら原稿台で取り込める。EP-315とTR703aは印刷専用なので別のスキャナーが必要。写真をADFへ通すのは原稿を傷めることもあるため対応を確認しよう。
古いアルバムも残したいなら印刷専用は合わない?
別のスキャナーや取り込み手段を持っていれば印刷専用でもよいよ。一台で済ませたいなら原稿台付きが条件になる。写真の出力品質と取り込む機能は別なので、印刷専用を画質の下位という意味にはしないで選ぼう。
A4いっぱいに印刷できる?
端まで写真にしたいな。
フチなしの対応サイズ・用紙を確認しよう。フチなしは画像を少し拡大して端を切る場合があるから、人物や文字を端ぎりぎりに置かないこと。A3写真が必要ならA3の記事でサイズを広げられるよ。
切れたくない文字は、内側へ置いておくのね。
そう。印刷前のプレビューと用紙サイズを確認し、一枚だけ試そう。フチなしの拡大量を変えられるかは機種やアプリによるので、レイアウトが大切なら対応ソフトも選ぶ条件になる。
画面と色が違ったら故障?
スマホで見た写真と紙の明るさが違う。
光る画面と光を反射する紙は見え方が違う。用紙設定、画像側の明るさ、見る照明も確認しよう。PCで色管理をする場合は対応ドライバーと用紙プロファイルを合わせる必要があるよ。
スマホを明るくして選んだ写真が、紙では暗いこともある?
あるよ。画面の明るさと用紙を見る照明が違うから。まず用紙銘柄と印刷設定を一致させ、同じ照明で試し刷りを見る。それから画像を調整すると、機械の故障と設定の違いを切り分けやすいね。
作品はどのくらい持つの?
保存年数だけで選んでもよい?
メーカーの耐光・保存試験は指定インク、用紙、環境の条件付き。日光や湿度、アルバム保管で変わるので、その数字を家の永久保証だとは考えないようにしよう。
日なたに飾る写真とアルバム用は分けたほうがよさそう。
保存条件が違うからね。同じ公称保存年数でも試験条件を確かめ、直射日光や湿気を避ける。大切な写真は画像データも別に残し、紙一枚だけに頼らない使い方ができるよ。
条件に合う候補の特徴と注意点
写真を継続して作る注入タンク
交換頻度を減らす目的の比較。EW-M873Tの6色とEW-M757Tの5色は色材構成が違い、枚数だけでなく使う用紙と表現を比べます。
6色タンクでA4写真を刷る
顔料黒と染料の写真用インクを持つ6色タンク機。L判だけでなくA4作品も定期的に印刷する人に、交換方法と用紙対応を含めた候補です。
- インク・トナー
- 6色独立・インクボトル(顔料ブラック、染料ブラック、染料カラー4色)
- 最大印刷サイズ
- A4(リーガル対応)
- 機能
- プリント・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点たまに一枚なら本体投資が大きいことも。タンクだから印刷しない期間の手入れが不要になるわけではありません。
5色タンクを日常と共用
顔料黒と写真用の染料を使う5色タンク機。文書も写真も多く、6色作品機の機能までは必要としない人の候補です。
- インク・トナー
- 5色・ボトル補充式の独立タンク
- 最大印刷サイズ
- A4/リーガル
- 機能
- プリント・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点EW-M873Tとは色材の構成や用紙対応が異なります。5色と6色を色数だけで点数化しません。
スキャンも使うカートリッジ複合機
プリントしたい用紙とサイズ、元写真を読む原稿台、操作を比較。写真品質は色数だけで採点しません。
プレミアム6色のXK上位機
専用の6色インクを使い、家族の写真から作品まで一台で扱う候補。純正写真用紙の対応と交換インクを合わせて選べます。
- インク・トナー
- 6色・独立カートリッジ
- 最大印刷サイズ
- A4
- 機能
- プリント・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点最上位だから好みの色になるとは限りません。可能なら写真サンプルを用紙ごとに確認してください。
6色と文字用の黒を一台で
染料5色と顔料黒の6色構成で、写真用紙と普通紙を前後の給紙で使い分ける候補。写真だけなら顔料黒の有無より、対応する写真用紙・フチなしサイズ・染料側の色材構成をXK510やEPシリーズと比べます。
- インク・トナー
- 6色・独立インクタンク(染料5色+顔料ブラック)
- 最大印刷サイズ
- A4(リーガルにも対応)
- 機能
- 印刷・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点原稿台で一枚ずつ読む方式です。何十枚もの書類をまとめて取り込みたいならADF付きへ。
6色染料とタッチ操作で選ぶ
写真をよく印刷し、スマホだけでなく本体側でも操作したい人の候補。顔料黒を使う文書重視機とは、インクの性格を分けて比べられます。
- インク・トナー
- 6色染料・独立型カートリッジ
- 最大印刷サイズ
- A4/リーガル
- 機能
- プリント・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点写真の仕上がりは用紙と設定にも依存します。用紙込みの写真コストを、普通紙の文書コストと比べないように。
