いい買い物に、根拠を。

USBハブ・ドックの選び方

USB4・Thunderboltドックは必要?|画面と高速SSDを同時に使う場合

TB5の120Gbpsという数字だけを見ると、すべてが大幅に速くなりそうに感じます。実際に考えたいのは、PCからドックまでの通信と、その先につなぐSSDや画面。手持ちの構成で差が出る場面を整理します。

リサちゃんとピクくんと整理しよう

そもそも何を同時に使う?

リサちゃん

高いドックを買えばファイル移動も速くなるかな。

ピクくん

SSD1台だけで、ときどきコピーするなら、PCへ直結するほうが簡単なこともあるよ。画面と高速SSDを何台も同時に使うなら、ドックの帯域を考える意味が出てくる。

リサちゃん

マウスとキーボード、4K画面1台なら?

ピクくん

まずは小型ハブで必要条件を満たせるか見よう。ポートの不足と速度の不足を分けると、買いすぎを避けやすい。

USB-Cは形、USB4やThunderboltは接続の中身

リサちゃん

USB-Cでつなぐものが全部似て見える。

ピクくん

外見は似ていても、上流10GbpsのUSBハブと40GbpsのTB4、80GbpsのTB5は違う。ただしドック側だけ速くてもPCが対応しなければ、その帯域では使えないよ。

リサちゃん

USB4と書かれていれば40Gbps?

ピクくん

製品ごとの実装や対応速度を読む必要がある。規格名を一つ見つけたら終わりではなく、ホストとドックの両方の仕様を合わせよう。

120GbpsをSSDの速度として読まない

リサちゃん

TB5ならSSDが120Gbpsになるんだよね?

ピクくん

120Gbpsは主に映像へ帯域を増やす動作の数字。通常の双方向帯域やPCIeの帯域、SSDの実効速度は別に考える必要があるよ。

リサちゃん

では、数字で比べても意味がない?

ピクくん

対応する仕組みを選ぶには大事。ただ、転送時間の予想にはSSD・PC・データの条件をそろえた実測が必要なんだ。

速い上流でも、挿す端子で変わる

リサちゃん

TB5ドックなら、前面USB-AへSSDを挿しても速い?

ピクくん

そのA端子が10Gbpsなら、接続はその範囲になる。高速TB SSDなら下流TBへつなぐなど、機器と口の役割を合わせよう。

リサちゃん

USB 20GbpsのSSDは?

ピクくん

USB 3.2 Gen 2x2対応をその接続で使えるか別確認が必要。Element 5は対応Windows環境での20Gbps経路を条件付きで示しているけれど、すべてのMacやドックへ一般化できないよ。

後継があるなら旧世代はやめる?

リサちゃん

TB4を今買ったらすぐ古くならない?

ピクくん

2台の4K 60Hzと日常機器が目的なら、TB4の端子配置が合うこともある。逆にTB5対応PCとSSDがすでにあるなら、新世代を選ぶ理由がはっきりする。

リサちゃん

TS5とTS5 Plusのような違いは?

ピクくん

10GbEやさらに多い端子が必要か、という使い分けになる。実測レビューも最高性能だけでなく、電源の大きさや必要以上の構成にならないかを見ているよ。

レビューは接続したPCとSSDまで読む

リサちゃん

レビューの速い数字を見て、そのまま期待していた。

ピクくん

試したPCの端子、SSD、コピーしたデータや測定ソフトが違えば結果は変わる。複数の機器を同時に動かした試験かも確認しよう。

リサちゃん

自分ならどう選ぶ?

ピクくん

手持ちのPCとSSDの規格を記録して、必要な画面数と同時作業を決める。その条件で使えるドックを2〜3台に絞れば、仕様もレビューも読みやすくなるよ。

高速SSD一台でもTB5を選ぶ意味はある?

リサちゃん

10GbpsのSSDをTB5へつなげば80Gbpsで動く?

ピクくん

SSD自身が10Gbpsならそこが上限になる。高速な上流を選ぶ理由は、対応する高速SSDを使うことや、画面と複数の機器で通信の余裕を分け合うこと。接続するSSDの規格を先に確認しよう。

リサちゃん

ではTB4で十分かは何を見ればいい?

ピクくん

画面の必要モードと、同時に転送する量を考える。TB4で対応する画面と10Gbps SSD一台なら、TB5という名前だけで転送が速くなるとは言えない。将来の機器に費用を払うなら、下流TB端子が残る配線も確かめよう。

使い方が決まったら、候補を選ぼう

気になる使い方に合わせて、次の記事で具体的に比べてみましょう。

選ぶ前の確認メモ

  • PC・タブレットの型番と、使う端子の通信・映像・給電条件を確認する。
  • 画面の台数・解像度・Hzと、USB機器や充電に必要な機能を整理する。
  • 購入型番、同梱ケーブル・電源、販売元、国内での保証窓口を照合する。

参考資料

  1. ※1Anker:Nano USB-C ハブ A83D2(7-in-1) 仕様・接続条件 ↗
  2. ※2Plugable:TBT4-UD5 仕様・接続条件 ↗
  3. ※3CalDigit:TS5 仕様・接続条件 ↗
  4. ※4CalDigit:Element 5 Hub 仕様・接続条件 ↗
  5. ※5Tom’s Hardware:Thunderbolt 5ドック3機種のSSD試験条件 ↗
  6. ※6Windows Central:Thunderboltドックの実機レビューと選び分け ↗