いい買い物に、根拠を。

プリンターの選び方

プリンターメーカーの違い|純正インク・修理・アプリまで合わせて選ぶ

「写真はこの会社、仕事はこの会社」だけでは選び切れません。同じメーカーにも方式の違う機種があります。購入後の消耗品とサポートを、欲しい機能と一緒に見ていきましょう。

リサちゃんとピクくんと整理しよう

メーカーの名前から型番の違いへ進む

リサちゃん

同じメーカーに買い替えれば、残ったインクが使える?

ピクくん

シリーズが変われば互換性は保証されない。いまのインク型番と新機種の対応消耗品を照合しよう。カートリッジ、注入タンク、トナーは補充方法も違う。

リサちゃん

メーカーで選ぶ意味はないの?

ピクくん

使い慣れたアプリや修理窓口、用紙のラインアップは選ぶ理由になるよ。その後で型番ごとの原稿台、ADF、対応OSを確認すると、ブランド名だけで機能を取り違えずに済む。

キヤノンは全部写真用?

リサちゃん

PIXUSという名前なら同じインク?

ピクくん

4色一体型、5・6色独立、ボトル式まである。さらにGXは文書向けの全色顔料。XKの本体と交換費、TSの機能差、G・GXの枚数を分けて比べよう。

リサちゃん

写真より文書が多いなら、型番のシリーズを戻って選ぶ?

ピクくん

同じメーカー内でも用途ごとに見直そう。文字を多く出す条件、写真紙の条件、スキャンの束があるかをそろえると、TSとGXなどの違いを機能で比べられる。

エプソンのEP・EW・PXは?

リサちゃん

型番だけで判定したくなる。

ピクくん

家庭の写真向け6色、文書向け4色、5・6色タンク、全色顔料の業務機がある。文字だけで決めず、色材・用紙・ADFの仕様を確認しよう。写真が得意な一台と仕事が速い一台は同じではないよ。

リサちゃん

同じ色数でも写真用と仕事用が違う?

ピクくん

色材や給紙、ADFが違うからね。染料と顔料を色ごとに確かめ、希望の用紙と原稿処理が使えるか確認しよう。シリーズの文字は入口で、仕様を省く理由にはならないよ。

ブラザーの強みをどこで見る?

リサちゃん

文書用という印象があるけれど。

ピクくん

家庭用ADF、FAX付き、A3の原稿処理、大容量カートリッジなど、日々の紙の流れから選べる。全機種にADFや両面スキャンが付くわけではないので、型番ごとの仕様が必要だね。

リサちゃん

FAXやADFを使わないなら、それが多い機種を選ぶ必要はないね。

ピクくん

普段する操作で比べよう。仕事向け機能を使うなら両面読取と用紙容量、家庭なら写真や設置寸法を確認する。同じブランドでも本体ごとの得意な作業は違うよ。

リコーや京セラは会社向け?

リサちゃん

個人だと選びにくそう。

ピクくん

家庭・SOHO向けの小型レーザーもある。ただ、保守契約や訪問修理、消耗品の買い方が販売形態で違うことがある。必要なサービスの総額と、普段の問い合わせ方法を確かめよう。

リサちゃん

家庭で書類だけ刷るなら、業務用のブランドも候補?

ピクくん

国内の電源・設置・接続条件が合えば比較できる。小さい機種の速度と、大量向け機の給紙・保守を比べて、自分の枚数に必要な機能を選ぼう。

知名度で故障しにくさが分かる?

リサちゃん

有名な会社なら安心して上位にしてよい?

ピクくん

知名度は故障率の実測ではない。国内窓口、保証の期間と対象、修理の方法、部品や純正インクが入手できることを具体的に確認しよう。延長保証は登録条件と期限も別に読む必要があるよ。

リサちゃん

実測や同じ条件の故障データがなければ、安心の順位は付けられないね。

ピクくん

保証期間、修理の方法、部品や消耗品の入手先という確認できる条件で選ぼう。評判のよさと、自分が買う型番の保証を混同しなければ判断しやすいよ。

インクは似た番号なら使える?

リサちゃん

前のプリンターの在庫が残っている。

ピクくん

似た外見でも対応型番が違えば使えない。標準・大容量、色名、ブラックの種類まで照合しよう。レーザーはトナーとドラム、インクジェットはメンテナンスボックスも別の部品だよ。

リサちゃん

同じメーカーの黒インクでも交換できないの?

ピクくん

容器の形や対応型番が違うから、色名だけでは決まらない。本体の型番と交換品番を一組でメモして、標準と大容量の対応も確かめてから買おう。

スマホとMacでも全部同じ?

リサちゃん

メーカーのアプリがあれば安心かな。

ピクくん

使うOSの版、アプリの機能、ドライバーでできる設定、ネット接続やアカウントが必要な機能を確認しよう。古いモデルを選ぶ場合は発売時の対応表だけでなく現在のダウンロード案内を見ることが大切だね。

リサちゃん

本体が対応していても、使いたい設定がアプリにないこともあるんだ。

ピクくん

写真紙、両面、色の設定など普段使う操作を見よう。OSを更新する場合も、その版のドライバーやアプリ対応を確認すれば、買った後に必要な機能が使えない事態を減らせるよ。

使い方が決まったら、候補を選ぼう

気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。

今回出てきた商品

本文の違いを説明するための実例です。掲載順はおすすめ順位ではありません。

Canon PIXUS TS8930

Canon · 写真も学校の書類も

Canon PIXUS TS8930

写真向けの染料インクと文字向けの顔料黒を持ち、前後の給紙で普通紙と写真用紙を使い分けられます。家族で写真も書類も印刷する人を最初の候補にしました。

EPSON エコタンク EW-M757TW

EPSON · 家族で写真も文書も

EPSON エコタンク EW-M757TW

宿題や資料に加えて写真も印刷するなら、写真用の染料と文字向けの顔料黒を使う構成が候補。家庭向けのバランスを重視しました。

Brother DCP-J929N

Brother · 書類のコピーをまとめたい

Brother DCP-J929N

学校や仕事の書類をまとめてコピーする機会が多いなら、ADFと自動両面印刷が役立ちます。6色写真機より、書類を扱う手間から選びたい人向けです。

京セラ PA2000w

京セラ · 少量・小さい置き場

京セラ PA2000w

A4片面20ページ/分、USBとWi-Fiに対応する小型機。両面書類が少なく、本体の置きやすさを優先する人向けです。

選ぶ前の確認メモ

  • 何を何枚、どの頻度で印刷するかを先に決める。
  • 印刷サイズと読み取りサイズ、印刷とスキャンの両面機能を分ける。
  • 本体・純正消耗品・交換部材・保守を含む費用と置き場を確認する。

参考資料

  1. ※1Canon PIXUS TS8930:国内仕様・消耗品条件 ↗
  2. ※2Brother DCP-J929N:国内仕様・消耗品条件 ↗
  3. ※3EPSON エコタンク EW-M757TW:国内仕様・消耗品条件 ↗
  4. ※4京セラ PA2000w:国内仕様・消耗品条件 ↗
  5. ※5Brother MFC-J7510CDW:国内仕様・消耗品条件 ↗
  6. ※6キヤノン:国内インクジェットのラインアップ ↗
  7. ※7エプソン:個人・家庭向け製品比較 ↗
  8. ※8ブラザー:2025年A4新製品とインク方式 ↗
  9. ※9リコー:SP 2300Lの無償保証と保守 ↗
  10. ※10キヤノン:XK510・XK140・TS8930・TS7630の発売情報 ↗