専用インクの交換費まで比べる
5色の独立インクを使うXKシリーズ。購入時の本体価格だけでなく、対応する純正インクの価格・印刷可能枚数まで確認して選びたい人に。
- インク・トナー
- 5色・独立カートリッジ
- 最大印刷サイズ
- A4
- 機能
- プリント・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点TSシリーズのインクは流用できません。少量しか使わない家庭では本体価格差を回収できない場合があります。
写真用の独立インクを選ぶ
6色染料を使うA4複合機。上位機の操作画面や付加機能を使わないなら、写真用インクと必要な給紙機能を残す候補です。
- インク・トナー
- 6色染料・独立型インクカートリッジ
- 最大印刷サイズ
- A4・リーガル
- 機能
- プリント・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点EP-887Aとの違いは購入時に比較。上位機のタッチ画面や機能をそのまま備えるわけではありません。
6色複合機の基本を選ぶ
家庭の写真を印刷し、ときどきコピーも使う人向けの6色モデル。高機能な画面より、写真用インクと必要な読み取り機能を優先できます。
- インク・トナー
- 6色染料・独立型インクカートリッジ
- 最大印刷サイズ
- A4・リーガル
- 機能
- プリント・コピー・スキャン
- 自動両面印刷
- 非対応
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点自動両面印刷はないため、文書の両面印刷が多いならEP-817Aなども比較。
写真の印刷専用
スキャナーを別に持つ人やPC内の写真だけ出す人向け。複合機の下位という扱いにせず、給紙と必要な写真用紙を比較します。
6色の印刷専用機に絞る
コピーや読み取りを使わず、PCやスマホから写真を出したい人の候補。複合機とは機能を分けたうえで、6色染料のプリントを選べます。
- インク・トナー
- 6色染料・独立型インクカートリッジ
- 最大印刷サイズ
- A4・リーガル
- 機能
- プリント
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点写真をデータ化する機能はありません。古い写真の取り込みもしたい人は複合機か別のスキャナーが必要です。
5色・前後給紙の単機能機
スキャンは別機器で済ませ、写真と普通紙を切り替えて印刷したい人に。顔料黒を含む5色なので、書類との共用も考えられます。
- インク・トナー
- 5色・独立カートリッジ
- 最大印刷サイズ
- A4
- 機能
- プリント
- 自動両面印刷
- 対応(用紙条件あり)
- 原稿台のサイズ
- A4
- 原稿送り
- 原稿台/詳細確認
確認しておきたい点TR8630aの複合機とは別です。型番が近くてもコピー・ADF付きとは限りません。
選ぶ前の確認メモ
- 最大用紙と、印刷・コピー・スキャンそれぞれの対応サイズを分けて確認する。
- ADFは片面か両面か、必要な原稿を自動で読めるかを確認する。
- 本体と交換消耗品の総額、給排紙を含む設置空間を確認する。
参考資料
- ※1Canon PIXUS TS8930:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※2Canon PIXUS XK140:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※3EPSON カラリオ EP-887AW:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※4EPSON EP-817A:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※5Canon PIXUS XK510:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※6EPSON EP-717A:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※7EPSON EP-315:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※8EPSON EW-M873T:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※9EPSON エコタンク EW-M757TW:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※10Canon PIXUS TR703a:国内仕様・消耗品条件 ↗
- ※11キヤノン:国内インクジェットのラインアップ ↗
- ※12エプソン:個人・家庭向け製品比較 ↗
- ※13エプソン:印刷コスト・速度の測定条件 ↗
リサちゃん
ピクくん
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ピクくん
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